CCPM支援クラウドサービス(CONCERTO)
2014年12月11日、ホテルモントレ ラ・スール大阪において、「CCPMカンファレンス Project Flow2014 in Japan」を開催しました。
当日は小雨にも関わらず100名以上の参加者が来場され、大盛況のうちに終了しました。
今回開催した「Project Flow」は、当社のパートナーであるRealization社が毎年開催しているユーザ会で、日本では初開催となります。お客様の事例紹介やパネルディスカッションを通じ、CCPMを導入するにあたっての工夫点、苦労点をお客様同士が共有され、切磋琢磨していくことで、益々多くのプロジェクトが加速されることを願い、来年以降も毎年開催していきたいと考えています。
開演前の風景
まず、第一部は特別講演として、株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパン 代表 岸良裕司様にご登壇頂きました。CCPMのコンセプト・魅力について、故ゴールドラット博士のメッセージ(動画)も交え、わかりやすく、楽しい語り口調でご講演を頂きました。
【特別講演】 岸良 裕司 様 |
【特別講演】 組織における本当の制約とは何か?-組織に本来ある能力を妨げる3つの恐れ-
株式会社ゴールドラット・コンサルティング・ジャパン 代表 岸良 裕司 様 資料は こちら (2.33 MB ) |
第二部は5社のお客様より自社導入時の事例をご紹介頂き、その後、発表者様をパネラーにパネルディスカッションも行いました。成功事例紹介としてだけでなく、各社それぞれの苦労点・工夫点を盛り込み、熱のこもったプレゼンテーションをして頂きました。
【事例1】 益田 友孝 様 |
【事例1】大和ハウス工業株式会社 ~情報システム部のフロー向上の取組み~
情報システム部 情報企画室 上席主任 益田 友孝 様 資料は こちら (459 KB) |
【事例2】 飯島 郷 様 |
【事例2】株式会社LIXIL ~CCPM導入による納期短縮への挑戦~
情報システム本部 主査 飯島 郷 様 資料は こちら (753 KB) |
【事例3】 雪田 幹博 様 |
【事例3】株式会社旭製作所 ~管理者の役割認識が及ぼすCCPMと組織の成果への影響~
製造部 部長 雪田 幹博 様 資料は こちら (1.20 MB ) |
【事例4】 新垣 眞広 様 |
【事例4】東京海上日動システムズ株式会社 ~主体性を促すプロジェクト運営~
あんしん一部 ソリューションデザイナー 新垣 眞広 様 資料は こちら (963 KB) |
【事例5】 千代田 芳行 様 |
【事例5】株式会社富士通ミッションクリティカルシステムズ ~TOC/CCPM推進について~
開発推進センター センター長 千代田 芳行 様 |
パネルディスカッション |
【パネルディスカッション】CCPM適用の工夫点、苦労点、成果について
ファシリテータ : 大和ハウス工業株式会社 次長 松山 竜蔵 様 |
第三部は、Realization&富士通システムズ・ウエストが提供できる新たな価値と題し、CCPM2.0や、今後のロードマップについて情報提供させて頂きました。今後も、当社、ならびに当社パートナーであるRealization社はお客様に価値を提供し続けていきます。
カンファレンスの後の懇親会では、講演者、発表者を囲み、活発な意見交換が行われ、「有意義な時間が過ごせた」と数多くの感謝のコメントを頂きました。
プロジェクトはそもそも不確実性がつきもので、且つ、人が行う活動であるが故に隠された安全余裕(バッファ)、無駄が各タスクに含まれていることを前提に、これらに着目して全体最適のマネージメントを行うCCPMに注目が集まっています。
従来、プロジェクト管理は、タスク1つ1つを固定日で納期管理し、進捗率(%)による管理をしてきました。その管理方法で各タスクがいつ終わるのかを判断できますでしょうか?
また、全体の進捗に影響を与えるような注力すべきタスクに、有効な支援を最適なタイミングで行えていますでしょうか?
CCPMは、プロジェクトを可視化し、問題の早期発見を行うことで、確実に納期に間に合わすだけでなく、期間短縮を実現する管理理論です。
当社は、大和ハウス工業株式会社様向けSAP導入プロジェクトで、CCPMを取り入れ25%の期間短縮に成功しました。
この実績をベースに、2013年度より、社内のみならず、お客様へのCCPM適用コンサルティング・管理ツールCONCERTOのクラウドサービス提供をしています。
・FUJITSU ビジネスアプリケーション CCPM支援クラウドサービス(CONCERTO) 紹介ページへ
CCPMに少しでも興味を持たれた方は、以下の連絡先までお問い合わせください。