SAP「2027年問題」を考える、S/4HANAへの最適な移行方法とは

SAP ERPのサポート終了に伴うSAP S/4HANAへの移行、いわゆる「2027年問題」の対応に向けて、多くのSAPユーザーがロードマップを作成しています。しかし、SAP S/4HANAへの移行には様々な課題があり、多くの企業が頭を抱えているのも事実。2020年10月にオンラインで開催された「Fujitsu ActivateNow」のBreakout Sessions「最適なSAP S/4HANA移行・運用の実現に向けた提言」からスムーズな移行を実現するためのヒントを探ります。

2025年問題が「2027年問題」になっても変わらないDXの必要性

2020年2月4日、条件付きですがSAP ERPのサポート期限が2025年末から2027年末へと延長されました。

このサポート期限延長を歓迎する向きもありますが、SAPユーザー企業に、システム刷新とDXの取り組みが求められていることに変わりはありません。SAPユーザー企業は、このサポート延長を単なるコンバージョン「猶予期間」と捉えるのではなく、DXを実現するIntelligent Enterprise実現に向けた「変革の準備期間」と捉えるべきでしょう。

SAPユーザー企業が抱える移行への課題

それでは、SAPユーザー企業はどのような方法でSAP S/4HANAへの移行を実現すれば良いのでしょうか。それには、「機能の課題」、「環境の課題」、「コストの課題」、「人材の課題」といった4つの課題の解決に向けた取り組みが重要です。

多くの企業のIT部門は4つの課題に悩み、解決策を模索している

多くの企業のIT部門では、これら4つの課題に対して、とにかくストレートコンバージョンだけを実施していくか、あるいは、Next Mission(ネクストミッション)を明確にした次世代EA(エンタープライズアーキテクチャ)を描く「リビルド」で対応するのかという2つの方法のどちらを選択するかで揺れているのです。

富士通が考える最適な移行方法

富士通では、「ストレートコンバージョンか、リビルドか」といった画一的な選択ではなく、改造改修や停止最小化など、バランスを取ったかたちでの移行方法を提案しています。

SAP ERPをSAP S/4HANAへそのまま移行する「ストレートコンバージョン」を「Brown Field」、SAP ERPを再構築しながらSAP S/4HANAへと移行する「リビルド」を「Green Field」と呼びますが、富士通ではその両方の「良いとこ取り」手法である「Blue Field」を推奨しています。

富士通が提案する最適な移行方法の考え方

Blue Fieldでは、最適な改修実施や組織改編とデータ変換、ダウンタイムの最大限圧縮、環境整理などを行いながらSAP S/4HANAへの移行を目指していきます。その上で、お客様ごとの「状況」を踏まえながら、SAP Cloud Platformを利用した現実的な次世代EAの構築を実現します。具体的なご提案につきましては、ぜひ以下の資料でご確認下さい。

読めばわかる!S/4HANAへの最適な移行方法

「最適なSAP S/4HANA移行・運用の実現に向けた提言」

概要

  1. 2027年問題への向き合い方
  2. SAP S/4HANA移行に向けた課題
  3. 最適な移行方法とは、なぜBlue Fieldか

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