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OSSベースのデータベースへ移行し、商品価値を向上

- グループウェア「POWER EGG」における「Symfoware Server(Postgres)」適用事例 -

ディサークル株式会社様 パッケージ適用事例


「POWER EGG(パワーエッグ)」は、業務生産性向上を実現するディサークル様のグループウェアです。
採用していたデータベースのライセンス体系の変更により、中規模ユーザーに適した提供価格の維持が困難となっていました。
そこで、ライセンス体系が柔軟で既存のデータベースとの互換性に優れたPostgreSQLエンジンのデータベース「FUJITSU Software Symfoware Server(シンフォウェアサーバ)」にリプレース。課題の解決と商品価値の向上を実現した事例をご紹介します。

[ 2017年9月15日掲載 ]

【適用事例概要】
導入形態: パッケージ適用
パッケージ: グループウェア「POWER EGG」
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Symfoware Server(PostgreSQLエンジンのデータベース)
【課題と効果】
1 POWER EGGのメイン顧客層である中規模ユーザーの予算感にも適したデータベースを採用したい 富士通のデータベースを選択可能にすることで、中規模ユーザーの予算に対応
2 ベンダーロックインを避けるため、OSSのデータベースを採用したいがサポートに不安 富士通のサポートでデータベースの運用保守体制を強化

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適用の背景

中規模ユーザーに適したOSSベースのデータベースに移行

ディサークル様の「POWER EGG」は、汎用申請ワークフロー、Webデータベース、社内情報ポータルなどの機能をオールインワンで実装したグループウェアである。
汎用申請ワークフロー機能では、独自開発の「組織型情報伝達エンジン」によって、適切なアクセス権限を備えた決裁ルートの自動生成が可能。また、標準機能の自由度が高く各種テンプレートも豊富にあるため、必要な機能だけをノンカスタマイズかつ短期間・低コストで導入できるのが強みだ。

ディサークル株式会社 代表取締役社長 西岡 毅 氏の写真
西岡 毅
ディサークル株式会社
代表取締役社長

同社の西岡 毅氏は「POWER EGGは近年のキーワード『働き方改革』に貢献できるよう、紙での運用をITに置き換えることで、組織の生産性向上を支援します」と話す。

同製品は金融機関や地方自治体、民間企業を含め、1223社 / 36万3000ライセンス(2017年6月30日時点)の豊富な導入実績を誇る。
ある金融機関では、導入によって完全ペーパーレス化を実現するとともに残業代の96%削減を達成した。

しかしPOWER EGGは、データベースに起因する課題をいくつか抱えていた。
一つ目の課題は価格面に関するものだ。
「採用していたデータベースのライセンス体系の変更などにより、POWER EGGの提供価格が、メイン顧客層である中規模ユーザーに合わなくなっていました」(西岡氏)。

このライセンス体系に関する課題は、同社が今後注力していくクラウド版POWER EGGにおいても同様の悩みだった。

二つ目の課題はサポートに関するものだ。
「ベンダーロックインを避けたいという思いから、次期POWER EGGではOSSの採用を検討していましたが、OSSのDBそのものではサポートに不安がありました」と同社の松下 憲三氏は振り返る。

同社はこれらの課題を解決すべく、OSSや他の商用データベースと比較の上、富士通のSymfoware Server(Postgres)を採用した。
実績豊富なOSSデータベースのPostgreSQLをベースに、富士通が性能と信頼性、サポートを強化した製品である。

松下氏は採用理由を「Symfoware ServerであればOSSベースでありながら、富士通のサポートを受けられることや柔軟なライセンス体系であることが決め手でした」と述べる。

ディサークル株式会社 常務取締役 システム部 部長 松下 憲三 氏の写真
松下 憲三
ディサークル株式会社
常務取締役 システム部 部長

またPOWER EGGは2006年からアプリケーションサーバ「FUJITSU Software Interstage Application Server」も適用しており、同社と富士通の間に長年培ってきた信頼関係も後押しとなった。

さらに西岡氏は「富士通は、技術面はもとより販売面でも『共創できる開発元』」と高く評価した。

適用のポイントと効果

柔軟なライセンス体系により価格面の課題を解決

一つ目の課題は、中規模ユーザーへの価格面でのアプローチだ。
昨今のお客様環境ではサーバの仮想化が進み、POWER EGGも仮想環境上での構築を求められることが少なくない。

ディサークル株式会社 システム部 担当部長 サポート課 課長 中村 豊 氏の写真
中村 豊
ディサークル株式会社
システム部 担当部長 サポート課 課長

採用していたデータベースのライセンス体系では仮想サーバ全てにライセンス料が必要だったが、Symfoware Server(Postgres)の場合では、ライセンス料が必要となるのは動作するサーバのみだ。
「Symfoware Serverの柔軟なライセンス体系によって、POWER EGGを中規模ユーザーの予算感に適したライセンス体系にできました」と西岡氏は強調する。

