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青果卸売市場の自由化をにらんで 「GLOVIA-C XI」による戦略的経営に布石

このページの情報は、2006年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。

導入事例 東京豊島青果株式会社 様

生鮮食料品の卸売業界は今、2009年4月の委託手数料自由化を前に新たな経営の舵取りを求められている。そこで求められるERP(企業情報システム)は、経営判断に必要な情報を、集約された膨大なデータの中からスピーディーに抽出し、分かりやすく提示する機能だ。首都における青果流通を支える卸売会社、東京豊島青果株式会社は「GLOVIA-C XI」を導入、企業にとって中枢神経系ともいえる企業情報システムを構築し経営基盤の強化をはかる。その第一歩が会計・人事・給与系システムの機能向上である。

東京豊島青果 株式会社

設立 1947年
代表者 代表取締役社長 小泉 雄太郎
本社 〒170-0002
東京都豊島区巣鴨5-1-5
資本金 2億3760万円
売上 545億円(平成16年度)
従業員数 160名
事業概要 卸売市場法にもとづいた国内外の青果物およびその加工品の受託販売、並びに購入販売
URL 東京豊島青果 株式会社 (http://www.toshimaseika.co.jp/)

規制緩和後の競争時代にそなえたシステムづくりへ


東京豊島青果株式会社
管理部 情報システムグループ 次長
冨岡 重次 氏

東京豊島青果は、都が青果物などを対象に開設する9個所の中央卸売市場のうちの豊島・板橋両市場にそれぞれ本社・支社をかまえ、卸売りを手がけている。創業は1947年、北海道から沖縄までの青果物産地と都内城北地域および埼玉県南部の市民の台所の橋渡しを担い、60年目を迎えようとしている。
1日に入荷する商材は本社所在の豊島市場で450t、板橋市場で550t。かつては「せり人」と仲買人、売買参加者が対面し、独特の手のしぐさや符丁をまじえ賑やかに取り引していたが、いまはそのほとんどが電話、ファックスで行われるなど様変わりしている。しかし全国各産地の青果物がいったん豊島・板橋の市場に集荷され、成立した取引内容ごとに分荷され、八百屋などの小売店、量販店、加工業者等へと発送される流れは変わっていない。平日の市場内は、夕方から夜半にかけては入荷のトラックで、夜中から翌日の早朝にかけては買出の各種車両で賑わう。
同社は、毎日の生鮮品に関する情報を収集し、仲卸業者や売買参加者に伝え、成立した契約内容の等級や大きさに合わせて分荷、発送する業務にあたる。収益の大半は定められた委託手数料をもとに、取扱量に応じて得られる仕組みになっている。

2004年6月、改正卸売市場法が動き始め、2009年4月に委託手数料の定率制度が自由化されることになり、業界はまさに変革の時代に突入した。手数料率の自由化という荒波に充分耐えうる力を構築するために、これまで以上にスーパーや中食・外食産業などの第三者への販路拡大を推進している。同社は営業企画室を中心に、関連会社を巻き込み、新たな商機開拓に力を入れる。
「安心・安全・新鮮な商材を徹底して求め、なお一層の競争力をつけ、コンパクトで足腰の強い企業作りをめざしていくためには情報化を強力に推し進めていく必要がある」と語るのは、同社 管理部情報システムグループ次長 冨岡重次氏。最古参企業の一つとして、長年鍛えた経営力を武器に、規制緩和という一大変化を追い風に換え、これまでに増して積極的な事業展開を目ざす。そのためのERP構築において主役となったのが競争力の強化、環境変化への迅速な対応、スピード経営を実現するためのGLOVIA-C XIである。

多くの帳票データを統合的に処理し経営判断の時間を捻出したい


東京豊島青果株式会社
管理グループ 課長
高橋 満夫 氏

スピーディーで的確な経営を推し進める新しいERP導入の検討は2004年12月にスタートした。検討のポイントは第一に、それまでホスト系システムで稼働していた会計パッケージ「SuperCAPSEL(スーパーカプセル)」に替わるパッケージの導入だった。その理由を同社 管理部管理グループ課長 高橋満夫氏は次のように語る。
「経営陣から『帳票に新しいデータを加え、分かりやすくしてほしい』との要求があると、ホスト用プログラミング言語COBOL(コボル) に精通した社内スタッフで対応する必要がありました。いずれCOBOLを扱う人材は希少化するので、だれでも自由に帳票をデザインでき、経営陣の判断に必要な情報を迅速に抽出できる新システムが必須でした」


東京豊島青果株式会社
管理グループ 係長
岡本 禎洋 氏

そしてもうひとつのニーズは、ホスト系システムに元データを置く給与・人事情報を独立させ、より迅速な給与計算、人事情報の抽出などを実現することだった。
「給与・人事は会計部門に先がけて前のGLOVIAを導入していたのですが、データをホストコンピュータ側で管理していたため、人事・給与部門のスタッフは何かにつけてホストを扱う情報システム部門に問い合わせなければならない、時には履歴書を綴じた分厚いファイルのページをめくるなどデータを引き出す作業などに追われていました。経営のために必要な人件費情報などを提供するには統合的なデータ管理がどうしても必要でした」と振り返るのは、同社管理部管理グループ 係長 岡本禎洋氏。つまり同社の場合、各種の帳票データを蓄積していたものの、それらを集約し、経営者の戦略的判断に迅速に対応し、さまざまな切り口で情報を処理する「中枢神経」的なシステムを必要としていたのである。

