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Fujitsu

Japan

新VPS強化ポイント


VPS DMU, VPS MFG V15L19

3Dモデルを使って組立てイメージを伝達可能な組立動画を一括生成後、エンジニアの意図に合わせて詳細な表現をすることができますが、新VPSでは組み付け部品が小さい場合には自動的に拡大表示するなど、視点変更にかかる作業を大幅に削減します。

【組み付け対象部品を自動的に拡大表示】

VPSは組立動画から作業指示書などの帳票で利用するための静止画(スナップショット)を一括作成できます。新VPSでは、生成時に部品番号・名称などを静止画中に注記として自動挿入できます。これらの機能強化により組立動画の詳細編集作業時間を大幅に削減できます。さらに、組立動画の一括生成にかかる処理時間も大幅に短縮しています(従来比50%短縮:1000部品で構成されるデータでの値)。

【工程情報を図中に自動挿入】

CADデータに変更があった場合に、作成済みのVPSデータに変更部分を差し替える設計変更対応機能を強化し、変更前後の部品形状の比較表示、差し替えられた部品の色分け表示などを行えるようにし、自動判別できない部分の正確な差し替えと確認が短時間で行えるようになります。また、製品全体に対して変更のあった特定ユニットだけを対象に比較を行うこともできるようになりました。

【形状差分表示】

組立構成・手順を表すVPS manufacturingの製造フローの表示を切り替えることで、任意のバリエーションのみのフロー確表示、動画再生、帳票へのファイル出力が行えます。

【バリエーション切り替え表示】

工程フロー上に複数回登場する部品を表現する機能を追加し、仮組み(組み立ててから外してまた取り付ける)作業のような、複雑な組立工程も忠実に表現可能にしました。

【仮組み作業の表現】

VPSは3次元CAD構成から組立手順、組立構成に編集できますが、BOMから構成情報を取り込み、その構成に3次元CADの形状情報をマッチングすることを可能にしました。BOM情報を元にVPSデータを作成し、工程編集、組立動画作成、帳票作成などに利用できます。

VPS 製造指示Viewerを利用すると、VPS ManufacturingやVPS組立動画で作成した製造フロー情報、組立動画を生産現場に設置したディスプレイやタブレット端末などで閲覧できます。動画を使い、分かりやすく作業指示を行えるとともに、作業指示書の印刷配布にかかる工数削減とペーパーレス化も実現します。
このVPS製造指示Viewerは、既存の作業指示書と同様のレイアウトへの変更や他システムとの連携など、カスタマイズサービスで対応可能です。

これまでの日本語、英語メニューに加え、中国語(簡体字)メニューの提供を開始します。