これからのITインフラには何が必要か DXに向けた基盤強化の勘所と現実解

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「業務を止めず、市場競争力を強化し、さらに環境負荷の低減をはじめとする社会的責任も果たす」 企業システムにおける3つのミッションクリアの方法論と具体的な手法を紹介。

  • DXを加速させる企業システムとは
  • カギになる「段階的移行」、方法とその効果は
  • 基幹系システムの移行先となるFJcloud
  • 移行先に選ぶことで、事業活動の環境負荷低減に貢献

内容の一部をご紹介

DXを支える企業システムとは

デジタルトランスフォーメーション(DX)を支えるテクノロジーとして、不可欠なのがクラウドだ。新規サービス/ビジネスをスピーディーに具現化し、必要に応じて柔軟に拡大していく際、クラウドの柔軟性やスケーラビリティが武器になる。システム全体の管理や運用の負荷軽減が可能なサービスの利用は大きな意味を持つだろう。

ただし、クラウド移行を考える際には押さえるべきポイントがある。それが、すべてのシステムを一気にクラウド化しようとせず、目的や用途に合わせて段階的に進めることだ。いわゆる「ハイブリッドIT環境」が現実解となることをまず念頭に置くことである。

例えば、長年オンプレミスで運用してきた基幹系などのシステムは、今この瞬間も、止められない現場業務を支えている。システム自体を停止することはもちろん、業務プロセスやユーザーインタフェースが部分的に変わるだけでも、業務には影響が出るだろう。そのため、既存資産を残すことが当面の最適解になる可能性がある。

一方、頻繁に変更が発生したり、早期に利用を開始したりする必要があるシステムなどではクラウドを活用すべきだ。また、クラウドが社会を支える重要インフラになりつつある中、システム検討時に考えるべき新たな要素として「SDGs(持続可能な開発目標)」も登場している。環境負荷の低減など持続可能な社会実現に貢献するクラウド利用はもちろん、省エネ化を実現するデータセンターにオンプレミス環境を移設することも、今後は積極的に考えたいところだ。

業務を止めず、市場競争力を強化し、さらに環境負荷の低減をはじめとする社会的責任も果たす――。こうした多様な要求を満たす企業システムを、どのように構築すればよいのか。そのための方法論と具体的な手法について、次ページ以降で考えてみよう。

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