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リアルタイムかつシームレスな情報共有で、SPAとしてのトータルな機動力を強化

このページの情報は、2008年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。


本店 店内

東京シャツ株式会社様 導入事例


アパレル業界では消費者の嗜好が細分化すると同時に、流行のサイクルも短くなりつつある。そのため、売れる商品を売れるタイミングで、しかも売れる店舗に素早く投入する判断が求められている。「シャツプラザ」「シャツ工房」などの名称で全国各地に店舗展開し、メンズワイシャツ、レディースシャツ、オーダーワイシャツ、ネクタイなどの製造・販売を手がける東京シャツ株式会社様は、業界の厳しい競争環境にありながらも急成長を果たしている。どのような視点でシステムを導入し、また活用しているのか。取締役と情報システム部門のトップを兼ねるキーパーソンに話を伺った。

[ 2008年7月3日掲載 ]

導入事例概要
業種: 紳士・婦人用品の製造・小売
ソリューション: アパレル・ファッション業界向け基幹業務システム
製品: 「Creative Vision.net(クリエイティブ・ビジョン・ドット・ネット)」(GLOVIA Smart連携商品)

製造卸からSPAへの転換を図り、今や直営152店舗、フランチャイズ4店舗(2008年4月現在)を擁するほどの急拡大を遂げている東京シャツ株式会社様。その成長を支える基盤として採用されたのが、アパレル業界向け基幹業務システム「Creative Vision.net」だ。システムの導入により、リアルタイムの情報共有を果たしただけでなく、店舗・仕入先・倉庫などとのシームレスな連携も実現するなど、さまざまなメリットが得られた。

課題と解決策
1 リアルタイムで売上・在庫情報をとらえ、自動発注や店舗配分などに活用したい GLOVIA smart連携商品
「Creative Vision.net」導入により解決
2 分析機能を強化して、生産や在庫を最適化したい
3 低コストで導入でき、メンテナンス性や拡張性にも優れたシステムを構築したい
4 卸を主体としたオフコンシステムから、SPAに対応したWebベースのシステムへスイッチしたい

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導入の背景

オフコンではリアルタイムで売上をとらえきれない


大貫 利明
東京シャツ株式会社 取締役
管理本部 情報システム部長

東京シャツ様のシステムの進化は事業の成長と軌を一にしている。1949年の設立当初は紳士・婦人衣料の製造卸を生業としていたが、バブル経済の破綻以降、卸売業は収益性が低下していった。一方、97年に出店したアンテナショップの利益が卸を上回るほどに成長したのを受けて、SPA(製造小売業)への移行を模索。その一環として、バッチ処理による発注機能などを盛り込んだオフコンベースのシステムを自社開発した。しかし、年間20店ほどのペースで急展開する出店にシステムが追いつかないという悩みがあったという。

取締役で情報システム部長の大貫利明氏は、「オフコンではリアルタイムで売上をとらえきれず、急拡大する事業を支えることができません。また、販売や営業、生産の現場が連動していないので、データの取り漏れや不適切な売価設定なども見受けられましたし、何より卸の基幹業務をベースとしたシステムなので小売業に特化した機能がないことも課題でした」と振り返る。

SPAへの転換でシステムを抜本的に見直し

2004年にはグループ全体で76店舗を数えるまでになり、卸機能を子会社の東京シャツ工業株式会社様へ移管、東京シャツ様本体はSPAへの完全な転換を果たした。それと同時に抜本的なシステムの見直しにも着手し、ITベンダー各社へ開発を打診。15社からの提案を吟味した結果、GLOVIA smart連携商品である「Creative Vision.net」の採用を決定した。

「Webベースでのリアルタイム処理や使い勝手のよさ、分析ツールや顧客管理機能を備えていることなど、小売システムとしてすべてに配慮されている点を評価しました。システムに対する視点の深さや先見性も魅力的で、メンテナンスだけでなく将来的なシステム拡張においても柔軟に対処できると考えました」と大貫氏は説明する。

システム概要

利用する場所や人を選ばない3階層システム

Creative Vision.netは、富士通のパートナー企業である株式会社DTP(ディー・ティー・ピー)が開発するアパレル・ファッション業界向けの基幹業務システムだ。「いつでも、どこでも、誰でも、簡単に使える」ことがコンセプトで、インターネット環境があれば、本社・支社・物流センター・営業担当者・取引先企業など、場所や人を選ばずにリアルタイムで情報共有ができる。

また、データベースサーバ、アプリケーションサーバ、クライアント端末の3層に分けて構築した3階層システムなので、PCのスペックや回線スピードにパフォーマンスを依存せず、大きな投資が必要ないことも特長の一つ。クライアント側で処理を行わないためデータをサーバに集約でき、セキュリティが確保されるほか、サーバを入れ替えるだけでメンテナンスやシステム拡張ができるといった利点も持っている。

東京シャツ様のシステムの全体像は下図のとおりだ。

本社や店舗だけでなく、自社倉庫、物流倉庫、縫製工場、仕入先にもCreative Vision.netを導入し、リアルタイムで、しかもシームレスな情報共有が実現した。例えば店舗での在庫が設定量を割り込むと、それが本社を経由して瞬時に仕入先へ発注データとして送られるという具合だ。

ネットワークには、多彩なネットワークサービスを提供する富士通「FENICS」を採用。また、店舗にはFelicaなど非接触ICカード対応のリーダ/ライタを内蔵した富士通のノートPC「LIFEBOOK FMV-830NA/L」を配置し、全スタッフがシステムへのログインをカード1枚で行える仕組みだ。便利なだけでなく、厳密なアイデンティティ&アクセスマネジメントによって参照メニューを制御するため、セキュリティも万全だ。

