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株式会社滋賀銀行様

コストを抑えた二重化システムで、万一にも備えた安定環境を構築

滋賀銀行 本店

滋賀銀行 本店

2016年4月からスタートした第6次中期経営計画のメインテーマに「チェンジ&チャレンジ」を掲げる滋賀銀行は、より地域に密着したお客さま中心のサービスを提供する銀行を目指して、果敢に改革に取り組んでいます。その一環としてよりよいサービスを迅速に提供するための基盤に、富士通の勘定系システムのアウトソーシングサービス「FUJITSU Financial Services Solution FSPS」(以下FSPS)を採用しました。富士通の東西データセンターのシステム基盤を他行と共同利用することでコストを抑えながら、独自システムを利用して自由度を確保。本番系とバックアップ系をほぼリアルタイムに結び、万一災害が起きてもすぐにバックアップ系に切り替えられる体制を整えました。

「FSPS」の導入背景や導入時の工夫、効果などについて、執行役員 システム部長 中島様、部次長 前田様、課長 髙津様、調査役 今井様にお話を伺いました。

(インタビュー日:2017年2月1日)

自由度の確保と安定稼働・災害対策を両立しコストも抑制

執行役員 システム部長 兼 総合企画部ICT戦略室参与 中島様

執行役員 システム部長
兼 総合企画部ICT戦略室参与
中島様

金融機関にとってシステムの安定稼働は、経営に欠かせない条件です。しかもその中心を担う勘定系システムは、銀行業務が多角化するにつれ複雑になる一方、情報系システムや全銀システム、統合ATMなど外部システムとの連携が増加しています。一方で、FinTechと呼ばれる新しい金融サービスも続々生まれており、そのような動きにも対応していかなければなりません。もちろん、コストの抑制も欠かせません。

このような環境のなか、これからの勘定系システムをどうすべきかと考え、まず複数の銀行がシステムを共同利用する共同化システムについて検討しました。多くの銀行を訪問し、意見交換する中で、確かに勘定処理を伴う制度対応にはコストメリットがあり、災害対策のためのバックアップシステムなど優れた面がある一方で、機能面ではどこも大差はなく、新しいサービスを始めたいと思っても、各行の調整が必要で、すぐにスタートできないといった問題があり、当行としての導入メリットはないと判断しました。

自由度を確保したうえで安定稼働でき、コストメリットも得られるしくみはできないものかと富士通に相談したところ、提案してもらったのが基盤共同利用サービス「FSPS」です。

東西システムの同期をとり、バックアップも定期運用

部次長 前田様

部次長 前田様

FSPSは、西日本と東日本にある富士通のデータセンターに共同基盤を構築し、その上で複数の金融機関のシステムを稼働させるというアウトソーシングサービスです。東西のシステムは、ほぼリアルタイムに同期をとっています。通常は西日本のデータセンターの基盤を利用しますが、月の休日のうち1、2回は東日本のデータセンターの基盤に切り替えて稼働させます。普段から定期的に切り替え運用を行うことで、万一の際にもスムーズな切り替えを実現できるように工夫されています。

自行でデータセンターを保有しており、当初はその設備を活用した方がコスト削減できるのではないかと考えていました。しかし、富士通のデータセンターを利用することで基盤を共有する金融機関を募った方が全体のコスト削減につながるというアドバイスを受け、この構成を選択しました。勘定系システムが富士通のデータセンターに移ったとしても、当行には別に100余りのサブシステムがあるので、それらを当行のデータセンターで運用しています。

今回の共同基盤構築の検討は、2013年ごろ、まだFSPSというサービス名称がなかったころからスタートしています。翌2014年に具体的な計画を策定し経営の承認を得て、プロジェクトが本格的にスタートしました。承認へ向けて、富士通は当行のニーズを取り込み、他行も含めて受け入れ可能なサービスを提供してくれました。高い自由度がありながら、安定した高性能処理基盤を安価に利用できるようになり、感謝しています。

滋賀銀行様ご利用イメージ

滋賀銀行様ご利用イメージ

システム基盤の刷新により処理性能が2倍近く向上

アプリケーションは従来同様、当行の開発保守メンバーに担当いただきましたが、共同基盤はアプリケーションとは別の富士通グループ会社に担当いただきました。同じ富士通グループとはいえ会社が違えば意思疎通も悪くなりがちですが、富士通はグループ全体でお互いの業務をオーバーラップさせながらカバーしあい、開発は非常にスムーズに進みました。

今回システム基盤が新しくなったことで、処理性能が従来に比べて大幅に高速化しました。例えば、従来45分かかっていたバッチ処理が15分になるなど、大幅な効率化が実現しています。一方、アプリケーションではデータ作成タイミングが前倒しとなったことで、後続処理の待ち合わせに不整合が出たケースや、共同基盤では当行の構成とFSPSの構成にズレがあり、調整が必要なケースもありました。このような問題をすべて洗い出し、整合性をとる作業を全システムに対して行う必要があり、受け入れテストは1年間かけて綿密に行いました。

課長 髙津様

課長 髙津様

調査役 今井様

調査役 今井様

システム基盤の安定化によりサービス開発により注力

2017年1月4日からFSPSでのサービスを開始しました。今までにないシステム環境なので、事前に監督官庁への説明を行いましたが、「新しい仕組み」と評価を受けています。今回大幅なアプリケーション変更はしていませんが、休日取引の反映方法を変えることで業務内容の拡大ができたのも、結果的に採用メリットのひとつとなりました。休日バックアップ系での切り替え運用に関しても、FSPS基盤は問題なく稼働しています。

今回FSPS基盤を活用したことにより、高性能な処理基盤をより安定的に運用できるようになり、万一の災害時にもすぐに切り替えて運用できる体制が整ったことで、お客さまにより安心してご利用いただけるようになりました。当行としても基盤運営を任せられるようになったことで、その上で提供するサービスをより洗練させることに専念できるようになりました。

また、今回のシステムが他銀行からも注目されており、新しくFSPS利用行が増えると聞いています。コスト面はもちろん、仲間が増えることでユーザー同士の情報交換が可能になることも期待しています。

今回導入したシステム基盤を活用し、さらにお客さまに喜んでいただけるサービスを提供していきたいと考えています。

お客さまプロフィール

名称 株式会社滋賀銀行
所在地 滋賀県大津市浜町1番38号
設立年月日 昭和8年10月1日
預金 4兆4,422億円
貸出金 3兆3,732億円
ホームページ http://www.shigagin.com/Open a new window
滋賀銀行

(平成28年9月30日現在)

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本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等はインタビュー日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。