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創業から90年、手作業による精度の高い経理業務を SaaS型会計システムがスムーズに継承

和泉チエン株式会社様 外観写真

和泉チエン株式会社様


長年、経理業務を手作業で行ってきた企業がシステム化に踏み切る場合、いくつかのハードルがある。初心者でも使いこなせるシステムを選ぶ、タイミングをつかむ、自社に合ったペースで導入を進めるなどだ。和泉チエン株式会社様は、製造部門でのシステム化が進み、経理部門にもICTに明るい社員を迎えたタイミングでSaaS型業務アプリケーションサービスを導入。半年間の予定で手作業とシステム利用を並行させつつ、操作に慣れ、スムーズに運用スタート。将来、他のシステムと連携させ、製造原価を正確に把握するなど、同社に合ったシステム化のロードマップも見えてきた。

[ 2011年8月19日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 製造業
製品: FUJITSU Enterprise Application GLOVIA smart きらら 会計

すべて手作業と手計算による決算、試算表作成業務は完全無欠、正確無比。伝統的手法ともいえる経理業務をシステム化し、属人化を脱し、事業継続性向上と蓄積データの柔軟な分析を求めた同社は、SaaS型業務アプリケーションサービス「GLOVIA smart きらら」を導入。従来の紙ベース業務を残しつつ、手作業による業務とシステムを並行運用するなど、ちょっとした工夫によって、スムーズなシステム導入に成功した。

【課題と効果】
1 経理業務の属人化を脱し、標準化へ
帳票、試算表作成など全て紙ベース、手書き。時間のかかる修正作業を短縮化し、前年対比などの分析を迅速に行いたい。属人化した経理業務を標準化したい。
他の担当者でも精度の高い経理業務が可能に
システム導入により入力・修正作業は大幅効率化。システムへのデータ蓄積も始まり、データ分析機能活用の目処がついた。特定の経理担当者以外でも従来通りの精度の高い経理業務継続が可能に
2 導入時の手間・コストは最小限に
システム導入は初。サーバ設置、ソフトウェアのセットアップ、OSバージョンアップなどの手間、コストを最小限に抑えたい
スピーディーかつ低コストで導入
SaaS型システムの導入により、ハードウェア、ソフトウェアの設置や保守、バージョンアップは不要。初期投資を抑え、月額料金で利用可能に
3 将来は全社的なシステム化を
将来、全社的なシステム化を目指したい。そのためにも、まず会計業務をシステム化したい
会計の成功で全社的なシステム化に道筋
会計・経理業務のシステム化を着実に成功させ、生産現場を含めた全社的なシステム化への道筋が見えてきた

導入の背景

高級自転車用チェーンのトップメーカー

和泉チエン株式会社 代表取締役社長 奥野英俊氏の写真
奥野 英俊
和泉チエン株式会社 代表取締役社長

和泉チエン株式会社様は1916年の創業以来、卓越した技術力と、品質には決して妥協しないもの作りスピリットで、自転車用、モーターサイクル用、動力伝動用、自動車用まで多様なチェーンの製造を手がけてきた。同社の、常に高い品質・精度・耐久性を求めてチャレンジする技術力への評価は高く、世界トップブランドの自転車メーカーが同社製チェーンを採用している。同社代表取締役社長の奥野英俊氏は、「和泉チエンが製造する全てのチェーンは、一般標準品よりも数段優れた耐久性と高精度を誇っています。優れた品質を求め、その品質を維持するため、常に新しい技術を取り入れ、設備投資も積極的に行なってまいりました」と胸を張る。

経理業務の正確さを支えていた手作業

精度の高い高級自転車用チェーン製造で定評のある同社は、経理業務の精度もきわめて高い。「国税局の調査においても常に、税務申告内容がきわめて正確との評価をいただいています」(奥野氏)。こうした正確さを支えているのは、じつは手作業・手計算による経理業務だった。元帳をはじめ、全ての帳票は手書き・手計算で作成され、毎月の試算表も電卓をたたき、鉛筆書きで作成されていた。同社専務取締役の東野和之氏は、「コンピュータを触るのが大嫌いだが、計数・計算能力に特別秀でた担当者が、手作業で一手に経理業務を処理していました。その精度が高すぎるため、後進の育成が遅れていましたし、経理業務の継続性を担保するためにも、いつかは手作業をシステムに切り替えなければならないと考えていました」と語る。

和泉チエン社工場の写真
和泉チエン社工場

システム導入のポイント

修正作業、データ分析に多大な時間と手間を要していた

和泉チエン株式会社 代表取締役 専務取締役 東野和之氏の写真
東野 和之
和泉チエン株式会社 代表取締役 専務取締役

同社がいよいよ経理業務へのシステム導入を検討したのは、ICTに詳しい新たな経理スタッフ、現総務課経理担当課長の鎮西孝彦氏を迎えた2010年9月。同氏は当時を振り返りこう語る。「経理業務は手作業にもかかわらず正確で、月次の試算表も締めから1週間でまとまっていましたから問題はありませんでした。ただどこか1箇所でも数字の訂正が入ると、元帳、補助元帳など、全て手作業で修正しなければならず、時間がかかっていました」。また東野氏はこう述べる。「業績を前年と比較する場合に、データを一からExcelに入力し直さなければならないなどたいへんな手数がかかっていました。製造現場では一部システム導入が進みつつありましたし、経理部門にもそろそろシステムを導入しようとの気運が高まっていました」。

