GTM-MML4VXJ
Skip to main content
  1. ホーム >
  2. サービス >
  3. 業種/業務 >
  4. 自治体 >
  5. 導入事例 >
  6. 津市様 ‐ IPKNOWLEDGE 財務会計システム ‐

情報システムの運用経費を削減しながら、市民サービスの向上と事務効率化に取り組む

津市様 IPKNOWLEDGE 財務会計システム

IPKNOWLEDGE財務会計システムを導入し、財務会計業務の効率化に取り組む津市様を訪問。以前のシステムからのスムーズな移行のための工夫、導入による業務改善などについてお伺いしました。

[ 2012年7月2日掲載 ]

【導入事例概要】
業種 地方自治体
ソリューション 内部情報ソリューション
製品 IPKNOWLEDGE 財務情報システム

2006年1月1日、全国的にも例の少ない10市町村合併によって生まれた、新生「津市」様。大規模合併により、事務や事業の肥大化、経費の増加という状況に直面した同市は、大々的な行財政改革に取り組みました。システム面においては、情報システムの運用経費を削減しながら、市民サービスの向上と事務効率化を実現する新基幹情報システムが求められました。財務会計システムとして採用され、2010年秋、まず予算編成において運用が始まったIPKNOWLEDGEは、操作性の良さ、レスポンス面、そして柔軟な集計分析機能などにおいて高く評価されています。

【課題と効果】
1 10市町村合併後、歳出削減・歳入確保を通じた行財政改革が大きな課題に

運用経費の最適化を目指し、全庁のシステムベンダーを統一。財務会計システムもIPKNOWLEDGEに切り替えるなど、システム運用経費を年間約1億円削減
2 以前の財務会計システムでは、大量のデータを集計する場合などかなり時間がかかっていた

IPKNOWLEDGEに移行し、データ集計が大幅にスピードアップしたため、待ち時間が大幅に減り、業務効率も上がった
3 財政推計、実施計画は独自にプログラムを組み、システムから抽出したデータを入力していた

IPKNOWLEDGEシリーズの財政推計・実施計画を採用することで決算統計データと連携して10年推計などがスムーズに実施可能

新システム構築の経緯

新システム構築の背景についてお聞かせください

津市総務部情報企画課 情報企画担当副主幹(兼) 情報システム運用担当副主幹 前田 巧 氏の写真

津市総務部情報企画課
情報企画担当副主幹(兼)
情報システム運用担当副主幹
前田 巧 氏

2006年の10市町村合併後、歳出削減・歳入確保を通じた行財政改革が大きな課題でした。2007年度から2009年度を期間とした行財政改革実施計画の一環で、新基幹情報システムを構築することになり、ベンダーの統一によりシステム運用経費を全庁的に最適化しようと取り組んでいました。従来は、各課において業務に係るシステム導入していましたが、それらを同じ土俵に乗せ、機器も必要に応じて一新し、経費削減を実現することが目的でした。その結果、財務会計システムにおいてIPKNOWLEDGEを導入することになったのです。

財政課様がそれまでお使いになっていたシステムの状況を、お聞かせください

以前の財務会計システムは、カスタマイズし尽くされていました。理由は、掘り下げた分析を行うためでもありました。事業予算についていろいろな角度から集計をしたり、細かく分類したり、そのためのフラグ立てができるようにカスタマイズしていたのです。従前の担当者が「そこまでやりますか」と驚いたというエピソードがあるほどです。

徹底的にカスタマイズを加えたということは、たいへん使い慣れたシステムになっていたということです。以前のシステムをそのまま使い続けたいという声もありました。しかし経費を削減するため、今回のシステムではノンカスタマイズを基本に、運用を抜本的に見直すことによって、極力パッケージの標準機能を活用することになりました。もちろん、従来のように掘り下げた集計もしたいわけです。したがって、たいへん厳しい目でパッケージ選定にあたりました。その結果、IPKNOWLEDGEが採用されたのです。

