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メインフレームが時代遅れとは言わせない
メインフレームでワークスタイル変革、どこからでもアクセスして新たなイノベーションを実現する方法

メインフレームでワークスタイル変革、どこからでもアクセスして新たなイノベーションを実現する方法

今なお多くの企業の基幹業務を支え続けているメインフレーム。グリーンディスプレイで操作をしている人も多いだろう。既存のアプリケーション手を加えず、どこからでもメインフレームにアクセスし、新たなイノベーションによりレガシーな環境から解放される秘策を紹介する。

[2015年10月9日掲載]

メインフレームと先端ICT技術とのギャップをいかに埋めるか?


スマートフォンでWSMGR for Webにアクセスした場合の画面(左:縦画面の場合、右:横画面の場合)
※Android OSでもiOS でも同じように動作する

富士通 プラットフォーム技術本部 メインフレームソリューション統括部 GSソリューションセンター エキスパート 井上武則の写真
富士通 プラットフォーム技術本部
メインフレームソリューション統括部
GSソリューションセンター
エキスパート 井上武則

メインフレームとかかわる機会のない人の中には、「メインフレームはいずれ消えてなくなる」と思う人もいるかもしれない。ところが実態はその逆で、企業システムの中には「メインフレームにしかできないミッション」がいまだ多く存在し、事実メインフレーム市場の規模は堅調に推移し続けている。

中でも富士通製のメインフレームは、現在国内のメインフレーム市場で高いシェアを誇る。富士通 プラットフォーム技術本部 メインフレームソリューション統括部 GSソリューションセンター エキスパート 井上武則は、現在のメインフレームを取り巻く状況について次のように語る。

「メインフレームの利点は、何といってもその堅牢性にあります。また、長年運用し続けてきたソフトウェア資産の信頼性やノウハウも、企業にとっては貴重な財産です。確かにオープン系システムの技術にはさまざまなメリットがありますが、メインフレームからオープン系システムへの全面的な移行にはかなりのコストが掛かる上、システムの信頼性や既存資産のノウハウが失われるリスクもあります。また、オープン系システムはメインフレームと比べて運用コストを低く抑えられるといわれていますが、実際には製品の寿命や保守期間が切れるたびに多くの費用と人手を掛けてバージョンアップを繰り返す必要があります。そのたびに被るコストとリスクを考えれば、必ずしもオープン系システムにコストメリットがあるとは言い切れないことに多くの企業が気付いてきました」

富士通 プラットフォームソフトウェア事業本部 第二プラットフォームソフトウェア事業部 第三開発部 平尾幸夫の写真
富士通 プラットフォームソフトウェア事業本部
第二プラットフォームソフトウェア事業部 第三開発部
平尾幸夫

しかし一方で、メインフレーム側にも課題はある。富士通 プラットフォームソフトウェア事業本部 第二プラットフォームソフトウェア事業部 第三開発部 平尾幸夫は、その最たるものがメインフレームと最新の技術動向との「ギャップ」にあると指摘する。

「従来のコンピュータの用途、すなわち情報を管理するための『SoR(System of Record)』としてメインフレームは君臨してきました。しかし近年ではモバイルやクラウド、ソーシャル技術などを使って人と連係するためのシステム、『SoE(System of Engagement)』の重要性が増しています。このSoEの価値を高めるには、本来はメインフレームで管理されている情報を有効活用する必要があります。しかしながら、残念なことに従来のメインフレーム技術と最新技術とのギャップは年々広がっているのが実情です」

このギャップを埋め、メインフレームとSoEの世界を直結させることができれば……そのような目的で生まれたのが、富士通が開発・提供するエミュレーションソフトウェア「FUJITSU Software WSMGR for Web(ワークステーション マネージャ フォー ウェブ)」の最新バージョンだ。