紙伝票イメージに近いシンプルな画面を評価

鎮西氏は、経理システム導入は初めての同社として見極めておくべきポイントを次のように考えたという。

  • 従来の手作業・手計算からシステム化へとスムーズに移行できる柔軟性
  • システム運用、更新などにかかるコスト、求められるICT知識やスキル
  • システムの応答スピードが十分か

和泉チエン株式会社 総務課 経理担当 課長 鎮西孝彦氏の写真
鎮西 孝彦
和泉チエン株式会社 総務課 経理担当 課長

その上でSaaS型業務アプリケーションサービス「GLOVIA smart きらら」のデモンストレーションに臨んだ奥野氏、東野氏、鎮西氏は迷うことなく導入を決めた。「サーバを設置する必要がなく、インターネットに接続できるパソコンがあればすぐに利用できる。したがってメンテナンスやシステムの更新もない。月額料金もリーズナブル。もし使いこなせなかったらいつでも手作業時代にもどってもよいという安心感が、逆に導入を後押ししてくれました」(東野氏)。「画面レイアウトのイメージが紙伝票に近く、シンプルで、今までの伝票入力作業からうまく移行できそうだとの印象を受けました。自社内サーバではないので応答速度が遅いのではとの懸念がありましたが、スピードは十分でした」(鎮西氏)。

導入作業から稼働まで

長年の経理業務の流れに合わせ、導入に工夫

同社は2011年2月末、SaaS型業務アプリケーションサービス「GLOVIA smart きらら」の運用を開始。それまでの経理業務の流れに、無理なくマッチさせるため、次の方策をとった。

  • 決算の9月までの6ヵ月間は、従来の手作業・手計算と並行してシステムを運用。習熟状況によっては並行運用期間を延長してもかまわない
  • 当面、経理部門の2台のパソコンで運用。将来必要に応じて運用台数増
  • 「承認は紙伝票」の従来方式を踏襲。承認済み紙伝票を元にシステムへ入力

運用開始から4ヵ月目、鎮西氏は使用感についてこう語る。「パンフレットの『シンプルな設定ですぐに業務をスタート』どおり、取引先のコード、銀行のコードを入れ、その日から運用開始できました。当初、マスタ登録にやや時間がかかるかと思われましたが、スムーズに運びました。入力作業も、デモ時の印象に違わず簡単です。手作業とシステムを並行していますが、業務負荷はあまり感じません」。

和泉チエン社製品(各種チェーン)の写真
和泉チエン社製品(各種チェーン)

導入の効果と今後の課題

全社的システム化への第一歩を踏み出す

システム運用開始後、目に見えて現れた効果は、元帳記入作業、修正作業の省力化。とりわけ、入力画面上の修正により、全ての帳票の修正が自動的に連携する機能は、経理部門の業務効率を大幅に効率化。帳簿を引っ張り出して電卓をたたく光景はなくなり、特定の担当者でなくても精度の高い経理業務が可能となった。「データ分析の操作も簡単にできることがわかりました。システムにもう少しデータが蓄積されれば、前年実績対比などもすぐに可能です。また、財務会計だけでなく、手形管理も視野に入ってきました。その先には管理会計的な活用ということになるでしょう」(鎮西氏)。
また奥野氏は、経営トップとして次のようなシステム活用に期待を寄せる。「少量多品種生産が進み、部品点数は数千点に及んでいます。経営者としてはどうしても個々の製品レベルの原価を把握しておきたい。そのためには、製造現場を含めた全社的なシステム化を進める必要があります。これは簡単なことではありませんが、今回の会計システム導入は、その第一歩になりました。システム化の大きな道筋が見えてきました」。
富士通はこれからも、業務効率化に取り組む企業の会計・経理業務を支えるSaaS型業務アプリケーションを進化させていく。

代表取締役社長 奥野英俊氏、代表取締役 専務取締役 東野和之氏、総務課 経理担当 課長 鎮西孝彦氏の写真
(右から)代表取締役社長 奥野 英俊 氏
代表取締役 専務取締役 東野 和之 氏
総務課 経理担当 課長 鎮西 孝彦 氏

【和泉チエン株式会社様 会社概要】
所在地 〒599-0232 大阪府阪南市箱作100-1
代表取締役社長 奥野 英俊
設立 1934年(昭和9年設立。創業 大正5年)
資本金 2億8,000万円
従業員数 189名
事業内容 ローラーチェーン(自転車用、モーターサイクル用、自動車用、伝動用等)の製造
和泉チエン株式会社様のロゴ
ホームページ 和泉チエン株式会社様 ホームページ 新規ウィンドウが開きます

【担当SEメッセージ】

株式会社富士通マーケティング
SIサービス本部 西日本システム統括部 関西第二システム部
内田 陽子

「GLOVIA smart きらら 会計」は、すばやく、むだなく、だいかつやくというコンセプトでご提供しているサービスです。
実際に使っていただくと、実感していただけると思います。
和泉チエン株式会社様へのきらら導入前には、手作業の経理業務からのシステム導入に加えて、私にとってもファーストユーザーという事もあり、3時間3回の説明で運用を開始できるのか、正直、不安がありました。
しかしそれは初日すぐに解消されました。
マスタ登録も伝票入力も初めての方でもすぐにデータを入力できる分かりやすい画面設計。必要なデータは、紙やデータ、照会画面等、必要な形式での出力が可能。社内にサーバがないことを感じさせないレスポンス、等々、導入をお手伝いさせていただく立場からも、自信を持ってお勧めできるサービスという事を実感しました。
2011年6月には人事給与のご提供も開始しました。システムの機能追加もおこなっております。
きららは、お客様からいただいた要望を取り入れて、沢山のお客様に選択していただけるサービスとして成長を続けていきます。

【導入事例(PDF版)】

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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