GTM-MML4VXJ
Skip to main content
  1. ホーム >
  2. 製品 >
  3. ソフトウェア >
  4. ライブラリー >
  5. サービス >
  6. ミドルウェア移行支援 >
  7. 移行先となる製品 >
  8. オープンスタンダードで高性能・高信頼・安心な富士通のデータベース

ミドルウェア移行支援
特集

オープンスタンダードで高性能・高信頼・安心な富士通のデータベース

近年、クラウドやスマートデバイスの普及により、ワークスタイル変革やビッグデータ活用が進められてきています。こういった新技術を適用していくには、既存システムを整理統合することで環境やコストを最適化し経営に貢献するICTシステムに変えていく必要があり、特定のベンダーに依存しないオープンなデータベースが求められています。
当社は、オープンソースソフトウェアのPostgreSQLに、富士通が培ってきた実用化技術を融合させた、オープンスタンダードで安心・安全のデータベースを提供しています。
本ページでは、ICTシステムの最適化に重要な役割を担う富士通のデータベースの特長や効果などをご紹介します。

はじめに

ビジネス環境の急激な変化に対し、迅速かつ柔軟に対応できるICT環境を構築するための投資が必要となってきています。しかし、実際には既存システムにおける「運用保守費用」の投資額が約70%を占めており、これが足かせとなり思うようなICT投資ができていません(出典:LS研ICT白書 新規投資と固定的経費の割合の推移)。

既存システムの運用保守費用を圧縮し、経営方針に応じた柔軟なICTシステムの変革に追従するために、「戦略的なICT投資」への配分を増加させることが課題となっています。

(図1)お客様のICT投資動向

これまで、企業のICTシステムは個別最適化により構築されてきたため、利用技術(各種ベンダーのサーバ、OS、ミドルウェア製品)の異なるシステムがバラバラに稼働しています。
これにより、それぞれ異なった保守作業が必要となり、コストの増加につながっています。また、アプリケーションは度重なる要件によって追加開発されており、資産が膨大になり構造が複雑化しています。採用するミドルウェア製品も異なるため、開発手法(言語、実装方法等)の違いから改修には多大なコストが掛かっています。この状況から脱却し、企業経営に貢献できるICTシステムを実現するためには、乱立したシステムを整理統合する必要があります。

現状のICTシステムにおける課題

ICTシステムの最適化において、まず解決しなければならないものの一つに、企業の重要なデータを保管・管理するデータベースがあります。ICTシステムの多くは、個別最適化して構築されているため、システムごとにデータベースサーバが乱立しています。そのシステムのデータベース製品はバージョンやOSなどがバラバラであり、それぞれでデータを管理しなくてはならないために運用維持コストが掛かっています。
また、システム間でのデータ連携が複雑になっており、データを整合させ連携するための運用コストも必要となります。

(図2 ) 個別最適化されたICTシステムでデータベースサーバが乱立

多くの業務アプリケーションは、データベース製品が提供する独自のインターフェースを使っているため、システム更改時においては同じデータベース製品でバージョンアップすることになります。しかし、データベース製品によっては年々サポート費用が増加し、システム更改時には新旧バージョン間の非互換によりアプリケーションの改修が必要となる製品もあります。その結果、保守コスト増大につながっています。

最適化のカギはデータベース

このような状況から、データベースシステムを整理統合し、コスト削減を行うためには、ベンダーロックインされないオープンスタンダードな技術を実装したデータベースを採用する必要があります。
当社は、オープンソースソフトウェアのPostgreSQLに対して、富士通が培ってきた実用化技術を融合し、性能や信頼性、運用性を確保することで、ICTシステムの最適化を実現します。また、様々なパッケージ・情報活用システム・開発ツール・アプリケーション実行環境との連携により、開発効率を向上できます。
当社はこのオープンスタンダードで高性能・高信頼・安心なデータベースを「FUJITSU Software Symfoware Server」「FUJITSU Software Symfoware Analytics Server」、および垂直統合型製品「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for HA Database」「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for Analytics」として提供しています。

