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独自に作り出した決算工程の見える化の実践と、新会計システム導入により、月次決算1日を実現

コーセル株式会社様


電子部品製造・販売を手がけるコーセル株式会社様は、1969年の設立以来、高品質とデリバリーの速さを強みに業績を伸ばし、現在、日本国内はもとより、米国、ドイツ、中国に営業拠点を展開、世界市場で競争力のある製品を提供している。長年にわたり総合的品質管理(TQM) (注1)に取り組んできた同社は2008年6月、GLOVIA smart 会計を導入。独自につくり出した決算工程見える化の手法を活用し、経理業務の大幅効率化を実現した。

[ 2010年10月15日掲載 ]

導入事例概要
業種: 電子機器、電気機械器具の製造・販売
ソリューション: 会計システム
製品: GLOVIA smart 会計

月次決算の翌日公開を目指していた同社管理部経理課(旧、経理部)は、ホストコンピュータ上で運用する会計パッケージシステムを一新し、オープン化の実現を決断。旧システムの使い勝手を残存させつつ、手入力による伝票処理業務の自動化を図り、締め日の翌営業日の月次決算確定、同翌々営業日午前10時の決算資料社内公開を実現した。「システムを新しくすると同時に、各部署からの情報が素早く経理課に集まる環境を確立する」との考えが、システムの円滑導入・定着を支えた。

課題と効果
1 伝票処理件数の増加により、システムのオープン化とすべて手入力に頼っていた経理業務を効率化する必要に迫られていた。 現場からのデータを、仕訳入力テンプレートを活用しGLOVIA smart 会計に登録することで手入力を軽減した。
2 3~4日かかっていた月次決算をスピードアップし、経営層に対し、経営判断に必要な情報を早急に伝える必要があった。 月次締め日の翌営業日に決算を確定。翌々営業日午前10時に決算資料の社内公開が可能となった。
3 試算表、貸借対照表など紙ベースを照合し行われていた残高照会を自動化する必要があった。 GLOVIA関数を活用し、月次決算用のチェックシートをExcelに出力。確認作業の効率化を実現した。

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導入の背景

TQM活動の目標として掲げられた月次決算公開早期化


コーセル株式会社 取締役 管理部 部長 谷野 光彦 氏

コーセル株式会社様は、情報通信機器や医療用機器、FA機器をはじめとする電子機器に組み込まれる小型・軽量・高効率の電源装置を主力製品としている。「品質至上」の経営理念とスピーディーなデリバリーは、国内はもとより海外市場からも高い評価を得ている。

同社が月次決算の翌日公開を目指したのは2006年。同社取締役管理部部長の谷野光彦氏は「当社は1982年よりTQMの経営手法を追求してきました。月次決算の翌日公開はその活動の一環として掲げられた目標でした。3日から4日かかっていた月次決算をスピードアップし経営層が求める情報をいち早く提供し、さらに日々の伝票をすべて手入力で処理していた経理業務の管理コスト低減、管理レベルの向上を実現するために、システムの刷新が求められたのです」と語る。そして2007年、同社は分散・オープン化、ネットワーク対応、そしてJ-SOX法対応を視野に入れ、ホストコンピュータ上で運用していたパッケージ会計システムをサーバに移行することを決めた。

システム導入のポイント

ユーザーである経理部門の目線でサポートしてくれる点を評価


コーセル株式会社 管理部経理課 課長 高田 和典 氏

新システム選定に際して重視されたのは、操作のしやすさ、同社の求める決算資料作成に対応できる拡張性、そしてサポート体制の3点だった。同社管理部経理課長の高田和典氏は次のように語る。「とくにサポートに関してはシステムの各機能と同等に重視しました。今後、業務効率向上を考えながら新システムを運用していくのは私たち経理課です。後の管理や改善をスムーズに運ぶためには、情報システム推進部ではなく、ユーザーである私たち経理課がシステム導入の第一歩からベンダーと一緒に考えていく必要があります。この考えを理解し、電話一本ですぐに駆けつけてくれるサービスで応えたのが富士通でした」。

GLOVIA smart 会計の導入が決まると、経理担当者の要望を踏まえ、より使いやすいシステム環境づくりがなされた。その一つが旧システムのインターフェースの踏襲だった。同社管理部経理課の高島大介氏はこう説明する。「当社は長年にわたり、帳票等はすべて一つの台帳にまとめ、必要に応じて関連伝票・証憑類を一目で見られるようにしてきました。それを振替伝票の形でGLOVIA上に受け継ぐことで、新システムのより円滑な定着を図りました」。

新システムの本格稼働にあたっては安全を期し、旧システムとの併行稼働を2ヵ月間設け、マスタの設定、残高移行作業を行い、キックオフから8ヵ月後の2008年6月、無事に本格稼働へと移行した。

導入の効果

決算業務の短縮が実現すると決算資料社内公開早期化へと意欲が湧いた


コーセル株式会社 管理部 経理課 高島 大介 氏

GLOVIA smart 会計導入後、決算業務が自動化し、決算時の業務負荷は大幅に軽減された。旧システムでは各部署から経理課に寄せられる数字データを手入力に頼っていたが、GLOVIA smart 会計に移行後は、各部から寄せられたExcelデータは標準の仕訳テンプレート機能により、自動処理されるようになった。「締め日後3日ないし4日かかっていた月次決算が、新システム導入1年目で2日に、2年目で1日に短縮されました。すると経理課内に『短縮して生まれた余力を決算資料作成のスピードアップに向けよう』との意欲が生まれました。その結果、決算資料の社内公開は2営業日の午前10時にまで早まりました。もう少しがんばり1営業日公開を目指します」(高島氏)。

