GTM-MML4VXJ
Skip to main content
  1. ホーム >
  2. サービス >
  3. 業種/業務 >
  4. 自治体 >
  5. 導入事例 >
  6. 釧路市様 ‐ MICJET MISALIO 住民情報ソリューション ‐

市民サービスの向上、事務効率化、コスト削減を目的に行財政改革と一体による基幹システム最適化を実現

釧路市様 MICJET MISALIO 住民情報ソリューション

釧路市様は、独自構築したホストシステムを20年以上にわたって運用。業務の細部に至るまで「釧路市版」ともいえる使いやすさを享受する一方で、度重なる法制度改正による複雑化やシステム改修による作業負荷増大、多様化する市民ニーズへの対応という課題を抱えていました。今後も続発する法制度改正を見据えた同市は、統合パッケージによる基幹システム最適化に着手。行財政改革と一体で検討をすすめ住民情報ソリューション MICJET MISALIOを採用し、SEによる強力なサポートのもと、カスタマイズを抑えたシステム導入を実現しました。

[ 2013年1月10日掲載 ]

【導入事例概要】
業種 地方自治体
ソリューション 住民情報ソリューション
製品 MICJET MISALIO 住民情報ソリューション

「近い将来、導入が予想されるマイナンバー制度や今後も継続する法制度改正への対応を考えた場合、政府・関係省庁の動向に詳しく関連事業にも参加している富士通の提案は心強いと思っています」
釧路市 総務部 次長 本田 雄一 氏

【課題と効果】
1 法制度改正の度に改修を重ねたことで、システムが複雑化。今後の法制度改正への確実な対応、多様化する市民ニーズへの対応が困難になっていた

住民情報オールインワンパッケージの標準適用を図り、カスタマイズを抑制することで、法制度改正対応や市民サービスに向けた機能等、常に最新のサービスを一定料金の中で利用できるようにした
2 年度切替などの職員負荷の軽減、市民からの問い合わせに対する正確性の向上を図りたい

情報の一元化とデータの即時反映により、正確かつスピーディーに各種事務を行うことが可能となり、事務の効率化を図ることができた
3 今後予定されているマイナンバー制度や税徴収ルールの多様化に伴う業務量増大に対応したい

法制度改正にスピーディーに対応するシステム導入により、従来の開発等の作業負荷を軽減。事務検討に注力できるようになったことでマイナンバー制度対応に道筋をつけることができた

導入の背景

独自開発で使いやすい反面、システムの複雑化で改修が困難に

釧路市 情報システム課 課長 畑中 茂 氏の写真

釧路市 情報システム課 課長
畑中 茂 氏

釧路市様は北海道東部に位置する東北海道の中核・拠点都市。域内には日本最大の湿原として知られる釧路湿原やマリモで知られる阿寒湖などの国立公園があります。

同市は2008年12月、「釧路市行政情報システム再構築計画を策定」。その目的は1981年から運用していたホストシステムの見直しでした。同システムは市職員の手組みで構築され、きめ細かい部分で大変使いやすくなっていました。その反面、開発・改修を担当した職員以外では運用が難しい状況になっていたのです。

また、ハード面でレガシー化、ソフト面でブラックボックス化し、多様化する市民ニーズへの対応、業務の改善・効率化、法改正への対応が困難となっていたのです。

情報システム課課長の畑中茂氏はこう語っています。「人事異動で担当者が変わると複雑化した運用もあり、窓口業務などで小さなミスも発生していたため、システムの再構築の必要性が高まっていました」。

多様化、複雑化する税制対応で限界

釧路市 市民税課 課長補佐 佐々木 圭一 氏の写真

釧路市 市民税課 課長補佐
佐々木 圭一 氏

近年の税制改正もシステム再構築を促す要因でした。例えば、新しい控除方法などが採用されると税計算のルールが変更され、その都度、情報システム課と各税担当課がシステムの改修作業をくり返していました。

市民税課課長補佐の佐々木圭一氏はこう語ります。「システムは20年来改修を重ねてきた結果、いわゆるスパゲティ状態(複雑に絡み合っている状態)となっていて、部分的な改修が他部門のシステムに影響を及ぼす可能性がありました。そのためさまざまな影響を考えて点検用プログラムをつくり、テストをくり返さなければなりませんでした」。

これに加え、税徴収ルールの多様化が改修作業の負荷を高めていたといいます。年金特徴では調定や更正だけではなく、収納や還付まで広い範囲で影響があり複雑化しています。「つまり税額のデータだけでなく他部門のデータも関わってくるのです。各部門ともに、現行システムでの効率化の限界と、各業務間でシームレスな連携が可能な統合型パッケージシステムの必要性を感じていました」(佐々木氏)。

システム選定理由

運用管理コストの低減と法制度対応で期待

釧路市 情報システム課 課長補佐 内田 博 氏の写真

釧路市 情報システム課 課長補佐
内田 博 氏

2010年、システム選定は情報システム課中心で進められ、北海道道東地区で最大規模の拠点都市において、初のパッケージ標準適用を決定。住民記録、税などを統合する富士通の住民情報ソリューションMICJET MISALIOが採用されました。

