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導入事例 明治安田生命保険相互会社様

パソコン数万台の管理負荷を、アウトソーシングで軽減

PC-LCMサービスは新規販売中止となりますが、同様のサービスは「ワークプレイス-LCMサービス」でご提供可能です。

明治安田生命様では、お客さまへのサービス提供のために、数万人の営業職員がパソコンを使用。その手配や管理の負荷が大きく、本来の業務を圧迫することが情報システム部の悩みでした。そこで、富士通のパソコン管理・運用サービスを導入。負荷が軽減し、本来の企画・開発業務に集中することが可能になりました。

[ 2004年11月2日掲載 ]

導入事例キーワード
業種: 生命保険
ソリューション: PC-LCMサービス(パソコン運用管理)
課題と効果
1 パソコンの現地への発送・回収、障害対応業務が、情報システム部の大きな負担だった arrow.gif 連絡だけで回収・再生が完了、戦略的業務への集中が可能に

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導入の背景・経緯

パソコンの現地への発送・回収、障害対応業務が、情報システム部の大きな負担だった

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助川 豊
明治安田生命保険相互会社
情報システム部
ネットワーク基盤グループ
グループマネジャー

2004年1月1日、明治生命保険相互会社様と安田生命保険相互会社様という2大生命保険会社の合併により発足した明治安田生命保険相互会社様(以降、明治安田生命様)。ライフステージに合わせて保障内容を見直せる「ライフアカウント L.A. ダブル」をはじめとして、多様な商品を販売。団体保険においても、専門部隊が強みを発揮。生命保険事業のパイオニアとして、クオリティの高い総合保障サービスを提供しています。

生命保険会社は一般的に、営業拠点や営業職員の数が非常に多いのが特徴です。明治安田生命様でも、営業拠点は全国で約1,600ヵ所、営業職員は約38,000人にも上ります。

「当社では営業職員全員に対し、保険設計書の作成などに使用するモバイルパソコンを配付しています。以前、このパソコンは、我々情報システム部が管理していました。営業拠点内で使用しなくなったパソコンが発生した場合、どこの拠点であっても、そのパソコンは情報システム部で回収します。その後、設定情報などのデータの消去、ソフトの再インストールなどの再生作業を行います。最終的な検査を行い、その後は保管するか、または新しく入社した営業職員宛に発送します。この一連の作業は、同時に数百台単位で行われるため、営業拠点と連携しながら迅速かつ正確に行うためには、情報システム部から20人を超える専任者を割かざるを得ませんでした。また、パソコンの故障や障害への対応にも、かなりの負荷がかかっていました。これが、『本来の仕事である企画・開発に集中できない』という問題を引き起こしていたのです。」

この問題を解決するために明治安田生命様が選んだのは、パソコンを含めたIT全般の管理・運用業務全体をアウトソーシングするという手段でした。1997年12月から検討を開始し、1999年8月には富士通のIT全般(パソコンを含む)の管理・運用サービスに決定。2000年の4月から導入・利用しています。

導入の効果

連絡だけで回収・再生が完了、戦略的業務への集中が可能に

このパソコン管理・運用サービスでは、現在使用されていないパソコンは、まず富士通のリペアセンター(注1)に回収されます。そこで、機器の稼動確認、設定情報の消去、ソフトの再インストール、クリーニング、検査などの作業が行われます。すべての作業が完了し再生されたパソコンはセンター内に保管され、お客さまからの指示の連絡に応じて、新しい営業職員へと発送されます。

「サービス導入によって、設定や検査といったメンテナンス作業の負荷がなくなったのはもちろんですが。我々にとってかなりの負荷となっていた、パソコンの回収・配送手配といった物流管理業務がなくなったのは大きいですね。パソコンを集めて作業し、保管しておく場所を確保するのも大変だったのですが、その苦労もなくなりました。」

「営業職員の入退社があったときの我々の仕事は、『富士通の担当の方へ指示をする』だけになりました。この作業には、ピーク時でも2~3名が関わる程度です。そのため、情報システム部本来の戦略的業務に、人手や時間を集中させることが可能になりました。ですから、導入の目的を達成できたと言えるでしょう。」

現在、富士通では明治安田生命様の営業職員用モバイルパソコン約45,000台、社内用パソコン約8,500台を管理・運用。これらはすべて他社製品であり、しかも複数のメーカーや機種が混在しています。パソコンのメーカーにかかわらず一括管理するため、既存の資産を生かせる、というのも本サービスの特長です。

サービスのメリット

従量制課金が低コストを、サービスレベル定義がスムーズな運用を実現

明治安田生命様が、本サービスのメリットの一つとして挙げているのが、台数に連動した従量制課金です。回収・メンテナンス・再貸与等の作業を行った台数にかかわらず、課金はパソコンの稼動総台数に対して行われます。そのため、組織変更等により、パソコンの再設定や配送などの作業が増えることがあっても、管理コストは一定です。