導入の効果

ビジネス共同体で現場の情報を瞬時に共有

大貫 利明

06年4月、Creative Vision.netはPOSシステムと合わせて稼働を開始した。「DTPと細かく要件定義を詰めたこともあって、システムに合わせて業務を変更するような窮屈さは感じませんでした。むしろ、それまでの業務をシステムで完全に再現したうえ、より高い精度で、しかもリアルタイムで処理できるようになったことは喜ばしい変化です」と大貫氏。本社や店舗、仕入先、倉庫など、ビジネス共同体の総合的な機動力が強化されたことを評価している。現場の情報を関係各所が瞬時に共有できるようになったことが、導入メリットの第一といえるだろう。

オフコンのシステムでは販売データを元にした出荷指示にタイムラグが発生していたが、リアルタイムで情報が連動するようになり、例えば仕入先が倉庫や店舗の在庫量をチェックして先手を打つといった効率的なアクションも可能になったわけだ。また、Creative Vision.netは新規商品の店舗配分機能も備えているため、店舗ごとのリアルタイムの売上・在庫情報によって商品配分を最適化できる。これにより機会ロスの削減にもつながっていると大貫氏は見ている。

多角的な分析により迅速で的確な意思決定が可能に

メリットの第二は、分析機能が強化されたことだ。卸と小売では在庫の持ち方が異なるが、東京シャツ様では小売業のノウハウが十分でなかったため、企画や開発、営業、商品配分などの部署は経験や勘に基づいた計画を立てざるを得なかった。しかしCreative Vision.netの導入により、例えば次のような施策が可能となった。

  • リアルタイムPOSでの売れ筋情報を元に、より高度な戦略を立案できるようになった
  • 商品、色、サイズ、時間推移など多角的な分析が実現した
  • オフコン時代は月単位の出力だった帳表が日次、週次、月次と細かく出せるようになり、現場の意思決定が迅速化した
  • 分析軸の登録機能によって、小売における有効なノウハウを横断的に共有できるようになった

大貫氏は、「物流や店舗の在庫をコントロールしているコントローラー室や商品開発を手がける商品課など、チーム間でデータを毎日のように出し合い、生産や在庫調整に利用しています。多角的な分析手段を得たことで、需給や損益のバランスの最適化、生産や商品展開のスピード、的確さなど、導入前と比べると明らかに向上していると思います」と語る。

サーバを停止せずにメンテナンスも

メリットの第三は、システム概要の段でも触れたとおり、店舗や物流倉庫、仕入先など関係各所とのシームレスな連携が実現したことだ。「店頭での販売を受けて、出荷データが瞬時に仕入先あるいは倉庫へ送られるなど、情報が密になりました」と大貫氏は説明する。

また第四のメリットとして、システム管理者の負担が大幅に軽減したことも挙げられるだろう。オフコン時は出荷指示をシステム部が行っていたため、発注手配を依頼する電話の応対に追われ、バッチ処理も365日休みなく手動で行っていたという。「人が関わらなくなった分、精度が上がりましたし、リードタイムも短縮しています。出荷量も増えました」と大貫氏。稼働後、予想以上にシステムの利用が多くトランザクションが増加したが、システムを停止せずにサーバ拡張も実施できた。メンテナンスの面でもCreative Vision.netが強みを発揮した形だ。

今後の展開

経営判断にもより一層の活用を目指す


本店 外観

今後は合理的かつスピーディーな経営判断の実現へ向け、分析機能などをさらに拡充させていきたい考えだ。企画や仕入れといった川上の工程から、生産・物流管理を経て、営業、販売といった川下まで、あるいは長期的な出店計画や顧客管理と連動したマーケティングなども含めて、ビジネスをトータルに見据えることが可能となるだろう。

「情報は企業の血液です。Creative Vision.netの導入によって、それが適切な状態で順調に流れるようになりました。足場固めができたということで、今後はより洗練されたものにしていきたい」と大貫氏は力を込める。リーズナブルで高品質という東京シャツ様のものづくりのコンセプトのもと、お客さまの満足を高める商品を提供するための基盤として、Creative Vision.netは、今後も重要な役割を担っていくにちがいない。

【東京シャツ株式会社 会社概要】

所在地 〒101-0031 東京都千代田区東神田2-8-12
従業員数 500名
代表者 代表取締役社長 鈴木正利
設立 1949年10月17日
売上高 83億円(2008年2月末日現在)
事業内容 紳士・婦人用品の製造および販売
ホームページ 東京シャツ株式会社

営業からの一言

株式会社 ディー・ティー・ピー 鈴木 琢也

東京シャツ株式会社様の基幹システム構築に際し、ITベンダー15社より弊社『Creative Vision.net』をご採用頂き大変光栄に思っております。要件定義においてはあらかじめRFPを頂戴していたことにより、弊社では東京シャツ様が使用しやすい入力方法、データ参照方法はどの方法がベストなのか?ユーザー様視点で進めることができたと自負しております。とかくITベンダーのいいなりになってしまうシステム構築例もある中で弊社の進捗方法はあらかじめユーザー様の要件をヒアリングさせて頂きそれを入力画面であれば先にGUI部分を作成して100%の合意をユーザー様及び開発側で確認できるところ、さらに画面をサンプルで拝見して頂くことにより更なるアイディアが生まれる点も数多かったかと思います。上記工程を何度も大貫部長様並びに各セクションご担当者様と確認させて頂いたことが現在の稼動に結びついていることと思います。今後も東京シャツ様のさらなる飛躍の為、提案、情報を提供させて頂き、お手伝いをさせて頂きたいと考えております。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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