2005年1月にベンダー3社によるデモンストレーションを経て、同年6月、最終的にGLOVIA-C XIの導入が決定した理由について、冨岡氏は次のように語る。
「ホスト系システムからオープン系への移行にはさまざまなトラブルが心配されました。結局、総合的に見て安定感のある富士通さんにお願いし、GLOVIA-C XIを導入することを決めました」
こうして同年7月にGLOVIA-C が導入され、10月に会計部門、つづいて11月には人事・給与部門において本格稼働するに至っている。

誰もが手軽に管理会計データを作成できるシステム

GLOVIA-C XI 会計情報システムおよびGLOVIA-C XI 人事・給与システムのパッケージを搭載するサーバは豊島市場の本社に設置され、板橋市場内の支社とはIP-VPNでゲートウェイし、インターネットをあたかも専用線のように使用している。
従来の専用回線では1.5Mbpsにとどまった伝送スピードは、IP-VPNへ切り替え後最大数十倍に向上、コストは約50%に押さえられTCO削減に大きく寄与している。

GLOVIA-C XI 会計情報システムは、Webブラウザを使い、簡単な操作で損益、実績データを照会することができるほか、あらかじめ用意された多様なGLOVIA独自のExcel関数(GLOVIA関数)によって特定の計数を抽出する機能を自由に埋め込むことができる。またエクセルベースの帳票類を容易にカスタマイズできる機能をもっているため、容易に帳票をデザインすることができる。これらの先進機能により、経営のための管理会計情報をタイムリーに引き出し、経営陣に提示できるようになるわけだ。

各部門で発生したすべての帳票データはFDWH(会計データウェアハウス)において統合的に管理され、人事・給与部門と情報システム部門との間でシームレスな連携を実現している。

給与計算業務の大幅効率化を実現

GLOVIA-C XIが本格稼働し始めると、会計、人事・給与の各部門スタッフはすぐさま手応えを感じた。なぜならGLOVIA関数をいくつか利用するだけで、過去のデータを容易に引き出し、また簡単に帳票をデザインできるようになったからだ。
なかでも、業務の効率が目に見えて進んだことを実感したのは給与部門である。同部門では導入以前、時間外手当のデータがホスト系に入力されていたため、データを給与計算パッケージに転送する手間などで毎月の給与計算に2?3日を要していた。しかしGLOVIA-C XI導入後はデータが統合されたおかげで最大でも1日、ときには数時間で給与の数値を算出できるようになった。「その余力で考える時間が生まれ、部門ごとの人件費コストを算出するなど給与部門の仕事がアグレッシブになってきた」と岡本氏は胸を張る。

さらに、すべての帳票データがFDWH内に統合され、強力なドリルスルー機能を使うことで各実務担当者から容易に元データを閲覧できるようになり情報システム部門の負担は大幅に軽減された。以前は、情報システム部門が運用するホストにデータを置いていたため、照会・確認の依頼も情報システム部門に集中した。しかしGLOVIA-C XI導入後、こうした照会・確認はすべて各実務担当者のPC上で正確かつ迅速になされることになり、問い合わせの時間、対応による業務ロス時間の削減というメリットも生まれた。

真に信頼でき、なおかつ使いやすい経営支援型情報システムを目指して

同社はこれまで、販売系データの処理については、複雑な商習慣に対応する必要があるため、豊島市場、板橋市場に分散設置されたサーバ上で走る自社製ソフトを主に活用し、GLOVIA-C XIにより抽出したデータをこれに合わせるように利用し、得られた分析結果を経営判断に活かしてきた。
こうした経緯をふまえ、冨岡氏は今後の展開についてこう語る。「会計、人事・給与の情報化は軌道に乗ったと思っています。次のステップとして、青果卸売業特有の複雑な販売系業務、さらには食の安全を保障するトレーサビリティシステムまでをGLOVIA-C につなぐことで、ほんとうに信頼でき、使いやすい管理経営のための情報システムを作り込んでみたい。青果卸売業向けシステム構築で実績を積む富士通さんと二人三脚で取り組み、実現したいものです」。
富士通はこれからも、ユーザの経営革新努力に応えながら、よりすぐれた経営支援システム作りに全力を投入していく。


パートナーメッセージ

都築電気株式会社
流通営業統括部 第三営業部
池之上 茂春 氏

今回東京豊島青果株式会社様のGLOVIAレベルアップに携われたことを光栄に思います。
当ユーザ様は、社員それぞれがパソコンを有効に活用されています。
今回も様々な切り口からデータを活用できるGLOVIA関数の機能を管理部門の方々が一丸となって取り組んでいらっしゃいました。
今後も東京豊島青果株式会社様のシステム発展に貢献できるよう努力して参ります。

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