またクラウド版POWER EGGの場合、「採用していたデータベースだと、一定の接続数を超過する場合、ライセンス料が跳ね上がってしまい、お客様が求める予算感に合わないということがしばしば生じてしまいました」と同社の中村 豊氏は明かす。
さらに中村氏は「Symfoware Serverへの移行によって、クラウド版でも最大4000ユーザーという大規模ユーザー向けのメニューもリーズナブルな価格でサービス提供が可能になりました」と、クラウド化への価格貢献も高く評価している。

手厚いサポートによりスムーズな移行と運用保守体制の強化を実現

2015年12月、POWER EGGの新規ユーザーである金融機関のシステムで、Symfoware Server(Postgres)へのデータベース移行を行うことになった。
まずは移行アセスメントを行い、工数を確認。その後、富士通提供の移行ツールを使ってSQLを移植し、2016年6月に本稼働を開始した。

「富士通のSEがフェーストゥーフェースで素早くサポートしてくれて助かりました。その上、場合によってはSymfoware Server開発担当者自身が現場に訪れ、技術者同士が直接会話して問題を解決でき、非常に頼もしかったです」と語る松下氏。中村氏も「講習会を開き、バックアップ / リストアや障害対応の方法などの習得を支援してくれました。このような富士通SEの尽力もあり、計画通りスムーズに移行を完了することができました」と振り返る。
二つ目の課題であるサポートについても、「OSSベースのデータベースですが、国産ベンダーである富士通のサポートが長期間受けられるので、運用保守体制を強化できました」(松下氏)と安堵している。さらに、「既に適用しているInterstage Application Serverと一緒にワンストップでサポートが受けられる点もメリットです」(中村氏)と加える。

また、富士通の支援のもとチューニングを行い、接続性能の向上も実現した。
「同じハードウェアやデータなら、以前と比べて約2倍のユーザー同時アクセスが可能な接続性能を得られました」(松下氏)。
あわせて、全文検索機能の移植やNull値の扱いといった非互換の問題も富士通とともに解決。さらには、ログの二重化といったSymfoware Server(Postgres)独自機能を活かして、信頼性の向上も実現している。

西岡氏はこれらを総括して、「POWER EGGの商品価値を高められました」と満足気に話す。

POWER EGG(グループウェア)システム関連図

【ディサークル株式会社様 POWER EGG(グループウェア)システム関連図】

今後の展望

AIなどの先端技術を活かしつつ、パートナーや富士通と共創

同社は今後、AIやIoTといった先端技術を活用してPOWER EGGを機能強化し、商品価値をより高めていく。
例えば、AIを活用した予測によるプッシュ通知さらなる最適化などを構想している。

「富士通には、FUJITSU Human Centric AI Zinraiをはじめとする先端技術の提供など、POWER EGGとマッチする提案を期待しています。あわせて、富士通チャネルを活かした販売支援なども含め、POWER EGGを通してビジネスを共創していきたいですね」(西岡氏)

また、POWER EGGはパートナー経由で販売・導入している。
「POWER EGGの商品価値向上は、パートナー様に受注率アップなどのビジネス効果をもたらすでしょう」(西岡氏)。中村氏も「当社からパートナー様への各種サポートも、富士通の支援を引き続き頼りにしています」と語るなど、Symfoware Server(Postgres)への移行はパートナーへのメリットも期待される。

「当社と富士通、パートナー様、ユーザー様それぞれがフラットなパートナーシップのもと、お互いの得意技を活かして相乗効果を狙い、ビジネスを広げていきます」と西岡氏は強調する。
同社は今後も富士通の支援のもとPOWER EGGのさらなる価値向上を図り、パートナーとのビジネスの共創を加速させていく。

ディサークル株式会社の皆様

左から

  • ディサークル株式会社 常務取締役 システム部 部長 松下 憲三 氏
  • ディサークル株式会社 代表取締役社長 西岡 毅 氏
  • ディサークル株式会社 システム部 担当部長 サポート課 課長 中村 豊 氏
【ディサークル株式会社様 会社概要】
社名 ディサークル株式会社
本社所在地 東京都千代田区神田神保町二丁目36番地1 住友不動産千代田ファーストウイング 2階
設立 1999年4月
資本金 8500万円
代表取締役社長 西岡 毅
従業員数 29人(2014年8月31日現在)
事業概要 パッケージソフトウェアの開発及び販売

ホームページ ディサークル株式会社 ホームページOpen a new window

【ご紹介した製品】

【適用事例(PDF版)】

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