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単品管理や他システムとの連携で、百貨店商取引の“見える化”を推進。

このページの情報は、2008年に掲載されたものです。
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GANZOブランド商品

株式会社味岡様 導入事例


消費者の好みの移り変わりを先取りして、つぎつぎと商品を提案していかなければならないファッションの世界。市場のニーズに対応する商品を多彩に揃えながらも、余剰在庫やムダな商品発注をいかに減らし、効率化していくか。またその対応をどこまでスピードアップできるか。皮革製品の卸売業として、百貨店と豊富な取り引きの実績を持つ株式会社味岡様の取り組みを取材した。

[ 2008年6月26日掲載 ]

導入事例概要
業種: 皮革製バッグ、サイフ等ファッション用品の製造・卸売り
ソリューション: 販売管理ソリューション
製品: ファッション流通業界向け基幹業務パッケージ「CLEMENTIA V02」(GLOVIA smart連携商品)

大正6年の創業と、90年以上もの歴史を誇る味岡様。財布、バッグ、皮革小物を扱う卸売業として発展し、その高品位な商品で得意先を主に百貨店に開拓、いまでは北海道から沖縄まで全国230店舗と取引きするまでに成長している。また近年ではオリジナル商品の開発にも力を注ぎ、「GANZO」ブランドは海外ブランド品をしのぐデザインと品質で人気を集め、直営店を東京・表参道に展開している。その味岡様が、販売管理システムの老朽化を契機として、その更新を行うこととなった。「伝統と革新」を企業理念とする味岡様が、次の時代を見すえて導入したのはファッション流通業界向け基幹業務パッケージ「CLEMENTIA V02」だった。

課題と効果
1 拡張性や柔軟性のあるシステムにしたい ファッション流通業界向け
基幹業務パッケージ「CLEMENTIA V02」
(GLOVIA Smart連携商品)導入により解決
2 すでに導入している「店舗情報システム」とマッチングし、優れた効果をもたらすシステムを構築したい
3 「見える化」など、経営の効率化、スピードアップを実現するシステムを構築したい

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導入の背景

経営革新の一環として、基幹システムの刷新をめざす

川田 郁雄
株式会社味岡
取締役 常務執行役員
管理本部 本部長

「当社は5年前から、経営革新のプロジェクトを立ち上げ、全社的に思い切った見直しを断行しています。当社ならではの伝統は大切にしながらも、旧態依然とした部分は直し、現代的な企業として生まれ変わろうということです。今回のシステム更新も、こうした流れの一環です」と語るのは、取締役常務執行役員の川田郁雄氏。

それまで20年以上にわたって使用してきたCOBOLベースの基幹システムのホスト・コンピュータ契約終了に伴い、“このままCOBOLベースを継承していいのか”という疑問が生まれた。さらに経営的な視点から、販売や在庫などのデータをリアルタイムに引き出し役立てられるシステム構築が目標としてあげられた。加えて営業部や商品部が仕入れや発注計画を策定する際に役立つ、実務的な機能の実現も課題としてあげられた。これらをクリアするにはどのようなシステムが最適か、検討が始まった。

店頭の売上げ情報を、さらに有効活用できるシステム構築を

味岡様と取引先の百貨店の間ではEDI化が進められており、主要な百貨店とはPOSデータがダイレクトでやり取りされていた。しかし、EDI化で捕捉されていたデータは全体の3割程度と少なく、その他大多数のデータはファックスによる報告、あるいは棚卸し情報を待つしかなかった。そうした状況改善するために味岡様では、自社の販売員を配置している店舗で、その売上げデータを携帯端末を使って本社に伝送する「店舗情報システム」を構築。EDI非対応の店舗の売上げデータを幅広く収集し、データの捕捉率を約8割へと飛躍的に向上させていた。今回の更新では、こうして集められた店頭のデータをさらに有効に活用できるようなシステムの構築も課題の一つとなっていた。

システム概要

百貨店業務に精通した「CLEMENTIA V02」を導入

田中 淳
株式会社味岡
管理本部 情報システム課 課長

「新システム導入にあたって、何社かのSIerの方からご提案をいただきましたが、その中で当社が選んだのが富士通さんからご提案いただいた『CLEMENTIA V02』です。百貨店との商取引や商習慣をよく理解しているシステムで、これなら当社に円滑に導入できるのでは、と思いました」と、導入の経緯を情報システム課課長の田中淳氏は語る。

