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ハンディターミナルを活用した「倉庫管理システム」の導入により、誤出荷率の低減、棚卸在庫精度の大幅向上を実現

株式会社リッチェル樣


プラスチック製家庭用品を中心に、3,500アイテム以上の製品を製造・販売する株式会社リッチェル様は、倉庫管理、入出荷管理の業務効率向上に取り組むため、富士通のパッケージソリューション「GLOVIA smart 製造 MES 在庫管理」を導入、運用した結果、同社の物流品質は大幅に向上した。

[ 2011年2月1日掲載 ]

導入事例概要
業種: 製造販売業
ソリューション: 在庫管理
製品: GLOVIA smart 製造 MES 在庫管理

「あらまし」

厳しい市場環境のなか、樹脂製品製造・販売メーカーのパイオニアである株式会社リッチェル様は、家庭用品、園芸用品、ベビー用品、ペット用品等、幅広い商品を開発・製造し、独自の販売ルートを開拓し販売実績を上げてきた。同社は2000年頃より、いっそうの業務効率向上をめざし、基幹システムのダウンサイジング化、効率化に取り組み、その最終段階として倉庫管理業務のシステム化に着手した。「GLOVIA smart 製造 MES 在庫管理」の導入により、誤出荷率は大幅に低減。またベテラン担当者の技量と記憶に頼ることの多かった入出庫業務の効率化も実現。その結果、要員が効率的に配置され、物流品質の向上が実現した。

課題と効果
1 入出荷業務が担当範囲ごとに極端に属人化され、要員の代替時に業務効率が大きく低下していた 担当範囲を問わず、経験の浅い担当者でも入出荷業務を遂行できるようになった
2 帳簿と実在庫の差異を低減する必要があった 倉庫管理システムにて正確な入出荷管理を行うことにより、リアルタイム在庫が実現した
3 ピッキングミス、荷札の貼り間違えなどによる誤出荷を低減し物流品質を上げる必要があった ハンディターミナルを使った入出荷管理により、誤出荷率が0.02パーセントから0.005パーセントへ大幅に低減した

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導入の背景

熟練担当者の記憶に頼っていた入出荷業務

3,500アイテムに上る同社の製品はじつに多種多様だが、素材別に大別すると、ひとつはプラスチックをメインとした園芸用プランターや浴用品・台所用品、もうひとつはプラスチック以外の木材、繊維、金属部材で構成されるベビーバギーや介護用ポータブルトイレ・ペット用ケージなどの製品群である。

このうちプラスチック以外の素材を用いた製品は中国工場で生産され、名古屋港に陸揚げされ営業倉庫(倉庫業者の倉庫)に、国内生産製品については自社の3階建て倉庫に保管している。

岡田 寛
株式会社リッチェル 営業本部 商品部長

これらの倉庫から全国のお得意様へ迅速・確実に商品を出荷するためには、効率的な倉庫管理が求められるが、自社倉庫の業務プロセスはいくつかの課題を抱えていた。営業本部 商品部長の岡田寛氏は次のように語る。「商品は出荷頻度に応じて各階に保管され、各階には熟練した担当者が配置され入出荷を管理していました。個々の製品のロケーションはすべて担当者の頭の中に記憶されていたので、欠勤で他者が入出荷を代行すると作業時間がかかり、業務効率が大幅に低下するという問題を抱えていました。また膨大なアイテム数の商品を抱え、今後もその増加が見込まれる当社の場合、人的管理運用だけでは限界があり、どうしてもシステム化の必要があったのです」。

導入のポイント

誤出荷をいかに低減させるか

システム導入によって求められた要件は第一に、熟練担当者に頼らず、経験の浅い担当者でも間違いのない入出荷作業が可能である機能が求められた。とくに誤出荷は、得意先への正確・迅速な商品の出荷を阻害し、信頼性を低下させるだけでなく、往復の運賃ロス、外装の取り替えなどコスト損失をまねくため、低減する必要があった。

また従来、倉庫独自の在庫管理がなされていなかったため、販売管理システム上の在庫データとの間にギャップがあった。そのため最新の在庫データと実在庫データとの間に半日のずれがあった。両システム間の在庫差異により欠品や販売機会のロスが生じてしまう。

こうした課題を解決するためには、次の要件が求められた

  • 熟練作業者でなくても可能なピッキング
  • 倉庫在庫の見える化
  • 誤出荷低減のための、作業指示から作業実績までのサイクル確立
  • 入力工数を省力化することによるミスの低減

システム選定のプロセスと導入理由

販売管理システムとのスムーズな連携性とサポート体制を高く評価

大渕 聡
株式会社リッチェル 経営企画本部 情報システム課長

金子 真奈
株式会社リッチェル 経営企画本部 情報システム課

選定対象となったシステム提案は4種類。選定にあたって重視した点について、同社経営企画本部情報システム課長の大渕聡氏は次のように語る。「重点評価項目として上位に位置づけられたのは、販売管理システムとのスムーズな連携性でした。また入出荷担当者の業務負荷をどの程度抑えられるかにも留意しました。具体的には、販売管理システムから出力していたピッキング用の帳票類と入出庫業務帳票とのギャップが少ないなどです」。

選定作業にあたってはプロジェクトチームが編成され、具体的に基準項目をいくつか設定し、各項目について詳細に検討し総合的に評価。最終的に2つのシステム提案に絞り込まれた。

