ISO/IEC 20000シリーズ
- ISO/IEC 20000-2:2012
- ISO/IEC 20000-1:2011
- ISO/IEC TR 20000-4:2010
- ISO/IEC TR 20000-5:2010
- ISO/IEC TR 20000-3:2009
ISO/IEC 20000-2:2012
ISO/IEC 20000シリーズのパート2が2012年2月15日に改版されました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=51987
このパート2は、2005年12月発行の初版を全般的に見直して改版したもので、ITサービスマネジメントシステムの国際標準です。
タイトルもCode of PracticeからGuidance on the application of service management systemsと変更されました。
これは、組織が20000-1:2011をより正確に解釈し、効果的に活用できるように作成されたガイダンスです。
主な改版のポイントは、以下となっています。
- 2011年版パート1との整合(用語、要求事項、構成など)
- 各プロセスの説明を以下に構造化して内容の充実を図っています(85ページに)
- 要求事項の意図(intent)
- 概念
- 要求事項の説明
- 文書と記録
- 権限と責任
- Annexにはプロセス間のインターフェースとSMSとのインテグレーション例が掲載されています。
(全85ページ)
ISO/IEC 20000-1:2011
ISO/IEC 20000シリーズのパート1が2011年4月15日に改版されました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=51986
このパート1は、2005年12月発行の初版を全般的に見直して改版したもので、ITサービスマネジメントシステムの国際標準です。
この標準はサービスプロバイダが、そのSMSの計画、確立、導入、運用、監視、レビュー、維持、改善における、 要求事項ならびに合意されたサービス要件を実現するためのサービスの設計、移行、提供および改善についての要求事項を含んでいます。
主な見直しポイントは、以下となっています。
- 他のマネジメントシステムの規格(ISO 9001, ISO/IEC 27001等)との整合
- ITサービスマネジメントのベストプラクティスであるITILの最新版(V3)との整合
- 用語定義の改善と拡充
- 新規要件の追加
(ex.他の当事者によって運用されるプロセスのガバナンス、など)
(全26ページ)
改版に関する、より詳細な情報は以下をご参照下さい。
「ISO/IEC 20000-1 改版での変更点」 (399 KB/A4, 19 pages)
ISO/IEC TR 20000-4:2010
ISO/IEC 20000シリーズのパート4がTR(Technical Report)として2010年11月25日に発行されました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=50624
20000-4は、Process Reference Model(プロセス参照モデル)を20000-1に基づいて記述されたものです。
このモデルは、ISO/IEC 15504シリーズのProcess Assessment に関わる標準と組み合わせて20000-1で記述されているSMSのプロセスのアセスメントに用いることを意図しています。
中心となる5章の記述内容としては、プロセスごとにプロセス名、コンテクスト、目的(Purpose)、成果(Outcome)、要求事項のClause(Requirements traceability)からなっています。
20000-3,20000-5に続く、20000-1を補完するTR(Technical Report)という位置づけです。(全23ページ)
ISO/IEC TR 20000-5:2010
ISO/IEC 20000シリーズの第4弾のパート5がTR(Technical Report)として2010年4月26日に発行されました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=51988
このパート5は、サービス・プロバイダが、ITサービス改善を計画・実行する際の適切な順序に関するアドバイスを提供しています。 サービスマネジメントシステムの導入時に、一般的な3段階アプローチの利用を提案しています。
また、その各フェーズでISO/IEC 20000-1の導入を成功させるための重要なアクティビティーを一覧や、プロジェクトの導入時に役に立つ、 目標の設定、ポリシーの策定、ドキュメント・記録の管理とプロセスドキュメントのサンプル、といった、補足情報、 アドバイスと指針も提供しています(全31ページ)
ISO/IEC TR 20000-3:2009
ISO/IEC 20000シリーズの第3弾のパート3がTR(Technical Report)として2009年10月14日に発行されました。
http://www.iso.org/iso/home/store/catalogue_tc/catalogue_detail.htm?csnumber=51235
このパート3は、サービスプロバイダが20000のパート1を適用する場合のスコープ定義のガイダンスを提供しています。 複雑なサプライチェーンのなかで、いくつかの例示をすることでサービスプロバイダがSMSの範囲を定義するためのガイドとして当社も参画して発行されました。
6章構成で以下のannexがついており、annex.Bでは大きく8つのシナリオを例示しています。(全22ページ)
Annex A: Main points on applicability of ISO/IEC 20000-1, scoping of the SMS andconformity to ISO/IEC 20000-1 Annex B: Examples of scope statements
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