(図3)オープン技術と実用化技術の融合

「Symfoware」の特長

Symfowareの特長について説明します。

オープンスタンダード

PostgreSQLは、全世界の約4万人の開発者により開発・維持されているオープンソースソフトウェアのデータベースです。様々なパッケージ・情報活用システム、開発ツール、アプリケーション実行環境との連携が可能であり、企業システムや各種のISV製品で利用されています。
日本においては、特定非営利活動(NPO)法人の日本 PostgreSQL ユーザー会により普及促進が行われおり、多くの技術者が育成されています。
富士通は、PostgreSQLエンタープライズコンソーシアムに参加して技術部会などで活動、開発者コミュニティにおいてもJDBC強化、64ビット検証などPostgreSQLの機能開発に貢献しています。
「Symfoware」では、このPostgreSQLを採用した上で、これまで培ってきた実用化技術との融合を図っています。これにより、PostgreSQLに精通した多くの技術者が、高性能、高信頼のデータベースシステムを構築することができるようになります。

(図4 ) PostgreSQLコミュニティとの協調関係

高性能

データベースは一般的に、扱うデータ量とアクセス頻度の増加に伴いパフォーマンスが低下します。富士通はPostgreSQLに対し、以下の取り組みを実施しています。

PCIe SSDへのデータベース資源配置による性能向上

「Symfoware」では、データを記憶するデバイスとして、PCIe SSD(PCI Express Solid State Drive)をサポートしています。PCIe SSDは記憶媒体にフラッシュメモリを用いたドライブ装置をサーバ内のPCI Expressスロットに挿入して使用することで高速な内蔵ディスクとして利用できる記憶装置です。メモリ、SSD、ハードディスクを最適に活用し、コストパフォーマンスの高いシステム構築ができます。

データベースサーバでJavaアプリケーションを実行することによる性能向上

Symfowareは、Java実行環境を標準で搭載しています。バッチ処理など、今までクライアントで実行していた処理をデータベースサーバに登録して実行することにより、クライアント・サーバ間の通信ネックが解消されるため性能が向上します。

(図5)Java実行環境の標準搭載

高信頼

データベースの冗長化構成による確実な業務継続

データベースシステムの社会的信頼性はますます重要になってきており、高信頼化の要件として、障害発生時にも確実に業務継続できるシステムが求められています。
このようなご要望にお応えするため、Symfowareでは、障害発生時に確実な業務継続を実現するミラーリング機能を標準提供しています。
2台のサーバそれぞれにハードディスクを配置し、ミラーリング機能でシステムを完全二重化します。トラブルが発生した場合は障害の起きたデータベースを切り離して丸ごと切り替えるため、リカバリー作業などをする必要がなく、最新のデータをそのまま利用できます。また、切り離したデータベースを復旧し切り戻す際もデータベースが自動的に補正するため再構築を行う必要がありません。

(図6)冗長化構成による業務継続

災害対策

地震や台風などの自然災害、センター全体におよぶ火災などが発生した場合における業務継続を実現するために、以下の機能を実装しています。これにより、コストを抑えつつ災害対策を行うことができます。

遠隔地バックアップによる災害対策

Symfowareでデータ更新時に蓄積される差分ログを一定時間間隔で遠隔地のシステムに転送するレプリケーションやデータベースのバックアップを待機センターへリアルタイムに行い、データベースの複製を作成するノーダウン・ロストゼロレベルのディザスタリカバリーまで用途・目的・重要度に応じた災害対策が選べます。有事には待機センターに作成されたデータベースの複製を利用し、被災した運用センターに替わって運用を継続します。

(図7)遠隔地バックアップによる災害対策

クラウドへのバックアップによる災害対策

平常時はデータベースを一括バックアップし、クラウドセンターへデータを退避します。災害時には、クラウドセンターにあるバックアップデータを基に代替システムを簡単に再構築し、業務を再開できます。

