高圧三相不平衡解消と再生可能エネルギー連系拡大に貢献する
接続相判定サービス
接続相判定サービスとは
広範囲な地域へ電力供給を行う送配電事業者は、大量の設備を保有しており、それらの設備を安全に管理し、安定的な電力供給を行うことが重要となっています。
近年の太陽光発電などの再生可能エネルギーの普及に伴い、配電系統においても再生可能エネルギーの連系が増加し、配電系統の高圧三相の不平衡拡大が顕在化しています。
三相不平衡が拡大すると、『再生可能エネルギーの系統連系ができなくなる』等、再生可能エネルギーの普及を妨げる要因になります。
そのため、「接続相判定サービス」を活用し、柱上変圧器の接続相(高圧3線のうちどの2線に接続されているか)を把握することで、高圧三相不平衡の解消と再生可能エネルギー連系拡大に貢献します。
概要
センサー内蔵開閉器の電流値とスマートメーターの電力使用量を用いて接続相判定をする技術を開発しました。
既設の機器から取得可能なデータをインプットに、柱上変圧器の接続相を判定します。接続相を管理していない場合は、本サービスを利用して各柱上変圧器の接続相を把握することができます。接続相を管理している場合は、接続相判定結果と管理値との定期的な比較を通して、管理精度の向上が期待できます。
特長
現場調査不要
新たな機器の設置不要
現場調査や新たなセンサー等の機器設置は不要で、既設の機器の情報から接続相を判定することが可能です。
活用シーンとメリット
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