新基幹システムは百貨店とのEDIシステムとダイレクトに連携、また情報分析システムを介して店舗情報システムと連携し、店頭での販売データを収集。基幹システム内の売上げや在庫など各データと統合して管理を行う(下図参照)。「これまでの基幹システムもEDIや店舗情報システムと連携していましたが、どちらかというと日々の業務の進行をサポートするという役割が強かったように思います。今回、オープン系のシステムになったことで、PCから欲しいデータが引き出せるようになったり、必要であれば分析用のシステムも追加できる。柔軟性や可能性が高まった、といえます」と田中氏は語る。

導入の効果

単品まで追い込んで、管理ができるようになった

「商品マスタが標準化されたこと、これがメリットの一つです。これまでは例えば『品種』『ブランド』がその時々で違う解釈で入力されていましたが、そういったことも今回、統一されました。さらに、商品の売れ筋を単品ごとに追いかけられるようになった点も大きなメリットですね」と田中氏。味岡様が扱う商品は種類が多い。ひとつのシリーズでも30SKU程度はあるという。今回のシステムによって、単品ごとの管理が可能になり、例えば同じシリーズでもどの色が売れていて、どの色がそうでないか、単品ごとの状況までつきとめられるようになった。これによってより精度の高い仕入れ計画が可能になるなど、大きなメリットがもたらされた。

ひとり一人が、欲しいデータを即座に出力・加工できるように

さらに新システムではこうしたデータの集計や加工が、各自のPCで行えるようになった。それまでは田中氏の情報システム課のスタッフが依頼を受け、データ出力し、その結果を依頼した社員に渡していた。システム課にとっては負荷のかかる作業であり、依頼する社員にとっても時間がかかり効率が悪い。「納品や在庫など、自分の欲しいデータをその場で出して、Excelに展開したり、CSVにしたり。使いこなしている人が増えています。データ出力に関する私たちシステム課の負荷はほとんどなくなりましたし、その分のエネルギーを本来的な業務や経営のサポートなどに回せるようになりました。これは大きいですね」と田中氏は説明してくれた。

今後の展開

理想的な経営の実現へ、ゆくゆくはRFIDの導入も

東京・表参道GANZO本店

「見える化がしたい。例えば、開発した商品ごとの採算性、あるいは、百貨店さんの中でも販売員のいる店、いない店、いろいろな条件の中で売れ行き、効率が違ってくるので、そういったものを簡単に見えるようにしたい。今回、見える化のベースができたが、まだまだこれからです。従来の手法ですと、売れないと、色を追加したり型を追加したりと横に広がっていく。そうすると、物流センターの在庫のスペースの問題や回転率などの非効率がでてくる。これからはシステムを活用して開発の幅を絞り込みながら、ダメなものはすぐに止め、的中率を上げていきたい」と川田氏は大いに期待を寄せる。

続けて川田氏は次のように語る。「ただ現状のシステムでは、倉庫の中で埋もれてしまっている商品は見えてきません。百貨店様の方から何らかの理由で返品があった場合なども、そういった商品の動きは拾いきれないことがあります。どの商品が、どれだけ動いたか、私はひとつひとつの商品の動きまで見える化をしたいと思っています。そのために有効なのは、やはりRFIDなのではないでしょうか。我々のような規模の企業でもいずれは導入が必要となってくるでしょう。そういった場合も、このシステムなら対応できると考えています」。

次代を見すえた新システムを基盤に、味岡様は次の伝統を重ねていくことだろう。

【株式会社味岡 会社概要】

所在地 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-8-12
従業員数 110名(2008年4月)
代表者 代表取締役会長兼社長 味岡 平一郎
設立 1917年(大正6年)
売上高 55億円
事業内容 皮革製袋物卸売業
ホームページ 株式会社味岡

SEからの一言

株式会社 富士通システムソリューションズ 大野 正紀

この度は、味岡様の新基幹システム構築のお役に立つことができ、大変光栄に思っております。短期間で、且つ、大きな障害も無く、非常に円滑な本稼動とその後の安定稼動を実現する事が出来ましたが、これもひとえに味岡様の全社を挙げた多大なるご協力の賜物であると感謝しております。今後とも味岡様の更なる成長と共に、システム面はもちろん幅広くご支援をさせて戴きたいと考えております。

本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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