システム導入時を振り返って

新システムをスムーズに導入するため、どのような工夫をなさいましたか。お聞かせください

カスタマイズを可能な限り抑えるという原則でスタートしました。標準機能を前提とした運用の見直しによって、従来のように業務が支障なく遂行できるかを現場レベルで検証し、「この程度の見直しであればオーケー」といった落としどころを定める必要があると考えました。時間も限られていたので、サブシステムを検証する担当者を決め、その中からリーダーを1人選出しました。担当者間で協議した結果をリーダーが取りまとめ、情報企画課のプロジェクトリーダーの「了解」を取ることで、現場の意見を迅速にまとめ、意思決定することができました。

津市政策財務部財政課 副主幹 岡 則幸 氏の写真

津市政策財務部財政課 副主幹
岡 則幸 氏

津市様の導入体制に対して、SE側の対応はどうでしたか

毎週月曜日に市側とSE側とで定例の会議をもち、金曜頃までに結論、方針を出していくという週間スケジューリングで進めました。カスタマイズが避けられない場合、それにかかる期間、またカスタマイズしない場合は代替案などを的確に提示していただいたので判断しやすく助かりました。

具体的な例では、以前のシステムとIPKNOWLEDGEとで予算科目の持ち方が異なる点をうまく吸収する代替案です。以前のシステムでは、それぞれの事業に節が独立してぶら下がっていたので無限に番号が持てました。一方、IPKNOWLEDGEでは節を共通の体系で持つため、以前と同じような持ち方では5年くらいで番号が足りなくなるのではと思われました。そこで提案いただいたのが、事業を詳細に設定することで、以前のように番号を運用する代替案です。結果的に、科目の見直しも合わせて行ったことで、業務効率向上につながりました。

本稼働に向けた操作研修についてどのような対策を講じたか、お聞かせください

操作研修において、前年度の予算数値を入力しました。せっかく入力するので、ダミー数値ではなく2010年度予算数値を入れれば、過去データも参照できるようになり、操作習熟と合わせてまさに一石二鳥です。また運用のシステムの予算データと照会すれば、新システムの操作が正しいかチェックもできます。本稼働でゼロから2011年度のデータを入力するのでは、チェックも甘くなるだろうし、何か対策はないだろうかと話し合っている中で、このアイデアを提案いただきました。新システム移行がスムーズに運んだ理由の一つです。

IPKNOWLEDGE導入のメリット

IPKNOWLEDGEに移行し、改善された点についてお聞かせください

レスポンスの問題が解決しました。以前のシステムの場合対象となるデータの範囲を広げ、大量のデータを集計する場合などかなり時間がかかっていました。「もっと速ければいいのに」とストレスを感じていた職員は多かったと思います。IPKNOWLEDGEに移行し、大幅にスピードアップしたので待ち時間が大幅に減った分、業務効率も上がりました。

津市農林水産部農林水産政策課 調整・企画管理担当主幹(兼) 企画員 上嶋 幹久 氏の写真

津市農林水産部農林水産政策課
調整・企画管理担当主幹(兼)
企画員
上嶋 幹久 氏

以前のシステムと比較し、操作性はどのように向上しましたか。お聞かせください

画面が見やすいので、操作に慣れるのも早かったと思います。たとえば必須入力の項目が一目でわかるようになり、操作の習熟に一役買っています。

少し使い慣れてきたところで、コード入力機能を使い始めた人が多いのではないでしょうか。当初はマニアックな機能かなと思いました。しかし操作に慣れてきますと、事業名を選択して、科目を選択してなどと複数回クリックしていたのと比べて、コード入力でパッと目的の画面を呼び出す方が速いのです。

また、操作マニュアルが整備されている点でも助かっています。以前のシステムは操作マニュアルが整備されていなかったので、前任者のメモなどに頼っていました。それも全ての操作をカバーしているわけではないので、異動で初めて財政課の業務についた職員は、ひととおり使えるようになるまでに時間がかかっていました。IPKNOWLEDGEの場合、操作マニュアルを参照するか、ヘルプ機能で確認することができます。操作に関する質問はほとんどありませんでした。

