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  7. 【セミナーレポート】富士通とオラクルで創るクラウドの未来 ~Oracle Cloudで実現する基幹システムのクラウドジャーニー~ 富士通だからいえるOracle Cloudの勘所 ~国内データセンターから提供するOracle Cloud活用事例~

【セミナーレポート】
富士通とオラクルで創るクラウドの未来
~Oracle Cloudで実現する基幹システムのクラウドジャーニー~
富士通だからいえるOracle Cloudの勘所
~国内データセンターから提供するOracle Cloud活用事例~

【セミナーレポート】富士通とオラクルで創るクラウドの未来 ~Oracle Cloudで実現する基幹システムのクラウドジャーニー~ 富士通だからいえるOracle Cloudの勘所 ~国内データセンターから提供するOracle Cloud活用事例~

2017年12月7日、東京都内で開催された「Oracle CloudWorld Tokyo 2017」に、富士通 マーケティング戦略本部 MetaArc戦略統括部 Oracleクラウド推進部 部長の池田高志が登壇。「富士通とオラクルで創るクラウドの未来~Oracle Cloudで実現する基幹システムのクラウドジャーニー~」と題した講演で、基幹システムのクラウド移行について説明しました。また、富士通 マーケティング戦略本部 MetaArc戦略統括部 Oracleクラウド推進部 マネージャーの石川貴美子は「富士通だからいえるOracle Cloudの勘所~国内データセンターから提供するOracle Cloud活用事例~」と題した講演で、Oracle Cloudのさまざまな適用事例を紹介しました。


富士通とオラクルで創るクラウドの未来
~Oracle Cloudで実現する基幹システムのクラウドジャーニー~

【目次】 富士通のクラウド戦略 | Oracle Cloud協業 | 基幹システムのクラウドジャーニー
Oracle Databaseの3つの選択肢

富士通だからいえるOracle Cloudの勘所
~国内データセンターから提供するOracle Cloud活用事例~

【目次】 富士通が提供するOracle Cloud | Oracle Cloudの採用理由と用途
システム全体を俯瞰してクラウドへの移行を支援するMetaArcグランドデザイン

富士通のクラウド戦略

富士通では、クラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」(以下、K5)を提供しています。池田は「K5は富士通のシステム開発・運用、全社システム適用というノウハウと、OpenStackやCloudFoundryなどのオープン技術を融合したクラウドサービス。SoR(注1)とSoE(注2)をつなぐIaaS/PaaS環境です」と説明しました。

K5が実現する世界

■ 新規ビジネスのためのシステム(SoE)での利用はもちろんのこと、業務システム(SoR)も載せられるクラウドサービス

[図] K5が実現する世界" title="[図] K5が実現する世界

また、K5ではお客様や社会システムを支えつづけている富士通の知見やノウハウを取り入れており、「お客様に寄り添うクラウド」を目指しています。
具体的には、クラウドベンダーの都合でシステムを勝手に止めずに、お客様の業務に合わせて調整可能なコントローラブルな運用を可能にしています。また、オープン技術を活用し、クラウドベンダーに依存しないオープンな環境を提供しています。

Oracle Cloud協業

池田は「エンタープライズ領域で約半数のシェアを誇るOracle Databaseを、クラウド上でも使いたいというニーズは非常に多い。富士通が持つ、ICT全体最適化を実現するシステムインテグレーション力とOracle Cloudを組み合わせて提供していることが特長です」と説明し、富士通とオラクルが2016年7月にクラウド分野で戦略的に協業すると発表したことを振り返りました。

  • 「Oracle Cloud」を富士通の国内データセンターに設置、販売
  • 「Oracle Database Cloud Service」を富士通のクラウドサービス「K5」のメニューとして提供
  • 「Oracle HCM Cloud」を富士通社内で採用、リファレンス化し外販