(図8)クラウドへのバックアップによる災害対策

安心

安心してデータベースをお使いいただけるセキュリティ対策や、「メイド イン ジャパン」ならではの使いやすさ、長期利用、お客様への迅速なサポートにこだわった「あんしん」を提供しています。

  • セキュリティ:データ暗号化と秘匿化技術
  • 使いやすさ:簡単導入と簡単運用
  • 長期利用:バージョン間の互換性保証
  • 迅速なサポート:富士通ならではの総合サポート体制

セキュリティ
最高強度AES256ビットに対応したデータ暗号化

データベースやバックアップデータを不正アクセス・ネットワーク盗聴などの脅威から守るため、AES(Advanced Encryption Standard)暗号アルゴリズムを採用し、最高強度である256ビットの暗号化キーを使用した暗号化機能を標準搭載しています。また、ハードウェアの暗号化処理を利用することで、スループットを低下させることなくデータの暗号化および復号を実現することができます。
さらに、Openインターフェースでは、PostgreSQLの暗号化機能を拡張し、透過的データ暗号化による格納データの保護を実現しています。これにより、ユーザーやアプリケーションが意識することなく、鍵の管理や暗号化・復号の処理を実行でき、高性能で安全なデータベースシステムを構築することができます。

(図9)データの暗号化

セキュリティ
データを安全に共有できる秘匿化

企業が管理するデータの中には、個人情報を含むなどセキュリティの確保が必要なものがあります。
これらのデータを項目単位に秘匿化(秘密にして隠しておくこと)できます。これまで閲覧制限していた情報を、保護すべきデータ部分を秘匿化することで、閲覧者の範囲を広げることができます。これにより、情報分析に利用できるデータの範囲が広がるため、より最適な分析ができます。


(図10)データの秘匿化

暗号化は、サーバ層でデータを暗号化し、その状態でネットワーク層にデータを流します。そして、クライアント層で復号し、データを元の形に戻します。暗号化は、ネットワーク層での通信傍受などによる情報漏えいを防ぐ対策です。
一方、秘匿化の場合はサーバ層で秘匿化したデータをクライアント層で元に戻すことはありません。個人情報など、特定の人にしか見せてはいけないデータを、他の人には解読不能な状態にすることが目的だからです。秘匿化は、顧客や企業の機密データを安全に運用するための対策です。
秘匿化と暗号化を組み合わせて使うことで、より安全にデータ共有できます。

(図11)秘匿化と暗号化の違い

使いやすさ
簡単導入と簡単運用

「Symfoware」は、スマートセットアップとスマートリカバリーから構成されるスマートソフトウェアテクノロジーを採用しています。
スマートセットアップは、導入するサーバの構成に最適な環境を素早く構築します。わずか3手番と簡単なうえ、最適な資源配置を自動判定してパラメーターやバックアップの設定を行うので、事前にデータベース設計をせずに、すぐに導入することができます。
スマートリカバリーは、データベースの異常が発生した場合、ワンクリックで正常な状態に復旧します。現場のお客様がミスなく復旧でき、すばやく業務を継続することができます。
スマートソフトウェアテクノロジーは、データベースシステムの短期間導入と簡単な運用を実現し、コストを抑制することができます。

(図12)スマートソフトウェアテクノロジー

長期利用
バージョン間の互換性保証

「Symfoware」では、お客様の資産を長期利用できるように、バージョン間の互換を保証しています。また、クライアントとサーバ間のバージョン違いにおいても動作保証しています。
これにより、バージョンアップ時でもアプリケーションをそのまま利用できるので、安心して「Symfoware」を長期間ご使用いただけます。