富士通の「GLOVIA smart 製造 MES 在庫管理」を選定した理由について、大渕氏はこう語る。「富士通はパッケージシステムを提案。スピーディーに導入できる点が評価ポイントでした。パッケージで思い通りになるかという心配もありましたが、フィットアンドギャップで問題点を解決できることがすぐ分かりました。最終的には販売管理システムとの連携の良さとコスト面で優れていたことが導入の決め手となりました」と語る。

またサポート面について、同社経営企画本部情報システム課の金子真奈氏はこう評価する。「問題発生時、操作上の不明点などに対して、すぐに駆けつけてもらえる態勢。そしてまた、リモートでのメンテナンスも、富士通のサポート体制は充分に満足のゆくものでした。安心感が大きかったと思います」。

システム導入時の工夫

現場担当者の使い勝手に配慮したハンディターミナル



システム導入が決定すると、導入プロジェクトチームは同社が利用する営業倉庫の担当者にヒアリングを行い、より使いやすい倉庫管理業務実現の参考とした。具体的には、ロケーションの設定方法、番地の付け方などについて相談したという。「実際に当社の商品入出荷を手がけているので、管理上のノウハウをいろいろと教えていただき、新システムのあちこちに活かすことができました」(岡田氏)。

システムを運用する上で同社がとくに留意したのは、現場担当者にとって分かりやすく扱いやすい操作性だった。稼働後、現場の担当者はシステムのWeb画面よりハンディターミナルをよく使うことになる。画面の構成に一工夫加えることで業務効率は上がる。金子氏はこう説明する。「富士通さんと相談しながら、メニューの構成、文字の大きさ、キーの配置、画面の遷移をアレンジし、初めて業務を担当する人にも分かりやすく、すぐになじむ仕組みになったと思います」。本稼働に際しては約2週間のテスト期間を設けた。その結果、担当者のハンディターミナルの習熟もスムーズに進み、本稼働時には全員が戸惑うことなく入出庫業務にあたることができた。

導入の効果と今後の展開

飛躍的に低減した誤出荷率

岡田氏は、導入効果についてこう語る。「もっとも大きな導入効果は、はっきり数値に表れています。システム導入以前の誤出荷率は0.02~0.03パーセントを推移していましたが、導入後は0.005まで低減。これほど大きな効果が出るとは予想していませんでした」。また、販売管理システム上の在庫データと、倉庫在庫データが常に一致、リアルタイム在庫管理が実現したことも大きな導入効果。「導入以前は約半日のタイムラグがあり、欠品による販売機会ロスのリスクを抱えていましたが、根本的に解消できました」(岡田氏)。

さらに入出庫現場の作業も効率化された。熟練担当者の記憶に頼る入出荷作業も改善され、ハンディターミナル操作により伝票入力工数が大幅に減ったため、誰でも、正確でスピーディーな作業が可能となった。「システムを通して出荷作業の進捗を確認できるので、例えば1階担当者の手が空いた場合、2階へサポートに行くよう指示できるようになりました。これも業務の属人化が解消されたおかげです」(金子氏)。システム導入後3ヵ月後には倉庫管理業務は未経験だった担当者3名がシステムを利用し、入出荷作業をこなしている。今後はパート、派遣社員の配置を考えているという。

また在庫管理の精度も飛躍的に向上した。「じつは私どもは5年前から循環棚卸を実施し、在庫管理の精度アップに努めてきました。これもハンディターミナルの活用により飛躍的に向上しました。先期までは0.2パーセント前後だった差異が0.03パーセントにまで抑えられたのです」。

導入効果は誤出荷率の1桁低減のほか、現場担当者の意識面にも現れているという。金子氏はこう述べている。「以前は、在庫のデータは事務所内のパソコンでしか確認できなかったので確認の頻度も少なく、また半日のタイムラグがつきものなので、ある程度の差異は仕方がないという雰囲気がありました。しかしシステム導入後は担当者全員がハンディターミナルを使っていつでも簡単に在庫を確認できるので、『ちょっとおかしい』とただちに現場で確認するなど在庫を正確に把握しようとの意識が高まりました」

富士通はこれからもシステムを進化させ、ものづくりの効率アップに取り組む製造業を支えていく。

営業メッセージ

富士通株式会社
北陸支社 富山支店
大塚 秀信

岡田部長様や大渕課長様、金子様はもとより、現場の皆様方の多大なご尽力・ご協力をたまわり、新システムの導入と本稼働を予定通り迎えることができまして、あらためまして御礼申しあげます。今後も引き続き、株式会社リッチェル様の経営理念「洗練された進歩的な感覚でわたくしたちにしかつくれない“良い商品”を提供する」の具現化の一助となれば、これに勝る喜びはございません。富士通グループ一丸となってお客様のNo.1ビジネスパートナーへとさらなる努力して参る所存です。

【株式会社リッチェル樣 会社概要】

所在地 〒939-0592 富山県富山市水橋桜木136
代表者 代表取締役 蓮池 浩ニ氏
設立 1960年(昭和35年)
事業内容 プラスチック家庭用品、園芸用品、ベビー用品、工業用品、業務用品、介護用品、エクステリア用品を中心とした自社ブランド品等の製造販売

株式会社リッチェル様 会社ロゴ

ホームページ 株式会社リッチェル樣 ホームページ

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