「パソコンの管理に関わる要員数で課金、という方法もあると思いますが。要員数の想定というのは、結構難しいものです。結局、ピーク時に合わせて要員数を確保することになり、コスト高となってしまうでしょう。当社の場合、いくつかのシミュレーションの結果から、稼動台数に応じた課金システムのほうが、コスト削減効果が大きいと判断しました。」

また、本サービスでは、お客さまとの間でサービスレベル(注2)を詳細かつ明確に定義しています。明治安田生命様の場合、たとえばノートパソコンの故障に関しては「連絡から3営業日以内に代替機着荷」と決められています。在庫があればすぐに届くが、ないときは何日先に届くかわからず、業務が滞ってしまう、という問題は生じません。

「自分達で管理すると、こういった取り決めがどうしてもあいまいになってしまう、という欠点があります。アウトソーシングだと、『柔軟な対応』と『ルールの厳守』の両立が可能、というメリットがあるんですね。逆に言えば、サービスレベルを詳細に定義しておくことが、アウトソーシング成功の秘訣なのかもしれません。」

本サービスでは、営業職員に配付されている各パソコンの利用状況を、ネットワークを介してチェックし、在庫管理システムで管理しています。このシステムで未利用状態となったパソコンは、現地で未利用であることを確認し、迅速にリペアセンターに回収、その管理下に置くことで、情報漏えいや盗難などを防いでいます。
また、個人情報を含む大切なパソコンをお預かりするアウトソーサーとして、リペアセンターでは厳重なセキュリティ対策を行っています。リペアセンター内には明治安田生命様の専用ルームを設け、パソコンのメンテナンス作業や在庫保管はその中で行っています。専用ルームへの入退出は厳重に管理され、休日・夜間も監視者が常駐しています。

システム概要図イメージ

今後の展望

ライフサイクルを考慮した統括・管理・運用サービスの充実を目指す

富士通では、パソコンを含めたIT全般の統括・管理・運用サービスを、明治安田生命様へご提供しています。大規模オープンシステムなどの構築・運用、ヘルプデスクの運用、ホームページの管理、各種サーバ監視など、その内容は多岐に渡ります。そのため現在は、明治安田生命様社内に富士通サービスマネージャーが常駐し、管理・運用チームを編成しています。

「トラブル発生の際も、サービスマネージャーが常駐しているので対応が迅速、というのはもちろんです。さらに、原因の調査、問題の解決、各部署への障害通知、といった一連の対処すべてを、ワンストップで行ってもらえるのも助かっています。自社で行うとしたら、それぞれの対処を担当する部署が異なりますから、連絡などに時間がかかってなかなか進められず、業務に大きな支障をきたす可能性もあります。こういった影響を最小限に食い止めるためにも、サービスマネージャーの役割は大きいですね。」

サービスマネージャーが常駐し、お客さまのビジネスや業務の流れを把握して、言われなくても事前に準備・手配する。顧客の立場になって対応を考える。富士通のこういった姿勢が「安心感」の基となっている、と明治安田生命様は評されています。

「富士通は、2社統合という大きな波を共に乗り越えてくれたパートナーです。しかし、逆に一歩離れて、常に広い視点で外部の情報を収集し、我々に提示していただきたい、という希望もありますね。自分達だけの情報網では、どうしても視野が狭くなり、外部の状況が見えにくくなる。現在主流のサービスは何か、どんな技術が注目されているのか、といったホットな情報の提供を、これからも期待しています。」

富士通ではこのご要望を生かし、ITの統括・管理・運用全般およびセキュリティに関して、ライフサイクルを考慮した高品質・低コストなサービスを充実させていく予定です。それが、明治安田生命様に対しての、そして明治安田生命様の保障サービスを利用しているお客さまに対しての、最善のサービスであると考えています。

【明治安田生命保険相互会社様 会社概要】

創業 明治14年(1881年)7月9日
本社所在地 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1
従業員数 49,412人
総資産 25兆3,298億円
基金総額 3,500億円(基金償却積立金を含む)
保有契約高
(個人保険・個人年金保険・団体保険の合計)
288兆6,829億円
社員(契約者)数 7,432,052人
ホームページ 明治安田生命ホームページ

【ご紹介した製品・サービス】

PC-LCMサービスは新規販売中止となりますが、同様のサービスは「ワークプレイス-LCMサービス」でご提供可能です。

用語解説

注1: リペアセンター
富士通のパソコン管理・運用サービスにおいて、パソコンの回収・設定・ソフトのインストール・稼動確認などの作業を行うセンター(別名:キッティングセンター)。作業が終わったパソコンはセンター内に保管され、お客さまの指示に応じて配送される。
注2: サービスレベル
Service Level。サービスの提供者が、利用者に提供するべきサービスの内容と守るべき品質水準のこと。

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