最も特長的なのは、Oracle Database Cloud Serviceに富士通独自の機能とサービスを付加したK5のメニューとして提供される「FUJITSU Cloud Service K5 DB powered by Oracle® Cloud」(以下、K5 DB(Oracle))です。

K5 DB(Oracle)では、データベースのエンジンとしてOracle Database Cloud Serviceを利用し、Oracle Databaseの全機能をパブリッククラウドで提供。また、導入に必要な作業の自動化や、富士通独自の高品質サポートを付加価値として提供しています。

基幹システムのクラウドジャーニー

次に池田は、Oracle Databaseを利用する基幹システムのクラウド化には、「ハイブリッド・クラウド」「クラウド移行(DBサービス利用)」「クラウド移行+PaaS活用」の3つがあると解説しました。

基幹システムのクラウドジャーニー

■ 基幹システム(Oracle DB利用)のクラウド化

① オンプレミスとクラウドのハイブリッド
② クラウド移行 (DBサービス利用)
③ クラウド移行+PaaS活用

[図] 基幹システムのクラウドジャーニー

ハイブリッド・クラウド

ハイブリッド・クラウドとは、オンプレミスとクラウドを組み合わせ、効率的に活用する利用形態です。
例えば、ハイブリッド・クラウドではクラウド上でシステム開発・検証環境を構築できます。池田は「データベースセットアップ作業はK5 DB(Oracle)なら1クリックで完了し、検証用のデータベース構築での多大な作業は不要になります。また、高機能なEnterprise Editionをスモールスタートで必要な分だけ利用するといった使い方もできます」とメリットを述べました。

また、ハイブリッド・クラウドは、次期システムに向けた移行検証にも利用可能です。クラウドを組み合わせることで、よりコストを抑えた移行検証を行うことができます。
さらに、基幹系データベースはオンプレミスで継続利用し、クラウド上でDWH(データウェアハウス)を構築してスモールスタートで分析環境を提供することも可能です。

クラウド移行(DBサービス利用)

池田は「K5 DB(Oracle)はOracle Databaseの導入や運用に必要な作業を全て自動化、サービス化しています。設定漏れなどのミスが発生しなかったり、担当者のスキルに依存しない均一なデータベース環境を構築したり、監視機能も迅速に構築可能になるなど作業負荷を劇的に軽減できます」とメリットを示しました。

また、オンプレミスにおいてデータベースの冗長化をしている場合も、クラウドへの移行が可能です。例えば、データベースサーバは運用/待機型のクラスタ構成を採用している場合が多いですが、K5 DB(Oracle)でも同様に、仮想マシン(VM)障害が発生しても他の起動可能な環境で自動的にリカバリーできます。さらに、Oracle Database Enterprise EditionのRAC(Real Application Clusters)構成もサポートされており、障害時のノード切り替えを短時間化するとともに、複数ノードにまたがった並列処理の拡張性向上にも役立てることができます。

クラウド移行+PaaS活用

最後にクラウド移行に加えて「K5 PaaS」を活用する方法です。池田は「基幹システムがクラウド上で稼働することで運用コストが削減され、リソースを柔軟に配備できます。さらに、富士通のナレッジとテクノロジーを搭載したK5 PaaSのさまざまなサービスと組み合わせて活用することで、新たなビジネスを生み出すことができるのです」と強調しました。 

クラウド移行+K5 PaaS活用

■ 富士通のナレッジとテクノロジーを搭載したK5 PaaS活用で新規ビジネス支援

[図] クラウド移行+K5 PaaS活用

K5 PaaSは、AIやIoTデータ活用基盤、らくらくサービスデリバリー基盤、ビジネスモデル基盤、API連携などで構成されています。 

AI分野では「Zinraiプラットフォームサービス」によって、あらゆるビジネスシーンでAIを活用できる実用性の高いAPI、お客様自身のAIの学習/推論用環境として世界最速クラスのディープラーニング基盤を提供しています。
また、IoT活用で必要となる大量のセンサーやデバイスとのデータ送受信や蓄積、データ収集を行うIoT専用クラウドサービス「IoT Platform」も提供。池田は「初めから構築するのではなく、PaaSとして用意されているため、IoTのメリットを迅速に享受できます」と説明しました。 

