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ビジネスの拡大を支える新会計システムを「GLOVIA-C会計パッケージ」で構築

このページの情報は、2002年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。

建築用建材、内装材などの製造・販売・輸入を手がける東建リーバ株式会社では、拡大する事業規模への対応が大きな課題となっていた。短期間に急速な成長を遂げたため、経理業務の負担が急増していたのである。そこで同社では「GLOVIA-C会計パッケージ」を導入し、新会計システムを構築。効率的な業務を実現すると同時に、連結決算のスピードアップにも役立てている。

[ 2002年12月20日掲載 ]

東建リーバ株式会社

本社 名古屋市中村区名駅5-27-13 名駅錦橋ビル
資本金 3億円
代表者 代表取締役社長 左右田 稔 氏
設立 1998年3月20日
従業員数 100名
事業内容 東建グループの一翼を担う開発型総合建材メーカー。建設用建材、家具類、内・外装材、電化製品、水まわり設備、エクスエリア建材、輸入住宅などの製造・販売・輸入を手がける。Webサイトでは、一般消費者向けのオンライン販売なども展開している。


高品質な商品群を武器にB to Cビジネスも展開


東建リーバ株式会社
物流事業部 システム開発担当 リーダー
倉田 兼光 氏

東建リーバは、不動産事業、建築設計事業、賃貸・仲介事業などを手がける東建コーポレーションのグループ企業である。東建コーポレーションではもともと、建築資材などを外部に発注していたが、調達業務の効率化を目指して建材プロジェクトを発足。業務はその後も順調に拡大し、1998年に東建リーバとして分社化されることとなった。

東建リーバ 物流事業部 システム開発担当 リーダー 倉田 兼光 氏は「当社の事業は、建築用建材、内装・外装材などの開発・製造業務と、海外からの輸入業務の2つに大別できます。納入先はグループ企業がメインですが、重量鉄骨などの建材類については、ゼネコンをはじめとするグループ外企業にも外販を実施。こちらの事業も伸ばしていきたいと考えています」と説明する。

東建グループ全体の成長が、同社の発展のバックボーンとなったことは確かである。しかし、そこに安住することなく、新規分野にも意欲的にビジネスを展開。最近ではWebサイトを使ったオンライン販売などにも取り組んでいる。

「当社の取扱商品の中には、輸入カーテンや温水便座『シャワレッシュ』など、一般のお客様向けのものも数多く存在しています。『安くて品質の良い商品なら必ず受け入れて頂ける』との理念に基づき、B to Cビジネスにも一層力を入れていきます」と倉田氏は語る。今後は電化製品なども、オンライン販売のラインナップに加えていく計画である。

会計業務の効率化を目指しシステムの導入を決断


東建リーバ株式会社
総務・経理課
松葉 満広 氏

同社では2000年8月に、会計システムの構築プロジェクトに着手した。その背景を、倉田氏は「会社設立直後は会計系のシステムが十分に整備されておらず、経理業務のほとんどの部分を手作業で処理していました。しかし事業規模が急激に拡大したため、次第に対応がとれなくなってきたのです」と説明する。

2002年で6期目となる若い企業だが、年商は既に50億円を超え、従業員数も100名以上に達している。通常では考えられないくらいの急成長と言える。だがその一方で、以前は手書きの伝票をベースとした業務が行われていた。東建リーバ 総務・経理課 松葉 満広 氏は「増え続ける業務を処理していくことは、とても不可能でした。そこで、新たな業務基盤となる会計システムの構築に着手したのです」と語る。

新システム構築にあたっては、数種類のパッケージ製品を候補として比較検討を行った。その結果、採用されたのが「GLOVIA-C会計パッケージ」であった。

製品選択のポイントについて、倉田氏は「メンテナンスやバージョンアップに手間がかかるクライアント/サーバ系システムは、できるだけ避けたいと考えました。その点、Web対応のGLOVIA-Cなら、当社の要件にピッタリでした。しかも、他社製品と比べて、GLOVIA-Cは拡張性・操作性の両面でも優れていました」と説明する。

実際の構築作業は、2000年10月に開始された。翌2001年1月から、新会計システムの本稼働がスタート。この間、実質わずか2カ月というスピード構築である。

業務スピードとデータ精度の大幅な向上を実現

GLOVIA-C 会計パッケージの導入効果について、松葉氏は「業務スピードが以前と比べて、大幅に早くなりました。手作業で処理していた時代にくらべて、半分以下の期間に短縮できています」と語る。

同社は東建コーポレーションの連結対象となっているだけに、決算データの迅速な処理も要求される。しかし、新システムが導入されるまでは、対応が難しい部分もあったという。現在ではこうした課題も解消。グループ全体の情報開示を早める上でも、GLOVIA-C会計パッケージが大いに貢献している。

もう一つの大きなメリットとなったのが、会計データの精度向上である。「手書きによる起票・転記作業には、どうしてもミスがつきまといがちです。それが、GLOVIA-Cの複写機能や仕訳辞書登録機能などを活用することで、人為的なミスを一掃することができました」と松葉氏は語る。

会計データの戦略的活用にもGLOVIA-Cを役立てる

新会計システムが導入されてから約2年が経過し、大きなトラブルなどもなく現在も順調に稼動を続けている。今後は給与システムや販売管理システムなど、他システムとの連携も順次行われていく計画である。

「最近では、会計データを経営分析などに利用する気運も高まっています。我々としても、GLOVIA-Cに蓄積されたデータを積極的に活用していきたい」と語る松葉氏。倉田氏も「今回は構築期間が極めて短かったため、業務をパッケージに合わせざるを得ませんでした。しかし、結果的には、GLOVIA-Cの標準機能だけでまったく問題なく業務を遂行できています。この点からも、GLOVIA-Cを選んだことは正解だったと感じています」と続ける。

東建リーバでは現在、中国に拠点を展開する作業も進めている。GLOVIA-Cは、グローバルに広がるビジネスを支える基盤としても活用されることになるのである。


パートナーメッセージ

株式会社 富士通中部システムズ
ビジネスソリューション事業部 ERPソリューション部
斉藤 徹 氏

GLOVIA-Cをご導入頂いたことで、財務会計業務の効率化という初期の目的は達成することができました。今後は課題となっている管理会計の面でもGLOVIA-Cをお役立て頂けるよう、様々なご提案を行っていきたいと考えています。

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