医療法人 東整形外科クリニック 様

情報共有で患者一人ひとりへの医療の質を向上
業務の効率化により患者と接する時間を創出

課題
効果
課題患者をもっと知ることで医療の質を高めたい
効果全スタッフが必要なときに必要な情報を閲覧可能となり、治療に向けて予習と復習がしやすくなった
課題業務を効率化し、本来業務に集中する時間を創りたい
効果保管庫からの紙カルテの移動作業が不要になるなど、業務の効率化により患者と接する時間を創出

横浜市港北区菊名にある東整形外科クリニックは、運動療法を中心とするリハビリテーションに力を入れている。患者の立場に立ち、早期回復や体力維持を図るためだ。同院では整形外科とリハビリテーション科の情報の一元管理・活用を実現するべく、紙カルテから富士通の診療所向け電子カルテシステムHOPE LifeMark-SXに移行した。富士通とキヤノンITSメディカルのサポートのもと、ロールプレイングなどを通じ、移行に伴う様々な課題を解決。情報共有により患者をもっと知ることで、医療の質の向上を図っている。

導入の背景

情報共有により患者をもっと知ることで医療の質の向上へ

    人生100年時代を迎えるなか、健康で充実した暮らしを全うするために整形外科の重要性はますます高まっている。東整形外科クリニック院長の東氏は「年齢を重ねるのに伴い、健康で自立した生活を送るのは難しくなります。まず歩くことができる、脚力のある体を維持することが大切です。その手助けをするのが、私たち整形外科医の役目だと思っています」と話す。

    1976年開業、2代にわたり地域医療に貢献する同院は、整形外科、リハビリテーション科の診療を行い、事務も含め約30人のスタッフが心の通った医療に専心している。運動療法を主体としたリハビリテーションに力を入れている点も特徴だ。東氏は、「電気治療などの物理療法だけでは早期回復、予防対策など本来の目的を果たすことはできません。また通院が困難な場合は、往診に伺っています。介護保険をお持ちの方には送迎付きの通所リハビリテーションや訪問リハビリテーションも実施しています」と話す。

    患者第一の治療を実践する同院は、全スタッフが患者の顔や名前を覚え、通院時の患者の容体の変化にもすぐに気づけることを心掛けている。そのために、患者のストーリーを追うことが重要になると東氏は強調する。「患者さんの病気や通院頻度はもとより家族、趣味などを知ることでコミュニケーションが深まり、患者さんも相談しやすくなります。情報共有により患者さんのことをもっと知るために、紙カルテから電子カルテへの移行を決断しました」

医療法人 東整形外科クリニック
院長
東 航 氏
医療法人 東整形外科クリニック
事務職員
黒岩 恵子 氏
キヤノンITSメディカル株式会社
第二ソリューション本部
東京支店 営業第一課
グループリーダー
越智 康貴 氏
キヤノンITSメディカル株式会社
第二ソリューション本部
営業推進室
電子カルテ担当
スペシャリスト
世良 大介 氏

導入のポイント

信頼性と移行に伴う課題解決のサポート力を重視

    従来の紙カルテでの課題について、「毎日、院長と事務のスタッフが予約でリハビリに来院する患者さんの紙カルテを前日にカルテ棚から探し出し、次の診察や処方の時期を確認、予習し、当日片づける作業を繰り返していました。カルテの数は約60人分に及ぶため、多くの手間と時間を要していました」と東整形外科クリニック事務職員の黒岩氏は振り返る。さらに、整形外科とリハビリテーション科それぞれが紙カルテを作成し管理していたことから、情報共有ができていなかった点も課題だった。

    業務効率と情報共有の課題を解決する電子カルテの選定について、「長期間にわたり安心して利用できる信頼性を求めました。また移行に伴う現場の混乱を最小化するためにサポート力も重視しました」と東氏は語る。

    同院では、電子カルテの導入・運用支援を担うキヤノンITSメディカルが提案した富士通の診療所向け電子カルテシステムHOPE LifeMark-SXを採用。その理由について、「求めていた要件を高い次元でクリアしていたことに加え、画面の見やすさと、リハビリテーションの医師の予約情報を管理できる点もポイントとなりました」と東氏は説明する。