最近台頭してきた、シェアリングビジネスのサービス開発/構築を支援するWebサービスも用意しています。必要な商品や利用者管理の機能をAPI経由で実装でき、無償のテンプレートを活用することでより低コストで迅速にサービスをリリースできます。
加えて、お客様がサービスを実施する上で必要な顧客管理や契約管理、料金計算、決済ゲートウェイ機能などを備えているため、K5 PaaSとK5 DB(Oracle)の組み合わせによる業務アプリケーションのSaaS化も可能です。

池田は「ハイブリッド・クラウドやデータベースサービスのメリットを享受するだけではなく、そこからさらに発展させて富士通とオラクルのクラウド基盤をインテグレーションすることでお客様の業務の効率化、コスト削減、新たなビジネスの機会創出を支援します」とメリットを説明しました。 

Oracle Databaseの3つの選択肢

講演の最後に池田は、国内データセンターから提供可能なOracle Databaseの3つの選択肢として「オンプレミス」「Cloud at Customer」「Oracle Cloud Platform」を取り上げました。Cloud at Customerは、お客様のデータセンター内にクラウド環境を構築し、使用量に応じて課金される新しいクラウドサービスです。

Oracle Databaseの3つの選択肢

■ 3つの形態から、お客様にとって最適な環境をご提供

  • 富士通は同一データセンターから3種類の形態を唯一提供可能

[図] Oracle Databaseの3つの選択肢

そのうえで「この3種類の形態を同一データセンターから提供できるのは、富士通だけです」と説明し、お客様の真のニーズに合わせた基幹システムのクラウドジャーニーを一緒に進められるパートナーであることを強調して講演を締めくくりました。

富士通が提供するOracle Cloud

池田の講演の後には、富士通 マーケティング戦略本部 MetaArc戦略統括部 Oracleクラウド推進部 マネージャーの石川貴美子が登壇しました。
石川はまず、富士通のデジタルビジネスプラットフォーム「MetaArc」の概要を説明。その特長として「MetaArcでは自社のクラウドサービスだけでなく、パートナーのクラウドサービスと連携したハイブリッド・クラウドサービスとして、お客様に最適なクラウド移行・システムを提供しています」と優位性を紹介しました。

なかでもOracle Cloudでは、SaaS/PaaS/IaaSの種類ごとに様々なサービスがラインアップされています。Oracle Cloudのサービス体系を紹介しながら、「日本では特に重要なデータベースクラウドサービスを中心に提供しています」と説明しました。
具体的には、SaaS分野では「HCM Cloud」を、PaaS分野ではK5 DB(Oracle)としても提供している「Database Cloud Service」「Database Backup Service」に加えて「Java Cloud Service」「SOA Suite Cloud Service」「Application Container Cloud Service」を提供しています。

また、K5 DB(Oracle)とOracle Cloudとの違いについても言及し、「Oracle Cloudではデータベース機能に加えてJavaやSOAなどを提供しているのに対して、K5 DB(Oracle)は特にデータベースに特化したサービスです。とりわけ、ベースとなるOracle Database Cloud Serviceに富士通独自の機能を追加し、付加価値として提供しています。さらに、富士通がワンストップでサポートしている点などが特長です」と説明しました。 

K5 DB(Oracle)とOracle Cloud(PaaS)との主な違い

[図] K5 DB(Oracle)とOracle Cloud(PaaS)との主な違い

Oracle Cloudの採用理由と用途

次に、石川は国内データセンターから提供するOracle Cloudを採用した事例などを紹介しました。
富士通が提供するOracle Cloudは、2017年12月時点で既に100社を超えるお客様に導入されています。また、基幹システムでの利用を検討しているお客様が多く、なかでもオンプレミスからの移行に使われていると説明しました。

