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「みんなが良くなる」ことが教育の原点
子どもたちの主体的・対話的な学びを支えるICTの力

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川崎市立川崎小学校様 外観

川崎市立川崎小学校 様
導入事例


神奈川県川崎市立川崎小学校(以下、川崎小学校)は、子どもたちの主体的かつ対話的な学びにより、知識基盤社会を生き抜く汎用的な能力を養っていくことを目指したアクティブ・ラーニングを推進している。この取り組みを支援しているのが、タブレットをはじめとする富士通の文教ソリューションだ。互いに教え、学び合う協働的な学びを実践し、子どもたちの思考力・判断力・表現力・想像力・コミュニケーション能力を高めていく。

[ 2016年10月19日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 文教
ソリューション: FUJITSU 文教ソリューション K-12 学習情報活用 知恵たまOpen a new window
FUJITSU 文教ソリューション K-12 協働学習支援 マーナビケーションOpen a new window
FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q506/ME スクールタブレットOpen a new window
【課題と効果】
1 知識基盤社会が進んでいく今後の社会で子どもたちに求められる思考力やコミュニケーション力などの汎用的な能力を養っていく必要があった ICTの活用によって、他の児童がつくった資料に自分の意見を付け足すなど、コミュニケーションが促進され、子どもたちが思考をどんどん膨らませるようになった
2 一部の子どもだけでなく全員が挙手して主体的に学べる環境づくりが求められた 児童の考えや意見が共有・可視化され、発言に積極的でない子どもも安心して挙手できるようになった

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導入の背景

全員挙手で「みんなが良くなる」
川崎小学校の目指す教育の原点

川崎小学校では、子どもたちの主体的・対話的で深い学びを実現し、これからの時代に求められる資質・能力を育成する、いわゆるアクティブ・ラーニングに重きを置いた教育活動を実践している。

「私たちが行っているのは、決して特別な教育ではありません。どこの学校でもできるものです。」と強調する同校の吉新一之校長は、アクティブ・ラーニングに対する思いを次のように語る。

「一番大切にしているのは、学校や教室といった集団の中で子どもたちが安心して過ごし、学べるようにすることです。子どもたち同士で教え合い、助け合い、積極的に手を挙げて授業に参加し、みんなで良くなることを目指しています。このような環境の中で、『発言をつないで、論理的に思考していく』、『考えを統合して概念を形成していく』、『相手の考えの根拠を理解し、認め受け入れ、折り合いを付ける』、『多面的・多様な考えを出し合い、協働して問題を解決していく』といった汎用的な能力を養っていくための取り組みを、年々積み重ねてきました」

2012年に吉新校長が教員に配布した「教師の秘伝」という3編の冊子の中には、この教育活動の指針と実現するための具体的な手立てが示されている。一貫して語られているのは、全員が挙手して主体的に学べる集団づくりの視点だ。

例えば、自分から挙手して発言できない子どもがいるとき、教師はどうすべきだろうか。「間違ったらからかわれるなど、どの子も安心して過ごせる集団になっていないのではないか」「そもそも全員が挙手できるような、実態に合った発問になっていないのではないか」「恥ずかしがり屋や緘黙など、子どもたち個人の問題をしっかり捉えた指導ができていないのではないか」という3つの視点で見直してみるという。

そして、全員参加の話し合いを目指して、思考力・判断力・表現力・コミュニケーション能力を養っていく。また、学校生活で起こった問題を、みんなの問題として共有化し、話し合って解決して、規範のある集団をつくっていく。これが川崎小学校が目指す教育の姿である。

川崎市立川崎小学校 校長 吉新 一之 氏の写真
吉新 一之
川崎市立川崎小学校
校長

導入のポイント

イノベーションにつながる大きな可能性をもつICT
ルーブリックの評価規準にも明示

こうしたアクティブ・ラーニングを支援するツールとして、川崎小学校が積極的に導入を進めているのがICTだ。

「これからの知識基盤社会では、仕事や生活で必要な情報を自分自身で集め、主体的に活用していく力が必要であり、そこでの有効な手段となるのがICTです。また、必要な情報を単に集めるだけでなく、その情報をつないでいくことで、新たな考え方を持つことができたり、新しいものを生み出したりすることができます。そんなイノベーションにつながる大きな可能性をICTは持っています」と吉新校長は語る。

川崎小学校では、この考え方を元に、2014年10月から「富士通 明日の学びプロジェクト」の参加校として授業におけるICTの活用をスタートした。富士通のスクールタブレット、ならびに「K-12 学習情報活用 知恵たま」、「K-12 協働学習支援 マーナビケーション」を日々の授業の中で活用している。

川崎小学校では、育成したい資質・能力の評価規準としてルーブリックを活用しており、20からなる全学年共通の評価規準の1つに「ICTの有効性と特徴を知り、課題追究の学習において積極的に活用して自分の考えを深めていく力」という規準を設けている。

