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SaaS型サービス利用で手作業による図書館業務を短期間にシステム化 生徒主体の創造的な学校図書館利用のステージへ前進

江戸川区立 上一色中学校様 外観

江戸川区立 上一色中学校様 導入事例


江戸川区立上一色中学校様は、朝の短学活の時間を利用した読書活動など、生徒の読書意欲向上に積極的に取り組んでいます。生徒・教師・保護者、ボランティアが一体となって行った図書館リニューアルもその一環。2011年夏、区教育委員会の積極的支援を受けることになった同校は、図書業務支援システム SaaS型図書館サービス導入に着手。同年10月には蔵書すべての登録を終え、11月には運用を開始。書誌登録、図書の貸出返却業務の効率化を実現した今、次に目指すべき読書啓発活動の道筋も見えてきたといいます。

[ 2012年11月19日掲載 ]

【導入事例概要】
種別: SaaS
サービス: SaaS型図書館サービス LS@SCHOOL
選んだ理由: 本のデータ登録が簡単に行える。多くの導入実績があり信頼出来るシステムであること。
採用のポイント: 機器の管理に手間がかからず、使うことに専念出来ること。
業種: 公立中学校
【課題と効果】
1 貸出返却時の待ち時間を解消し、年度初めの利用者登録、進級に対応する手続きの負荷を減らしたい バーコード処理により貸出返却手続きが簡略化し利用が増えた。また、登録情報がデータ化され大幅に効率化した
2 図書の利用状況を把握し、充実した蔵書計画を立て、読書指導にも力を入れていきたい 生徒の利用状況が自動的に記録されるようになり、図書館全体あるいは生徒一人ひとりの図書指導などの道が開けてきた
3 図書委員による読書啓発活動に力を入れ、生徒の読書意欲をさらに向上させたい 貸出返却手続きが簡略化したことで余裕が生まれ、図書新聞づくり、PR・啓発など図書委員の活動内容が創造的になってきた

icon-form 本事例に関するお問い合わせ

江戸川区立上一色中学校 学校長
石上 和宏氏

「図書館が使いやすくなることでより多くの生徒たちが来館するようになりました。今後、さらに多くの生徒が利用してくれることを期待しています。利用傾向から、次に実践するべき図書館利用、図書教育を考えるヒントを得たい。コンピュータを利用するメリットは、まさにそこにあると思っています」

導入の背景

文「部」両道を目指して図書教育に力を入れる

江戸川区立上一色中学校 学校長 石上 和宏 氏の写真
石上 和宏
江戸川区立上一色中学校
学校長

上一色中学校は「自ら学ぶ生徒の育成」、「心身を鍛える生徒の育成」、そして「社会をつくる生徒の育成」を学校経営方針として掲げ、実践に力を入れています。学校長の石上和宏氏は、近年とくに「自ら学ぶ生徒の育成」の一環として、読書活動の啓発に力を入れる理由について、こう語っています。「当校はとくに運動部の活動が盛んで、各部の活躍はめざましく、職員室前の廊下には数多くの大会で獲得した優勝旗やトロフィーがずらりと並んでいます。そこで文『部』両道を目指し、学力と部活動等の他に集中できるものを見つけさせるように心がけています。

文は学習で、とくに読書です。読書は知的好奇心を高め、学ぶ力を養ってくれます」。実際に、同校の読書活動啓発は生徒たちの心をうまくとらえています。運動が大好きという生徒を意識して、スポーツに関係する人気の読み物を取り揃えるなどもその一つ。部活動の合間を縫って図書館に足を運ぶ生徒が着実に増えているといいます。

区教育委員会の勧めでシステム利用にチャレンジ

2011年夏、同校は図書館整備に取りかかりました。児童文学評論家のアドバイスに沿って大幅に蔵書を増やし、壁面を明るく塗り替えるなど内装もリニューアル。作業は、生徒・教師・保護者と地域のボランティアの方々が力を合わせて進められました。
「システム利用による図書館業務の効率化は、こうした取り組みを区教育委員会に評価していただいたことがきっかけでした。区の勧めで、本の管理をバーコードで行い、さらに利用しやすい図書館にしようと、すでに他校で利用が始まっていたLS@SCHOOLを導入していただくことになったのです」(石上氏)。

導入の実際

SaaSサービスならではのスピーディーなスタート

SaaS型図書館サービス LS@SCHOOLの利用開始にあたっては、すべての蔵書を登録する必要があります。初めてシステムを利用する同校にとってこうした準備は、作業内容や量がどのようなものか把握が難しかったといいます。もちろんSaaSサービスの利用も初めてです。

江戸川区立上一色中学校 理科担当教諭 齊藤 秀一 氏の写真
齊藤 秀一
江戸川区立上一色中学校
理科担当教諭

図書委員を担当する3人の教員の1人、理科担当教諭の齊藤秀一氏は、こう語っています。「夏休み中に図書館の改装を終え、9月末、いよいよ蔵書1冊1冊にバーコード用のラベルを貼る作業に取りかかることになりました。しかし図書委員の生徒を動員して書架ごとに担当を決め進めました。登録作業は、作業時だけ入力用としてパソコンを3台増強。当初は大変な作業量かと思われましたが、地域のボランティアの方と区立図書館の方々に手伝っていただくことで、予定より1日早く、土日の2日間で完了しました」。