機能面でご満足いただいている点についてお聞かせください

これから本格的に活用していくことになるわけですが、財務会計の機能として、財政推計や実施計画機能が備わっているのが良いですね。決算統計データと連携して10年推計などがスムーズにできると期待しています。今まで、財政推計、実施計画については独自にプログラムを組み、以前のシステムから抽出したデータを入力して行っていました。IPKNOWLEDGEでは、こうした数字の管理がシステム内でできるので、誰でも簡単に10年推計が可能になるでしょう。

今後の展開について

システム活用において、今後どのような展開をお考えになっているか、お聞かせください

津市政策財務部財政課 主査 伊藤 伸 氏の写真

津市政策財務部財政課 主査
伊藤 伸 氏

今回のシステム導入では、システムに本当に必要な機能をゼロベースから精査し、必要最低限のカスタマイズを目標に行ってきました。各課から要求されたカスタマイズが真に必要なものかどうかはまだ実際の業務面からも見て精査しきれてないと考え、まずはシステムベンダー統一と、年間約1億円のシステム運用経費削減を実現しました。次回のシステムにおいてはさらなる効率化、経費削減のためにシステム自体の機能の充実、操作性の向上にも期待しつつ、今回のように各課と連携し、スクラップ・アンド・ビルド式の精査で業務の効率化、標準化の実現を目指していきます。

その上で、市民サービスのレベルを上げていくために、さらに新システムのパフォーマンスを最大限に利用するスキルを身につけていく必要があります。以前のシステムが「津市版」といわれるほどカスタマイズが加えられていた理由の一つは、旧津市が伝統的に財務計画などの推計に、非常に力を入れていたことがあります。それは市民サービス向上のために、10市町村合併で生まれた現津市でも踏襲していくべきことだと考えています。具体的には、本庁と9つの総合支所の管轄地域それぞれの特性、特質に応じた、きめの細かい予算編成が重要になってきます。そのためには、各総合支所ごとの予算を一括りに集計する、あるいは費目を追って集計するといった今以上に柔軟な集計分析機能が求められます。IPKNOWLEDGEはこの期待に十分応えてくれるものと確信しています。

IPKNOWLEDGEには、データを利活用するための使いやすい抽出ツールを、もっともっと充実させて欲しいですね。

後列左より三人目から 伊藤氏、岡氏。前列左から前田氏、上嶋氏

【津市様 概要】
所在地 津市西丸之内23番1号
代表者 津市長 前葉 泰幸
人口 288,096人(122,519世帯)(2012年4月30日現在)
職員数 2,640名(2011年4月現在)
ホームページ http://www.info.city.tsu.mie.jp/
津市のご紹介

唐人おどり三重県・津市。その名前は古代、日本三津(港)の一つに数えられた良港で、京に近いことで栄えた安濃津に由来しています。古代以来、港で栄えた当地は、江戸時代、伊勢国津藩藤堂氏の城下町、伊勢参りの宿場町として発展。真宗高田派の本山で、全国に約650の末寺を持つ専修寺、日本三観音の一つとされる津観音、平氏発祥伝説地、長野氏城跡など、歴史の町ならではの旧跡を見ることができます。また毎年10月には、約370年前に、津藩2代藩主高次公が始めた祭礼を起源とする「津まつり」が開催されます。その中でも唐人の衣装とおどけた面をかぶった行列が舞踏を披露する「唐人おどり」は、異国情緒漂う出し物として人気を博しています。この「津まつり」は、平成23年には2日間でのべ40万人にものぼる観客が訪れるなど、三重県内でも1、2を争う大イベントです。

津ぎょうざ最近、ご当地グルメとして話題を呼んでいるのが、直径15センチもの皮で包まれた迫力ある「津ぎょうざ」です。27年前、教育委員会が考案し、学校給食のメニューとして提供した揚げぎょうざが始まりです。その後子どもたちに大人気のこの「津ぎょうざ」を、津市を元気にしようと集まった若手グループ「津市げんき大学」が市内の飲食店にメニュー化を呼び掛け、ご当地グルメとしてスタートしました。その後もB-1グランプリなどのイベントにも積極的に参加しています。

自治体ソリューションご導入に関するお問い合わせ・ご相談

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。