迅速なサポート
富士通ならではの総合サポート体制

富士通ならではの総合サポート体制により、ハードウェアからソフトウェアまで24時間365日ワンストップでサポートします。システムに関するお客様の様々な問題に専門技術者が対応することで、迅速・確実なサポートを実現しています。
PostgreSQLに関しては、富士通はコミュニティに中核メンバーとして参画しており、最新動向の早期キャッチアップと修正などの早期展開を実施しています。また、PostgreSQLの不具合については、必要に応じて富士通が修正を作成し、お客様へ提供します。その修正は、コミュニティへフィードバックすることによって、オープンなデータベースとしての向上に貢献していきます。

(図13)製品としての迅速なサポート

長期にわたる標準サポートと、延長を希望されるお客様向けの延長サポートを提供していますので、安心してご使用いただけます。

(図14)長期サポート

低コスト

「Symfoware」は、「お使いいただく分だけ」のライセンス費用と毎年固定のサポート費用の安心価格です。そのうえ、互換性保証によってお客様資産の長期利用を可能にするため、長く使えば使うほどトータルコストを低減することができます。

  • ライセンス費:「お使いいただく分だけ」の安心価格
  • サポート費:毎年固定の金額で安心
  • 互換性保証:バージョンアップ時アプリケーション改修が不要

ライセンス費
必要なライセンスは「お使いいただく分だけ」の安心価格

必要なライセンスは、「お使いいただく分だけ」の安心価格です。例えば、クラスタ構成の待機系のライセンスは不要(注1)ですし、購入が必要なクライアントライセンス数は、最大同時接続数分(注2)なので割安です。

(図15)必要なライセンス

(注1) 運用系のライセンス数と同数の待機系ライセンスが不要です。待機系の方が多くなる場合は、運用系分プラス待機系から運用系を差し引いた分のライセンスが必要です。

(注2) 製品のエディション毎に最低必須購入本数が設定されています。

サポート費
サポート費用は毎年固定の金額で安心

サポートについては、標準サポート期間中は毎年固定の金額で保守サポートの対応が受けられます。年々値上がりしていくようなことはありません。

(図16)サポート費用の違い

互換性保障
バージョンアップ時アプリケーション改修が不要

バージョン間の互換性を保証しているので、バージョンアップ時に既存のアプリケーションを修正することなくそのまま利用できるため、改修コストを削減できます。

(図17)互換性保証

「Symfoware」の製品ラインナップ

「Symfoware」は、基幹系から情報系まで、PostgreSQLインターフェースで統一した製品をラインナップしています。

(図18)製品ラインナップ

移行支援

お客様のシステム移行に必要なご相談、お見積り、移行作業支援、移行後の教育サポートなど各種サービスを取り揃えておりますので、安心して移行いただけます。

移行のご相談・お見積りは無料で実施

事前にお客様システムの移行工数アセスメントを無料で行います。また、出張アセスメントサービスもご用意していますので、セキュリティ上の理由等でお客様資産の持ち出しができない場合もご利用いただけます。

移行支援サービスで迅速な移行を実現

移行方式の検討から、データの移行、アプリケーションの改修作業、動作確認まで、経験を積んだSymfowareの専任技術者による各種支援サービスをご用意しています。

無料で使える体験版やサンプルデータをご用意

90日間無料で使える体験版や、データベース定義体のサンプルなどをご用意していますので、実際にデータベースを試していただくことができます。

技術習得のためのトレーニングを提供

Symfowareをより理解していただくために、自己学習教材のe-ラーニングや、講師による集合教育をご用意しております。

導入事例

Symfoware製品に関する導入事例を多数ご紹介していますのでご覧ください。

  •  Symfowareの導入事例一覧を見る

連携ソリューション

パートナー製品と富士通の技術力を組み合わせ、お客様の幅広いニーズと目的に合わせたソリューションを提供しています。
「パートナー&ソリューション」のページにてパートナー製品とSymfoware Serverや垂直統合型製品の連携ソリューションをご紹介していますのでご覧ください。

本コンテンツに関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォームはこちらから

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)0120-933-200

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)