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Fujitsu

Japan

 

CASE
味の素株式会社様の新たな価値創造を支える
クライアント・イノベーション・センター

クライアント・イノベーション・センター のデジタルワークショップの様子

ビジネスパートナーとの共創を進めるための新拠点開設

味の素株式会社様は1909年に世界初のうま味調味料「味の素®」を事業化して以来、アミノ酸を起点とした研究開発に取り組まれ、近年では企業や大学、各種研究所とのオープン&リンクイノベーションにより再生医療培地や発酵ナチュラルフレーバーなどの新事業領域にも進出しています。

2018年6月、味の素様は、ビジネスパートナーと技術を融合させ、新しい価値や事業の共創を目指すための拠点「クライアント・イノベーション・センター(CIC)」を川崎事業所(神奈川県川崎市)に開設しました。科学技術の急速な発展やグローバル競争の激化、顧客ニーズの多様化に直面し、企業には新たな価値の創出につながる研究開発力がさらに求められる時代です。味の素様は、従来から自社での研究開発に加えて、他社の技術や知見を採り入れ、社会的な課題解決に向けた取り組みを進めています。

クライアント・イノベーション・センター 全体の様子

デザインアプローチを取り入れた共創の場づくりとプログラム設計

今回富士通は、参加者のインサイトを引き出し、新しいアイデアを生み出すための共創の場作りや、ワークショップの企画やプログラム設計、コンセプトづくり、人材育成などについてお手伝いをさせていただきました。

味の素様はクライアント様との共創を目的としたCIC設立を考えたときに、効果的なディスカッションやアイデア出しなどにおけるコミュニケーションの取り方を重要と考え、共創に取り組む富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター(DTC)を見学、実際に「IoTで未来を描くワークショップ」などに参加されました。DTCではデジタルとアナログをバランス良く組み合わせており、アイデア発想を促すことが出来る「インスピレーションカード」や、アイデアを書いた付せんをスキャン・画面表示し、アイデア共有できるデジタルツールを用いるプロセスがあり、味の素様の考える共創活動にフィットすると評価いただきました。

CICにおけるデジタルを活用した共創の場(コミュニケーションスペース)を構築する際には、CICのありたい姿を描き、理想的な利用シーンと運用シーンをジャーニーマップとして落とし込むことで、来観者の来場から退館までの体験を可視化。「場」を運用していくために必要な機能・ツール・スキルを明確にし、実運用した際のイメージをあらかじめ検討しました。
理想の未来像を描き、そこに向かって現実的な答えに落とし込んでいくデザインアプローチの手法は効果的と共感いただき、富士通のデザイナーとディスカッションを重ね、プログラム作りを進められました。

デザインアプローチを用いた共創の場づくりやプログラムの設計、またワークショップをプレ開催することにより、不安に感じていたCICの専任スタッフにワークショップの運営経験者がいないという点も克服できたそうです。

新しい価値の創造には、さまざまな人・技術・知恵が合わさり、コミュニケーションを深めていくことが大切と考える味の素様。富士通は共創で、お客様とともに新しい価値創造を進めていきます。

 

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