2017年11月15日に開催されました「富士通 ミドルウェア・テクニカルカンファレンス2017」では、各セッション、各コーナー共に多数ご来場いただきました。当日の様子を写真でご紹介します。
最新の技術トレンド、およびお客様事例を踏まえて、富士通のミドルウェア戦略について、開発部門のトップより講演しました。
今、富士通が行っているデジタルイノベーションに対する取組みについて、ご紹介しました。
執行役員
今田 和雄
参加者の皆様の更なる発展に向け、「オープンソースムーブメントが創り出す新たなビジネスモデル」と題し、以下について解説しました。
特定非営利活動法人 LPI-Japan
理事長 成井 弦 氏
産業・事業のデジタル化、顧客接点のデジタル化など、パートナ様との共創事例を交えながら、ビジネスのデジタル化を加速するミドルウェアの取り組みをご紹介しました。
ミドルウェア事業本部 本部長
藤原 隆
本年度より、「FUJITSU Middleware Master Award」を新設しました。進化し続ける富士通のソフトウェア製品を活用し、お客様ビジネスの革新と価値・信頼性の向上に向け、確かな技術力と豊かなノウハウを兼ね備えた実践力ある高度な技術者と、その技術者の育成に尽力されたパートナー様を表彰させていただきました。受賞された皆様、おめでとうございます。
「FUJITSU Middleware Master Award」には、以下の各賞があります。
詳細は、「FUJITSU Middleware Master Award」の2017年の情報をご参照ください。
株式会社両備システムズ
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富士通CIT株式会社
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株式会社レイサス
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第一位東洋システム開発株式会社 様代表者 :
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第二位株式会社両備システムズ 様代表者 :
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各セッションでは、ICTにおける成長分野のエキスパートが最新技術動向について解説しました。また、この最新技術に対する富士通ミドルウェア製品の具体的な対応について、開発部門自らが解説しました。
デジタルテクノロジーやデジタル化の波は企業活動に大きな影響を及ぼそうとしています。しかし、現実に、デジタルトランスフォーメーションを実現するには、AI・機械学習といった最先端デジタルテクノロジーを如何に業務に適用するかが重要です。そこで本セッションでは、デジタルトランスフォーメーションの具体的な事例、ソリューションを交えて、富士通の取り組みをご紹介しました。
デジタルフロントビジネスグループ
シニアディレクター
倉知 陽一
お客様のデジタル革新を加速するため、AIチャットボット、IoT・AR技術など最新デジタル技術を活用した共創を実践してきました。本セッションでは、その事例を動画を交えてご紹介しました。
ミドルウェア事業本部
統括部長 原 英樹
デジタルフロント事業本部
シニアマネージャー
生川 慎二
デジタルフロント事業本部
部長 高津 陽一
PCの操作ログやインシデント対応履歴などの運用情報を活用し、セキュリティ対策・ICTシステムのサポート業務の効率化を図れる様子と、その技術を解説しました。
ミドルウェア事業本部
部長 大久保 修司
ミドルウェア事業本部
シニアプロフェッショナルエンジニア
伊与部 洋
社会インフラを支える重要な機器や設備の「熱」を監視し、故障やその予兆をいち早く把握することで重大な事故を回避するため、光ファイバーを用いた温度検知からトラブルの予兆を把握する技術を、富士通のビッグデータ活用ソリューションを通してご紹介しました。
また、IoT / AI技術による保守保全業務の活用例をご紹介しました。
デジタルソリューション事業本部
マネージャー 齋藤 賢二
株式会社富士通研究所
ものづくりイノベーション研究所
イノベーションマネージャー
笠嶋 丈夫
コミュニティ版Postgresのポテンシャル、および富士通のPostgresに対する取組みについて、事例を含めてご紹介しました。
ミドルウェア事業本部
