新VPS強化ポイント
VPS MFG V15L21
「工程」をキーにした情報の作り込みの実現
「工程」をキーにして生産技術情報を作りこむための仕組みを実現しました。様々な場面でビジュアルなイメージを活用し、工程で扱う情報を感覚的に把握・編集することができます。
工程ブロック図
「工程ブロック図」は工程全体の流れを表します。
この例では、幾つかのユニットをサブラインで生産する工程に分けてあり、そのうちの一部は他工場で生産し、メインラインは川崎工場にあることを表しています。
川崎工場をクリックして詳細を確認します。
工場のレイアウト図面を下絵として取り込み、下絵に合わせて工程を並べます。
こうすることで、工程の流れだけでなく、ロケーションもイメージできます。
工程ツリー
「工程ツリー」は工程の階層構造を表します。
工場はラインに分かれていて、ラインは工程に分かれています。
工程毎の工数やその工程での完成状態を表すショット画像を確認したり、作業場所、工具などを確認できます。
工程部品一覧
「工程部品一覧」はその工程に必要な部品の一覧です。
単価や購入先を管理したり、工程の完成形状を確認します。
工程部品ビュー
「工程部品ビュー」で工程の作業後の状態を確認できます。
半透明のモデルは前の工程で組み立てられた部位です。
既に完成した部位との位置関係がわかります。
工程属性
「工程属性」は各工程の属性を管理します。工程名称、ショット画像、ドキュメント類、作業場所、必要設備などです。
完成形状のショットを確認したり、QC工程表や作業手順書のEXCELファイルなどを呼び出して確認します。
工程分担リスト
「工程分担リスト」は作業者毎の工程を検討します。佐藤さんの工程、鈴木さんの工程などです。
「工程ツリー」から工程を割り当てたり、他の作業者と工程を入れ替えたりして、合計工数を比較しながら工程バランスを調整します。
必要に応じて複数のパターンを検討します。人数別、生産台数別、仕向け別などです。