DXを生かしきる戦略と組織・プラットフォームとは

~ビジネスリーダーに今求められること~

2021年7月に「ビジネスリーダーの明日への約束~DXを生かしきる戦略と組織・プラットフォームとは~」と題する日経電子版オンラインセミナーが実施された。本セミナーでは、DX事例として、鹿島建設様のDXの取り組みを紹介する「基調講演」と、DXを推進するリーダーやCIO経験者による「パネルディスカッション」を開催。DXで企業変革に挑むリーダーの生の声や、実践に基づく豊富な知見から日本企業における現在の課題と解決策について、多角的な考察が行われ、熱い議論が交わされた。DX推進を成功に導くリーダーの役割、DX人材の育成を含む組織・体制づくりとは?

4つの領域でDXを戦略的に推進。企業や社会の変革を目指す

近年、建設業では建設作業員の人員不足が大きな課題の1つとして顕在化しており、高齢化の進行や若年者比率の低下も大きな課題となっています。

このような課題に対して、鹿島建設は「デジタル」をキーワードに据え、意欲的に取り組んでいく姿勢を示しています。例えば、2021年5月に発表した中期経営計画(2021~2023)では「中核事業の一層の強化」「新たな価値創出への挑戦」「成長・変革に向けた経営基盤整備とESG推進」を3つの柱として打ち出しており、その中でデジタルトランスフォーメーション(DX)を戦略的に推進していく考えです。

経営計画の達成に向け、鹿島建設はDXを「デジタル化」「業務DX」「建設DX」「事業DX」という4つの領域に分けて進めています。この中で重要となるのは、アナログだった環境をデジタルに置き換える「デジタル化」です。なぜなら、アナログが残ったままの環境からでは、一足飛びにDXを実現することはできないからです。一方で、「業務DX」「建設DX」「事業DX」は中期経営計画の3つの柱と紐づいており、業務DXは「成長・変革に向けた経営基盤整備とESG推進」、建設DXは「中核事業の一層の強化」、事業DXは「新たな価値創出への挑戦」が当てはまります。また、3つに分けてDXを進めていく背景には、「それぞれの特徴によって進め方が異なる」という事情があります。

なお、鹿島建設のDXはまだ始まったばかりです。DXを活用して「企業や世の中をどのように変えていけるか」が今後の大きな目標であり、課題でもあると認識しています。

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DXを生かしきる戦略と組織・プラットフォームとは
~ビジネスリーダーに今求められること~

講演レポート 概要
【基調講演】

  • 4つの領域でDXを戦略的に推進。企業や社会の変革を目指す
  • ライフサイクルのすべてで価値を提供する。実現のカギは「デジタルツイン」と「データ」

【パネルディスカッション】

  • DXに積極的な企業と消極的な企業との間で、競争力の差が広がっている
  • 大事なのはDXでどうビジネスをトランスフォーメーションするか
  • DXを他人事だと捉えている業務部門の意識改革が大切
  • DX推進プロジェクトにゴールはない。DX人材育成を含む中・長期的な視点が重要

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