残高照会の業務も格段に楽になった。旧システムでは、試算表、貸借対照表、総勘定元帳など紙ベースのデータを照合して行われていたが、新システムではGLOVIA関数を活用し、データベース内のデータをExcel上にダイレクトに呼び出し確認できるようになったことで、タイムリーに残高照合が行え、また残高照合の進捗状況も把握できるようになった。

数々の導入効果を踏まえ、次のステップも見えてきた。「現在、予算の管理資料はGLOVIA関数を活用し作成しています。予算管理をGLOVIA内で行うことができれば、月次数値の確定後すぐに予算対比が可能になり、また期の途中で予算案を見直し、その結果、実績がどのように変わるか分析できるのではと考えています。ぜひチャレンジしてみたいと思います」。

システム定着の工夫と効率運用を支えた手立て

社内各部署のデータをスムーズに集め、
作業の進捗管理を図るアイデア「見える化ボード」の活用

GLOVIA smart 会計を導入し、月次決算を1日に短縮するまでの2年間、同社では円滑な導入と定着のために、独自の施策を考えて実践している。

その一つは、社内各部署からのデータをスムーズに集めるための努力。高田氏は、「会計システムを一新して経理業務のパワーアップを図っても、社内各部署や協力会社からデータが迅速に寄せられなければ経理業務の効率化は実現しません」と語る。各部署に対しては、「まず、何日前倒しが可能でしょうか」と、データのとりまとめ早期化を依頼し、段階的に早めていった。その場合、一方的に依頼するのではなく「困難であれば、一緒に解決しましょう」とアナウンスをすることが協力を引き出すポイントだったという。

また、各部署からのデータ提出(受理)状況をグラフ化しアナウンスすることで、各部署での期限内提出の意識付けにつながり、早期提出に協力を得られた。


「見える化ボード」について説明される高島氏(イメージ)

月次決算を2日、さらに1日と短縮していく過程では、経理業務の見える化の実践が功を奏した。「経理課全員が見られる位置にホワイトボードを設置し、どの作業が終了しているかを、決算工程の見える化ボードにプロットし、経理課内全員で把握できるようにしました。課員全員で進捗状況を共有することで、遅れ気味の工程をフォローする体制が構築できました」(高島氏)。

新システムを導入する一方で、各部署からのデータをスムーズに吸い上げるための施策を実践することで、決算早期化という導入効果を得た同社。谷野氏は、GLOVIA smart 会計導入の2年間を振り返り、次のように語る。「もう一つの導入効果は、新システム導入を通して、経理業務の改善を、経理課全員が自分の課題、役割と位置づけ、向上心が生まれたことだと思っています。最近では、富士通が主催する北陸地区GLOVIA会計ユーザー交流会に参加し、他社の経理業務の改善を通して、あらためて自社の経理業務のあり方を考えるようになりました。こうした機会を作ってくれることも、大きな意味でのベンダーのサポートだと考えています」。

富士通は今後も、多様なサポートを提供しながら、より優れたシステムを追求してゆく。


小型汎用DC-DCコンバータ MG/MGFシリーズ(イメージ)


機器組込型電源装置PMAシリーズ(イメージ)

営業メッセージ

北陸コンピュータ・サービス株式会社
営業本部 富山ソリューション営業部
林 裕之

この度はコーセル株式会社様の連結会計システム構築に引き続き新会計システムの構築のお役に立つことができ光栄に思っております。

ホストコンピュータからのオープン化対応と月次決算公開早期化が実現できたのはプロジェクトメンバーが高い目標意識を持ち、一丸となってゴールへ向かい業務を遂行された成果だと思います。そのことが短期間・低コストでの導入実現に結びついたと確信しております。

今後とも、コーセル株式会社様の目指すシステム構築に少しでもお役に立つことができれば幸いです。

担当SEメッセージ

株式会社富士通北陸システムズ
システム本部 産業・流通ソリューション部
八田 篤

会計システム導入プロジェクトのご支援を通じて、コーセル株式会社様のお役に立てことができ嬉しく思っております。

コーセル株式会社様につきましては、システム導入作業を実施されているときから、システムを理解することやシステムを使いこなすということに関して、積極的に検討いただいていました。現在では高いレベルでの業務改善を実現されており、私も大変勉強させていただきました。

今後もコーセル株式会社様のご期待に沿うようなサポート活動を実施させていただいたいと存じます。

【コーセル株式会社 会社概要】

所在地 〒930-0816 富山県富山市上赤江町一丁目6番43号
代表者 代表取締役社長 町野 利道 氏
設立 1969年7月26日
資本金 20億5,500万円(2010年5月現在)
従業員数 417名(2010年5月現在)
事業内容 電子機器、電気機械器具の製造および販売
ホームページ http://www.cosel.co.jp/jp/

用語解説

注1: TQM(total quality management)ティーキューエム / 総合的品質管理
全社的品質管理手法「TQC」を基盤とし、さらにその考え方を業務や経営へと発展させた管理手法のこと。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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