超高速インメモリデータウェアハウス
Oracle Databasae In-Memoryのインメモリでの高速処理とSPARC M10のSoftware on Chipにより、超高速データウェアハウスが実現できます。
Oracle Database In-Memory の特徴
- 1. インメモリ・デュアル・フォーマット
- 2. 導入の容易性
- 3. 既存資産の保護
1. インメモリ・デュアル・フォーマット
既存のOracle Databaseの構造に加えて、インメモリでの検索環境を追加した他社にない特徴を持つ。
- 既存のOracle DB(ロー型)と同時にインメモリで高速検索を可能にするカラム型フォーマットを保持
- 業務で更新されるデータを自動的に反映
- 常に最新のデータの参照が可能

【カラム型フォーマットが速い理由】
- ロー型は行単位の処理。カラム型は列報告方向にデータをまとめて扱う
- 行単位での処理に比べ、分析や集計等のカラム単位の処理は非常に高速

2. 導入の容易性
通常のOracle Databaseの環境に対して、以下の考慮をするだけで、超高速検索環境ができる。
- 物理メモリの確保
- カラム型フォーマットで使用するメモリ容量を設定しインスタンス再起動
- カラム型フォーマットで使用する表、パーティション等を選択
3. 既存資産の保護
Oracle Database In-Memoryは既存のOracle Databaseに参照専用の構造を追加しただけ。このため、既存のOracle Databaseに対する運用、アプリケーションインタフェースは一切変わらない。
- アプリケーションの変更なし
- データ・フォーマットの変更なし
- バックアップなどの管理方法に変更なし
- 既存の拡張性・可用性・セキュリティを維持
SPARC M10による超高速Database In-Memory
SPARC M10のSoftware On Chip(SWoC)でさらに超高速を実現
M10+In-Memory DBテクノロジの相乗効果
富士通だからできるDatabase In-Memoryの高速化
サーバ開発、OS開発に加え、データベース開発でもOracleと協業
超高速データウェアハウス基盤の提案
Before
- 集計・分析や処理が遅い
- 日次などのバッチ処理で出^他の連携を行っている場合、リアルタイム性が低い
- データウェアハウス専用機の場合、専任のコンサルタントや専門性が必要


After
- インメモリの効果により、分析処理性能が大幅に向上、データベースの負荷も減少
- Oracle Databaseのスキルセットで運用管理
- SQLやアプリケーションからは、透過的なのでSQLやアプリケーションの改修は不要

Oracle超高速インメモリデータウェアハウスソリューション紹介
オラクルインメモリ列ストアに対応したソリューションを体系化したサービスです。
Oracle Database 12cからご利用いただける『インメモリ列ストア』を活用した本サービスを適用いただくことにより、DWHにおける検索性能劣化やデータ分析の長時間化など、データベース性能に課題を抱えているお客様において、既存のSQL資産をチューニングすることなく従来のデータベースシステム比で数百倍の大幅な改善を実現いたします。
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