そのうえで、Oracle Cloudの採用理由と用途を以下の4種に分類しました。

(1)海外DCのOracle Cloud利用ユーザー様が国内DC開設を機会に採用
(2)ピーク性の高いシステムや業務拡大にともなう柔軟な基盤として採用
(3)災害対策環境、バックアップ環境として採用
(4)開発・検証用途での採用

業務拡大にともなう柔軟な基盤として活用

石川はK5 DB(Oracle)を採用したお客様として、金融・サービス事業を手掛ける東京センチュリー株式会社様を紹介しました。

同社では事業拡大によって増大するデータを安全に管理し、持続的な業務変革に対し柔軟に対応できる基盤として、パブリッククラウドを選択。K5 DB(Oracle)をファイナンス取引システムのデータベースとして採用しました。

「定期的なハードウェアリプレースに縛られることなく、柔軟で簡単にインフラを増減できるクラウドにシフトすることにより、クラウド化による総消費電力の削減やCO2排出量の削減による環境への貢献を見込んでいます」と、その導入効果を説明しました。

負荷テスト環境基盤での利用

次に、クラウド移行テスト、システム負荷テスト、クラウド運用支援サービスなどを展開するフルエナジー様の事例を紹介しました。同社では、Oracle Cloudを利用する以前は他社のクラウドサービスを利用していましたが、負荷テストを実施するうえで「VM性能不足」「DNSに上手く接続できない」「作業時間が1日かかっていた」という課題を抱えていました。

負荷テスト環境基盤での利用 株式会社フルエナジー様

■ 従来より環境作成から負荷テストまで速やか・安定的な作業を実現
■ TCOを大幅に削減

[図] 負荷テスト環境基盤での利用 株式会社フルエナジー様

富士通が提供するOracle Cloudを採用することで、従来よりも性能が2倍以上に増え、DNSトラブルも解消され、性能改善により作業時間が半分になるなど、コストを50%削減することに成功しました。従来より環境作成から負荷テストまで速やかで安定的な作業を実現できるようになりました。

システム全体を俯瞰してクラウドへの移行を支援するMetaArcグランドデザイン

石川は「クラウドへの移行を検討する際は、データベースだけを考えるのではなく連携するシステムも一緒に検討する必要があります。そのため、ネットワークやセキュリティの観点など検討事項は増えてきます。そうしたお客様に向けて、富士通では『MetaArcグランドデザイン』というお客様のクラウド移行を支援するサービスも用意しています」と説明しました。

MetaArcグランドデザインによる支援

① 標準グランドデザイン
これからのインフラの目指す姿と検討すべきテーマを策定

② 検討手順(グランドデザインアプローチ)
多くの業種で実績を持つICT最適化を実現する標準化された検討手法

③ 専門チーム編成
お客様の課題にあわせて、プロフェッショナルによる専門チームを編成

最後に、「富士通が提供するOracle Cloudは、業務拡大にともなう柔軟な基盤、災害対策環境やバックアップ環境、開発・検証用途など、幅広いニーズに応えられるサービスです」と優位性をあらためてアピールして講演を締めくくりました。

注釈

注1 SoR(Systems of Record):
企業内のデータを記録し、業務処理を行う従来型の業務システム

注2 SoE(Systems of Engagement):
ビジネスプロセス改革や新ビジネス創造などのデジタル革新を実現するシステム


登壇者

池田 高志

池田 高志

富士通株式会社
マーケティング戦略本部
MetaArc戦略統括部
Oracleクラウド推進部 部長

石川 貴美子

石川 貴美子

富士通株式会社
マーケティング戦略本部
MetaArc戦略統括部
Oracleクラウド推進部 マネージャー

(注)掲載している所属や役職名は講演当時のものです。

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