「子どもたち自身が目的に応じて機器の使い方を考え、効果的な学習方法を実践できるようになることも、本校ではICT教育の重要な点だと考えています」と吉新校長は語る。

川崎市立川崎小学校 授業写真

導入の効果

子どもたち全員の授業への参加意欲を底上げできた

導入から約2年が過ぎた現在、これらのICTは実際の授業の現場で大きな効果を生み出し始めている。

「知恵たまを使うと、共有した資料にタブレット上で子どもたち自身が自由に書き込みを行うことができます。これが大きなポイントです」と語るのは、丸山絵里香教諭だ。

「6年生になると子どもたちは、それぞれ自分なりの資料を作れるようになります。面白いのは、その資料を見た友だちが共感した部分を強調する印をつけたり、自分の意見を付け足したりしていることです。友だちの意見をヒントに、自分の思考をどんどん膨らませているのです。子どもたちが持っている潜在能力は本当にすごいものがあり、それを上手く引き出していけるところにICTの良さがあると実感しています」(丸山教諭)

また教師の立場からは、「これはいい」と思った教材や資料をタブレットのカメラでその場で撮り、教室全員で瞬時に共有できることも、知恵たまを活用する大きなメリットだ。「これまでのようにプリントを作って配るといった手間やストレスはなくなり、子どもたちの興味や疑問にすぐに応えることができます」と丸山教諭は語る。

5年生を担当する窪志郎教諭も、「一人ひとりの子どもたちの授業への参加意欲を底上げしていくうえで、ICTは大きく貢献しています」と語る。

川崎市立川崎小学校 教諭 丸山 絵里香 氏の写真
丸山 絵里香
川崎市立川崎小学校
教諭

川崎市立川崎小学校 教諭 窪 志郎 氏の写真
窪 志郎
川崎市立川崎小学校
教諭

「マーナビケーションでは、例えばある質問に対して他の友だちがどんな意見を持っているのか、タブレットを介して見ることができます。自分とよく似た考えや意見を持った友だちが周りにいると知ることで、引っ込み思案だった子どもも安心して手を挙げられるようになりました」(窪教諭)

さらに子どもたち自身のアイデアにより、児童集会でタブレットを使ったスタンプラリーを行ったり、体育の授業で自分や友だちの動きを確認するのに使ったりと、活用の幅はどんどん広がっているという。

写真1: 知恵たまでは、生徒が集めた情報や作成した内容を簡単に提出し蓄積することができる

写真1: 知恵たまでは、児童が集めた情報や作成した内容を簡単に提出し蓄積することができる

写真2: マーナビケーションでは、児童の手元にあるタブレットに書き込んだ内容を電子黒板に反映し、全員で共有することができる

写真2: マーナビケーションでは、児童の手元にあるタブレットに書き込んだ内容を大型提示装置に反映し、全員で共有することができる

今後の展望

根気よく活動していくことで子どもたちの能力をさらに引き出す

川崎小学校における対話を中心としたアクティブ・ラーニングの取り組みは、ICTによって確実に前進しているようだ。

「タブレットに必要な情報を入れておくことで、教師は自分の考えの根拠にしたり、教室で共有したり、複数の資料と関連させたりといった活用を容易に行えるようになりました。その結果として、子どもたちの間からも考えの根拠を明確にした発言が多くなり、授業に深みが出てきているようです」と吉新校長は手応えを示す。

もっともタブレットの導入当初は、話し合いのテンポが遅くなり、授業が間延びした感じになってしまうといった課題があったというが、次第に使い方のスタイルが定着していき、子どもたちへの多様な対応を行えるようになった。「だからこそ根気よく活用していく我慢が必要です」と吉新校長はアドバイスするとともに、変化の激しい今後の社会を生き抜く子どもたちの資質向上にICTを役立てていく考えだ。

川崎市立川崎小学校 授業写真

【川崎市立川崎小学校様 概要】
所在地 〒210-0024 神奈川県川崎市川崎区日進町20-1
概要 創立は明治6年で、140年を超える伝統を有する。児童数は676名(2016年9月29日現在)。よく考える子(創造的思考)、思いやりのある子(豊かな情操)、健康でたくましい子(体力)、やりぬく子(実践力)を育てることを教育目標とする。
ホームページ 川崎市立川崎小学校 ホームページOpen a new window

【導入事例(PDF版)】

学びの場で安心して使える
スクールタブレット

Intel InsideR 飛躍的な生産性を

教育現場のニーズを形にしたタブレット
「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q506/ME」

ご紹介した「FUJITSU Tablet ARROWS Tab Q584/K」の外観の写真

近年、教育の現場にタブレットを導入し、授業で活用する学校が増加しています。そんな中で求められるのが、どのような学習環境でも子どもにとって使いやすく、故障の心配を最小限に抑えた“真に教育現場に最適なタブレット”です。スクールタブレット「ARROWS Tab Q506/ME」は、これまで長年にわたって教育機関の課題にICTでサポートし続けた富士通だからこそ実現できるさまざまな魅力が凝縮されたタブレットです。

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