情報システム課課長補佐の内田博氏はこう述べています。「総合的評価の結果ですが、今後の運用管理コストを抑えるためにも、各部門のカスタマイズを極力抑えたいとの要望に応えてくれるだろうとの期待も大きかったです」。

また総務部次長の本田雄一氏はこう語っています。「近い将来、導入が予定されるマイナンバー制度への対応を考えた場合、政府・関係省庁の動向に詳しく、関連事業にも参加している富士通の提案は心強いと思っています」。

導入のポイント

職員、SE協働によるパッケージ標準適用の実現

新システムの導入過程では、長年慣れ親しんだホスト運用からMISALIOの標準システム運用への変革に伴い、その事務手順の違いをどう解消するかという場面が随所で発生。

「職員とSEで協力し、パッケージ標準に合わせられる事務、合わせられない事務に整理しました。その中、パッケージに合わせることが難しい事務について、業務スキルを持つSEに代替案をいくつか提示いただき、丁寧に解決していきました」(本田氏)。「当初は、発生するギャップの一つ一つが難関に思えました。しかし代替案、その類似案と、次々に提案をいただきながら徐々にギャップをフィット。その積み重ねの結果、今があるのかなと思います」。

釧路市 総務部 次長 本田 雄一 氏の写真

釧路市 総務部 次長
本田 雄一 氏

また内田氏は、稼働直後をこう振り返ります。「初めのころはシステムに不慣れですから、どうしても操作につまずきました。窓口で市民の皆さんをお待たせしてはならないので焦るところです。しかし多くのSEが随所に張り付いてくれたおかげでスムーズな運用開始となりました」。

導入の効果と今後の展開

問い合わせ対応もスピードアップ

システム運用開始後、市民税課では次のような導入効果が得られています。まず入力作業が効率化されました。従来のホストシステムでは、操作できるのは1画面のみでしたが、Webベースの新システムでは資料データの画面や入力画面など複数表示できるため、入力効率が飛躍的に上がったのです。

さらに市民サービス面でも改善が見られています。「システムが統合化されましたので、市民の皆さんの税額・収納状況などの関連データや、それらの前年度データも簡単に引き出し、表示できるのです。問い合わせてきた方が、どの納税通知書を見ながらお話ししているかも容易にわかりますので、対応が正確かつスピーディーになりました」(佐々木氏)。

釧路市 市民税課 課長補佐 萩野 茂 氏の写真

釧路市 市民税課 課長補佐
萩野 茂 氏

そして、今後さらに多様化する税制度を見据え、市民税課課長補佐の萩野茂氏はこう述べています。「例えば、給付税付き税額控除が実施されますと、今まで申告を必要としなかった方々も手続きが必要となる可能性があります。当市の場合人口約18万人のうち2万人の方々が該当し、業務量急増が予想されます。その点、新システムで効率的な対応が可能ですから安心しています」。

業務効率化の実現、年度切替の作業時間が画期的に短縮

釧路市 資産税課 課長 和田 充 氏の写真

釧路市 資産税課 課長
和田 充 氏

資産税課においては次のような導入効果が現れています。第1に、長年の懸案だった償却資産のオンライン化が実現し業務効率が向上したこと。第2に、年度切替に伴う処理が驚くほど効率化されたことです。

「従来は切替処理に8時間以上かかっていましたが、新システム導入後はわずか10分で完了です。約1週間かかっていた準備期間も短縮されました。また資産税業務を全体的にみますと、オンラインでシステムに即時反映される業務が増えたため、かなりの省力化になりました。

しかし一部の業務ではかえって業務負荷が増えるなどの課題もあります。富士通にはこれらを改善するにあたり、ユーザーである自治体の多数意見はもちろん、少数意見もしっかりと受け止めていただき、MISALIOの機能強化に取り組んでいただきたいと望んでいます」(資産税課課長 和田充氏)。

また畑中氏は、「これからマイナンバー制度対応に取り組み、さらなる市民サービス向上として総合窓口の充実にも取り組んでまいります。新システムの機能に期待しています」と語っています。

富士通は、住民サービスの向上、TCO削減、事務改善など、多様化する自治体様ニーズにこれからも継続的に対応してまいります。

畑中 茂 氏、内田 博 氏、和田 充 氏、本田 雄一 氏、佐々木 圭一 氏、萩野 茂 氏の集合写真
左より 畑中 茂 氏、内田 博 氏、和田 充 氏、本田 雄一 氏、佐々木 圭一 氏、萩野 茂 氏

【釧路市様 概要】
所在地 北海道釧路市黒金町7丁目5番地
代表者 釧路市長 蝦名 大也
人口 182,424人(94,371世帯)(2012年9月末日現在)
ホームページ http://www.city.kushiro.lg.jp

自治体ソリューションご導入に関するお問い合わせ・ご相談

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。