蔵書登録の方法と、サービスの操作説明は1回、約2時間。もちろんSaaSサービスゆえにサーバ設置の必要もありません。翌11月からは、図書委員の生徒さんとそれを見守る教員の方々によってLS@SCHOOLの利用がスタートしたのです。

新学期に集中する図書館管理業務を軽減

サービス利用開始後、大きく変わったのは同校図書館の貸出返却にかかる時間です。従来の貸出手続きは、貸出を希望する生徒が本と付帯する貸出カードに記名しカウンターに持参。対応にあたる図書委員がクラスごとに分類された個人カードから当該生徒のカードを探し出し、貸出カードと一緒に保管するという作業が必要でした。そのため、カウンター前に手続き待ちの生徒たちが行列をつくることもありました。「一連の手続きは、ラベルにバーコードリーダーを当てるだけで処理されるようになりましたから、貸出も返却も秒単位で済むようになり、行列はなくなりました。とくに3月末から4月上旬に集中する新入生の個人カードづくりやクラス替え伴う個人カードの再分類、書誌登録などの作業をシステムに任せられるようになったことは、同時期に多忙を極める私たち教師にとって大助かりです」(齊藤氏)。

リニューアル後、2つの図書館の写真
リニューアル後、2つの図書館は、読み物を集めた1室(右)と、調べ学習に便利な資料図書を集めた1室(左)になりました。

導入効果と今後の展開

図書館を利用する生徒が倍増

システムをもっともよく利用するのは、生徒モード画面を操作して貸出返却手続きにあたる図書委員の生徒さんです。サービス利用開始から約1年。図書委員としての作業、利用者の様子、そして図書館の雰囲気について次のように述べています。「コンピュータを使うようになって貸出や返却が簡単になったことで、図書館がとても利用やすくなりました」(3年女子図書委員)。「図書館利用者が倍くらいに増えたと思います。図書館がきれいになって本が増えたこともその理由だと思います。細かい手続きをコンピュータがやってくれるので、本棚の整理や図書新聞づくり、お薦めの本を黒板に書いて知らせるといった宣伝に時間を振り向けられるようになりました」(3年男子図書委員)。 また、齊藤氏は図書委員担当の教師の立場からこう語っています。「先日、蔵書の状況を把握するため、初めてコンピュータを使ってデータを引き出しました。マニュアルをじっくり読んでいる余裕はないので、画面の表示を細かく見ながらでしたが操作できました。ゆくゆくは、生徒一人ひとりの利用状況などを把握して、個人レベルの読書指導に役立てられればよいなと考えています」。

江戸川区立上一色中学校様の運用サービス図です。購入した図書の蔵書管理から利用者の貸出返却手続きなど図書館の運用効率化をSaaS型図書館サービス LS@SCHOOLで実現しています。図書の利用状況は、専用端末の読書通帳機で記帳することで生徒自身が確認できます。サービス利用にあたり、セキュリティや各種障害対応についてオンラインサポートを富士通データセンターが行っています。

さらに創造的な図書館利用、図書教育を目指して

石上氏は、図書教育を積極的に推進していこうとの立場からシステム利用の意味をこう語っています。「図書館が使いやすくなることでより多くの生徒たちが来館するようになりました。今後、さらに多くの生徒が利用してくれることを期待しています。利用傾向から、次に実践するべき図書館利用、図書教育を考えるヒントを得たい。コンピュータを利用するメリットは、まさにそこにあると思っています」。

その上で石上氏は、上一色中学校における学校図書館の将来像についてこう語っています。「すでに当校では、コンピュータと読書意欲を刺激するため生徒一人ひとりに『読書通帳』を発行し記帳する仕組みとLS@SCHOOLとを結びつけ、読書活動を牽引しています。将来的にはもっと創造的な読書活動に繋いでいきたいですね。例えば、図書委員たちが生徒にアンケートをとった結果からお薦めの本を準備し、部活で忙しい生徒たちにアピールしていくといったこともできそうです。クラウドコンピューティングに詳しくはないのですが、できるのではないかと期待しています」。
富士通はこれからもクラウドサービスを進化させ、子どもたちの読書意欲啓発活動を支えてまいります。

文学、伝記、国際などのアイコンラベルが貼付された本の背表紙の写真
本の背表紙には文学、伝記、国際などのアイコンラベルが貼付。生徒にわかりやすく分類され配置されています。

【江戸川区立上一色中学校様 概要】
所在地 〒133-0041  東京都江戸川区上一色1-8-11
学校長 石上 和宏 氏
設立年 1962年
生徒数 409人(2012年4月1日現在)
ホームページ 江戸川区立上一色中学校 ホームページ新規ウィンドウが開きます

【導入事例(PDF版)】

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