部長 金子 温
ITシステム事業本部
部長 安藤 順二
デジタルテクノロジーの一つ"ブロックチェーン"は金融のみならず、業種横断で活用が期待されています。本セッションでは、ブロックチェーンの概要に加え、富士通による適用領域拡大に向けた高速化や信頼性向上といった技術開発のご紹介、お客様との実践事例のご紹介とそこからみえるシステム課題を解説しました。
株式会社富士通研究所
セキュリティ研究所
主管研究員 鎌倉 健
株式会社富士通北陸システムズ
ソフトウェア事業本部
部長 滝口 成人
ミドルウェア事業本部
シニアマネージャー
越後 慎也
マイクロサービスアーキテクチャを実現するために必須となるアプリ実行基盤技術とPaaS / コンテナ環境について、富士通の取り組みをご紹介しました。
アプリ実行基盤では、MicroProfileのバックグランド・最新動向と仕様詳細を、PaaS / コンテナ環境については、CF Diegoの新技術を中心に短期リリースの肝となる技術を解説しました。
また、Cloud FoundryやMicroProfileコミュニティにおける、富士通の取り組みをご紹介しました。
ミドルウェア事業本部
シニアプロフェッショナルエンジニア
数村 憲治
富士通もプラチナメンバである、3大クラウド(AWS、Azure、Google)も参加するクラウドネイティブ推進団体CNCFとその中核技術"Kuberentes"を中心に、最新のOSS技術の動向について解説しました。
プラットフォームソフトウェア事業本部
シニアプロフェッショナルエンジニア
亀澤 寛之
OSSであるOpenStackの強みは何か、OpenStackが提供するIaaS基盤の機能、また、最新版Pikeにおける新機能、そして富士通の取り組み実績・ロードマップをご紹介しました。
プラットフォームソフトウェア事業本部
シニアディレクター
金重 憲治
IoTやAI技術の発展に伴い、クラウド上でサービスを利用するデータの利活用事例が増えつつあります。
このようなクラウド利用を拡大していく上での課題として、クラウドとのデータ通信量やデータ格納コストの大幅な増加があります。この課題を解決する富士通の取り組み、およびその活用事例についてご紹介しました。
プラットフォームソフトウェア事業本部
部長 横山 衛
プラットフォームソフトウェア事業本部
マネージャー 宮下 一博
デジタル革新に向けたモバイルアプリの重要な役割の1つに、このアプリの利用者が優れたサービスを体験できること(UX)が重要な要素となります。
本セッションでは、18万人の開発者が利用するモバイルアプリ開発プラットフォームMonacaを提供するアシアル株式会社様より、Monacaを使った優れたUXを実現するモバイルアプリの最新の開発方法、および技術についてご紹介いただきました。
また、Monacaと連携する富士通のモバイルアプリ実行基盤の連携技術・事例をご紹介しました。
アシアル株式会社
取締役 塚田 亮一 氏
ミドルウェア事業本部
シニアマネージャー
橘 紀衣
デジタルトランスフォーメーションが脚光を浴びている中、お客様はその状況をどのように捉えているのか?
富士通は外部からどう見られているのか?
富士通への期待と今後取り組むべき方向性を様々な立場の有識者を交えたパネルディスカッションにより、紐解いていきました。
左より、デジタルフロントビジネスグループ
エグゼクティブアーキテクト 中村 記章、
ミドルウェア事業本部
統括部長 原 英樹
左より、内閣官房情報通信技術総合戦略室
参事官補佐 岩坪 慶哲 氏、
川崎市議会議員 小田 理恵子 氏、
凸版印刷株式会社 情報コミュニケーション事業本部
課長 山田 晃弘 氏
【凸版印刷株式会社様 展示デモ】
CG・VRによるリアルタイムシミュレーション
「T-VSS」
Toppan Virtual Simulation Service
本気でミドルウェアマスター資格取得にチャレンジしたい人のための「試験ポイントセミナー(20分)」+「10問の模擬試験(15分)」を開催しました。
また、受講者の皆様に模擬試験の得点に応じて、バウチャーチケット(無償受験チケット)などをプレゼントしました。
ミドルウェアトレーニングを体験いただけるタッチ&トライコーナーです。
ミドルウェアトレーニングへのご要望、ご質問にお答えするQAコーナーもあり、eラーニングの学習内容や認定試験の模擬問題を多数の方に体験いただきました。
その他、当日の会場の様子です。どのコーナーも多数のお客様にご来場いただきました。