製造業のDX、コロナ禍でもリモート開発・設計を実現

新型コロナウイルス感染症は、あらゆるビジネスでテレワークを加速させました。しかし、ものづくりで重要な役割を果たす設計・開発部門のテレワーク化には様々な課題があります。それらの課題をどう乗り越えていくのか、富士通社内で実践したものづくり現場におけるDX事例を通じて、ニューノーマルにおけるものづくりのスタイルについて考えます。

集合型から分散型へ、働き方の変化がテレワークを加速

ニューノーマル時代の新しい働き方として定着しつつあるテレワーク。もともとは、少子高齢化社会において「労働力を確保」と「労働生産性を高める」ことを目的に、その取り組みが進められてきました。現在では、オフィスに出社して働く「集合型」から、働く場所は自分で選ぶ「分散型」へと働き方もシフトし、ますますテレワークの活用が進んでいます。この流れは、「設計・開発」の部署・部門においても例外ではありません。

設計・開発現場のテレワーク化の課題とは

富士通では、設計・製造現場のテレワークやリモート化推進に当たり、課題を洗い出すために関係部署の担当者とディスカッションを重ねました。その結果、「構想設計」から「詳細設計」、「生産設備設計」を経て「製造」に至る様々なプロセスにおいて、様々な課題を抱えていることが分かってきました。

例えば、「VDIのレスポンスが悪く3Dデータが見られない」「セキュリティ上データを持ち出せない」「事務所のオンプレシステムが利用できない」「自宅PCのスペックが低い」「ダウンロードの時間がかかる」といったものです。

そして、実際にテレワークを行ってみると、例えば、「オフィスのように気軽に聞きにくい」「Web会議は脱線できない」「一方的に話している感覚になる」「会話が少ないことが不安」「組織としての一体感がない」など、主にコミュニケーション面で課題が多いことがわかってきました。

ニューノーマルで目指すべき3つのポイント

こうした現場の課題に対する取り組みを通じて、富士通は、目指すべき「ニューノーマルでの設計環境」を構築するためには、大きく3つのポイントがあると考えます。

まずは「ストレスフリー」です。ネットワークの遅延をなくして、ストレスを感じずに本来の仕事に集中できる環境が求められます。次が「コラボレーション」です。隣の席に誰もいない作業環境では、オフィス内より一歩進んだコミュニケーション基盤が必要です。そして、もう1つが「オンデマンド」です。必要なときにいつでも、自宅やサテライトオフィスなど、どこからでもスムーズに利用できる柔軟な仕事環境が求められます。

ニューノーマルでの設計環境に必要な3つのポイント

この3つの観点から、富士通がご提案する解決策をご紹介します。

富士通独自の高速表示技術でストレスのないリモート環境(動画あり)と
社内のDX事例をご紹介します。

概要

  1. 集合型から分散型へ、働き方の変化がテレワークを加速
  2. 設計・開発現場のテレワーク化の課題とは
  3. ニューノーマルで目指すべき3つのポイント
  4. 富士通が提供する「ニューノーマル設計環境」
    (独自の高速表示技術でストレスのないリモート環境を実現)
  5. 富士通の社内実践にみるDX事例
  6. 新しいものづくりスタイルの実現に向けて/新たなコラボレーション・イノベーションの創出へ
  7. ものづくりDXを加速する「COLMINA」

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