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Fujitsu

Japan

ワークショップ: 多様なメンバーと体感しながら短期間で集中検討

新規事業のアイディア創出や業務改善などでワークショップを活用する企業が増えています。「デザイン思考」を取り入れ、最先端テクノロジーを体感できる「場」で開催する新たな形も行われ始めました。

アウトプットだけでなく参加者の意識共有にも価値

ワークショップ(workshop)とは、もともと作業場や工房という意味ですが、ビジネスの現場では、異なる立場の人が集まってアイディア創出や問題解決をする場のことを指します。ファシリテーターと呼ばれる司会進行役が、参加者の発言を促し、短期間に集中して検討する形で実施されます。発想を豊かにするために、日々のオフィスとは異なる空間を使ったり、合宿して行うこともあります。

最近では、「デザイン思考」を取り入れ、具体的な働き方やテクノロジーの利用方法などを体感しながら、ありたい姿に向けたアイディアをまとめ、その後、実機を用いた検証に展開する形も出てきました。

ワークショップは、そのアウトプットに価値があるだけでなく、異なる視点の人と検討することで参加者が違った意見に気づいたり、全員が一つの目標に向かって力を合わせることにより一体感の醸成と意識の共有が図れるというメリットもあります。

共創ワークショップの「場」

富士通では、お客様の課題解決を支援するためにワークショップを開催しています。東京と大阪に、VR(Virtual Reality)などの最先端テクノロジーを体感しながら独自の手法でワークショップを開催できる、「FUJITSU Digital Transformation Center(DTC)」を開設し、セキュリティ、働き方改革、IoTやAIなどのテーマを用意しています。

テーマに応じてソリューションやデバイス・ネットワークに精通した技術者をはじめ、デザイナー、コンサルタントなど、経験豊富な専門家がお客様とともに考え、未来への想いをカタチにするお手伝いをしています。

すでに数多くのワークショップを開催していますが、参加した方々からは、「自分たちの会議ではなかなかまとまらない意見が、ファシリテーターのおかげでまとまった」、「最新テクノロジーを体感することで、自由な発想で頭を動かすことができた」といった声が寄せられています。

<DTCワークショップ一覧>

  • ゼロから考えるAI(人工知能)活用
  • IoTで未来を描くワークショップ
  • サイバー攻撃の現実
  • ワークスタイルの 今と未来を考えるワークショップ
  • 富士通社員が実践するグローバルコミュニケーション基盤
  • 都市インフラの未来を考えるワークショップ
  • デジタル時代のマーケティング変革
  • 機械学習による分析・予測方法を実体験

「BtoBデジタルマーケティング」を追加

DTCのワークショップには様々なテーマの開催要望があり、「BtoBデジタルマーケティング・ワークショップ」を追加することになりました。

BtoB企業の中で、マーケティングオートメーション(MA)などデジタルマーケティングへの関心が高くなりました。ただ、「どこから始めていいのか分からない」と悩んでいる企業が多くあります。そのような企業を対象として、自社で取り組む意義や目的を明確にし、どの業務から取り組めばいいのかを検討するワークショップです。

デジタルマーケティングに取り組む際に、目的や進め方を共有せず、いきなりツールを導入すると成果が挙がりません。このような進め方をすると、「他部門の協力が得られない」、「テスト的に導入したのに、始めたら大きな成果を期待され困っている」といった課題を抱えてしまいます。

ワークショップでは、デジタルマーケティングの担当部署だけでなく、営業部門やシステム部門など関連部門が集まって検討することで、効果的な施策が検討できるだけでなく、方向性が共有され今後の協力も得やすくなります。また、BtoBではデジタルマーケティングの取り組みが業種によって大きく異なります。そこで、お客様の業界事情や競合の取り組みなどを確認した上で検討を行うことも、このワークショップの特長です。

図:ワークショップで目的と進め方を社内で共有する

ワークショップを行うにあたって

ワークショップは短期間でアイディア創出や課題解決する効果的な手法です。実施にあたっては、メンバーの人選と当日のファシリテーションが成果のカギになります。メンバーには異なる視点をもって前向きに検討してくれる人を選ぶ必要があります。その際、テクノロジーや業界動向などを熟知した外部の専門家に参加してもらうことも効果的です。

ワークショップを開催すると達成感が得られます。ただ、その成果を活用しないと意味がありません。ワークショップ開催は「目的」ではなく「手段」です。成果をどのように実行していくかを、あらかじめ計画してからワークショップを開催してください。

(株式会社富士通総研 田中 秀樹)
株式会社富士通総研(FRI)

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