導入・運用のプロセス

ロールプレイングで運用の流れを確認し、課題を抽出

    整形外科では、診察以外にも、診察とリハビリテーション、リハビリテーションのみなど様々な受診パターンがあり、患者の院内動線も複雑だ。「今まで、複雑な院内動線を紙の指示書で誘導していましたが、これを電子カルテで実現できるかが不安でした。そのイメージを掴むためにキヤノンITSメディカルに電子カルテ導入施設の見学をお願いしました」と黒岩氏は話す。見学後、同院ではキヤノンITSメディカルのサポートのもと患者の来院を想定したロールプレイングを実施。「当社はクリニック向け電子カルテの豊富な導入実績とノウハウを有しておりますので、ロールプレイング後に課題の指摘やアドバイスをさせていただきました」と同社の越智氏は話す。

    同院への導入ではPCに触ったことのない看護助手への対応も課題となった。同社の世良氏は、「電子カルテへの苦手意識の払拭を目的に体験セミナーも実施しました」と話す。黒岩氏は同社のきめ細かい対応について「PC超初心者の看護助手さんが入力しやすいように、助手さんが使う部分だけ目立つ色に変更してもらったり、ワンクリックで行えるようにしたりと、ロールプレイングで気づいた課題に対し親身に応えてくださいました」と高く評価する。

導入効果と今後の展開

毎日の紙カルテの移動が不要となり本来業務に集中

    2018年2月に本稼働後、電子カルテは安定稼働を続けている。導入効果について黒岩氏はこう話す。「毎日の紙カルテの移動作業がなくなり、業務負荷の軽減とともに、患者さんにお声がけする時間的余裕が生まれました。また指示書の電子化により、患者さんがどこで何をされているのかが、事務もリハビリテーションの医師も一目でわかるため患者さんの動線を最適化し、待ち時間の短縮も図っています。また過去カルテの絞り込み検索機能により新人の事務職員でもその患者さんの薬の情報などを簡単に確認することが可能です」

過去カルテの絞り込み表示

過去カルテの絞り込み検索機能により新人の事務職員でも
その患者の薬の履歴など知りたい情報を、キーワードで簡単に確認することが可能


    過去カルテの内容のコピー&ペーストなどにより、診断書をはじめさまざまな書状作成の効率化を実現できたと東氏は話し、情報共有の効果について言及する。「必要なときに必要な情報を見ることができるため、私も含め全スタッフが治療に向けて予習と復習がしやすくなりました。他にも、電子カルテに『ヒマラヤ登山予定』といったような付加情報を記載するようにしており、それを見ることで事務職員や看護助手が患者さんに話しかけるきっかけとなっています。整形外科とリハビリテーション科の情報共有により、リハビリテーションの医師が久しぶりに来院された診療のみの患者さんに声をかけに来るなど、シナジー効果も生まれています」

    タブレットも導入し、レントゲン室でのオーダーの確認や、PC利用中のカルテ内容のチェックに活用している。今後について東氏は「もっと電子カルテを使いこなし、患者さんのストーリーを追うことで医療の質の向上を図っていきたい」と意欲を見せる。富士通はこれからも現場の声を大切にHOPE LifeMark-SXを進化させることで、健やかな暮らしを支える診療所の活動を支援していく。

タブレットを導入し、レントゲン室でのオーダーの確認に利用。
またPC利用中でも他の看護師がカルテ内容のチェックが可能に

お客様プロフィール

医療法人 東整形外科クリニック 様

院長 東 航
開業 1976年
住所 〒222-0011  神奈川県横浜市港北区菊名2-25-1
診療案内 リハビリテーション、通所リハビリテーション、訪問リハビリテーション、スポーツリハビリテーション、神経ブロック治療、骨粗しょう症、往診
ホームページ http://www.higashi-clinic.jp/ 

販売会社プロフィール

キヤノンITSメディカル株式会社

ホームページ https://www.canon-itsmedi.co.jp/inquiry/ 

本社

所在地 〒140-8526  東京都品川区東品川2-4-11 野村不動産天王洲ビル
TEL 03-6701-3615

大阪事業所

所在地 〒550-0001  大阪府大阪市西区土佐堀2-2-4 土佐堀ダイビル
TEL 06-7635-5962

*本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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