既存システムのクラウド移行について、メリットは十分理解しているものの、「ノウハウがなく、最適なクラウドが選びきれない」「実際の移行工数や、移行後の運用コストを正確に把握できない 」といった理由でクラウドリフトをためらう方も少なくありません。
本eBookでは、工数・コストやサポートといった面でクラウド移行に不安がある情報システム部門の方へ向けて、移行トラブル事例4選から見えた、移行・運用にあたってありがちなユーザーの「期待・理想」と実運用のギャップ、そしてその解決策をご紹介します。
目次
- はじめに 本当にあった クラウド移行「4つのトラブル事例」と「その教訓」
- CASE1:データベースの「複数ゾーン対応」が間に合わない!
- CASE2:「IPアドレス変更」が、そんなに大変だなんて聞いてない!
- CASE3:事前に確保していたインフラ予算を超過してしまった
- CASE4:障害発生後に「障害報告書」がもらえず、顧客からの信用低下を招いた
- おわりに - それでも「クラウド移行」を進めるべき理由
- 参考資料
- オンプレミスからのリフトに特化したパブリッククラウド「ニフクラ / FJcloud-V」
- 最初の一歩は「Hybrid ITアセスメントサービス」
CASE1:データベースの「複数ゾーン対応」が間に合わない!
トラブルの概要
これは、流通業界のある企業において、基幹システムのクラウドリフト時に発生したトラブルです。この企業では、基幹システムのクラウド移行にあたり、インフラとアプリケーションをそれぞれ別のSIパートナーが担当していました。
アプリケーション側を担当したSIパートナーでは、システムのクラウドリフトに関して、ユーザー企業側と大筋で合意していました。しかし別途、インフラを担当する別のSIパートナーが、ある外資系クラウドサービスで複数ゾーンを利用することで、オンプレミスと同等の「SLA99.99%」が確保されると説明し、ユーザー企業では移行先のインフラをそのクラウドサービスにすることを決定します。
起こった問題
問題は、アプリケーション側のパートナーが、インフラ側のパートナーが提案したクラウドサービスへのアプリケーション移行にあたって、仕様を再検討していた際に発覚しました。
続きは「資料をダウンロード」からお読みいただけます
実例に学ぶ!基幹システムのクラウド移行にありがちな4つの「想定外トラブル」
-移行サポート歴10年の現場担当者が教える「原因」と「対応策」
- はじめに 本当にあった クラウド移行「4つのトラブル事例」と「その教訓」
- CASE1:データベースの「複数ゾーン対応」が間に合わない!
- CASE2:「IPアドレス変更」が、そんなに大変だなんて聞いてない!
- CASE3:事前に確保していたインフラ予算を超過してしまった
- CASE4:障害発生後に「障害報告書」がもらえず、顧客からの信用低下を招いた
- おわりに - それでも「クラウド移行」を進めるべき理由
- 参考資料
- オンプレミスからのリフトに特化したパブリッククラウド「ニフクラ / FJcloud-V」
- 最初の一歩は「Hybrid ITアセスメントサービス」
FUJITSU Hybrid IT Service に関するお問い合わせ・ご相談
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。