古典的なホストエミュレーションを簡単にWebアプリケーションに移行

エミュレーションソフトウェアとは、メインフレームの専用端末と同じ環境をPC上で疑似的に作り出すものだ。富士通やIBMをはじめとするメインフレームベンダーは昔から自社メインフレーム専用のエミュレーションソフトウェアを提供しており、またサードパーティー製品も広く普及している。近年では、Windowsアプリケーションとしてだけでなく、Webブラウザ内で動作するWebアプリケーションとして提供される製品も増えてきている。

WSMGR for Webもそうしたソフトウェアの1つだが、他にはないユニークな特長を数多く備えている。例えば、クライアントにソフトウェアをインストールしなくても、WSMGR for Webをサーバに導入するだけで、クライアントのWebブラウザから全てのホストエミュレーション機能を利用できる。

また利用形態に合わせて、2つの動作モードをサポートする。1つが、WebブラウザとActive Xの組み合わせで、グリーンディスプレイのホスト端末画面をそのままWebブラウザ内に表示し、従来のエミュレーションソフトウェアのインターフェースをサポートする「Active Xモード」。そしてもう1つが、どんなブラウザでもHTMLで動作する「HTMLモード」だ。

HTMLで生成する画面も、「スクリプトエディター」と呼ばれるツールを使って柔軟にカスタマイズできる。しかも、スクリプト言語などによるプログラミング作業は不要で、GUIで部品をドラッグ&ドロップし、プロパティを設定するだけで、グリーンディスプレイが最新のWebインターフェースに早変わりする。さらにスマートデバイス用Webアプリケーション画面も同様の操作で簡単に生成できる。


メインフレームのエミュレーションソフトウェア比較表 出典:富士通

富士通 プラットフォーム技術本部 メインフレームソリューション統括部 GSソリューションセンター 芹澤好行の写真
富士通 プラットフォーム技術本部
メインフレームソリューション統括部
GSソリューションセンター
芹澤好行

同社プラットフォーム技術本部 メインフレームソリューション統括部 GSソリューションセンター 芹澤好行によれば、こうした機能を使うことで、前項で述べた「メインフレームとイノベーションとのギャップ」を実に簡単に埋めることができるという。

「スクリプトエディターを使えば、もともとあるメインフレームアプリケーションを、簡単にスマートデバイス用Webアプリケーションに移行できます。しかも、プログラミングスキルやメインフレームに関する知識は不要で、アプリケーション本体にも全く手を加える必要はありません。さらには、外部のオープン系データベースも参照し、同じ画面にデータを表示させるようなこともできます。こうして、メインフレーム資産をオープン系やモバイル/クラウドの世界と融合させ、その価値を最大化できるのです」

社内だけでなく社外から自社メインフレームへのアクセスパスもサポート

既に多くの富士通製メインフレームユーザーが、このWSMGR for Webを使って自社メインフレーム資産を有効活用しながら新たなイノベーションを実現するための検討に着手しているという。例えば製薬業A社では、営業スタッフが社外からスマートデバイスを使って基幹系データにアクセスできる仕組みを、WSMGR for Webを使って実現したという。かつてなら商談の場で商品の在庫や見積もりを確認するために「一度持ち帰って検討」となっていたが、メインフレームの情報をその場で参照して顧客に在庫や見積もりを提示できるようになることで、商機を逃すことが激減したという。

また保険業B社では、既にWSMGR for Webを使って社内からメインフレームにアクセスする仕組みを構築していた。これに加えてサーバ導入型エミュレーションソフトウェア「FUJITSU Software WSMGR for Web External(ワークステーション マネージャ フォー ウェブ エクスターナル)」を追加導入し、社外の代理店担当者がモバイルから自社メインフレームにアクセスできる仕組みを作り上げた。接続するクライアント数でライセンス費が決まるWSMGR for Webとは異なり、WSMGR for Web Externalはプロセッサライセンス方式を採用している。これはB社のように、どれだけの数の端末からアクセスされるか予測できないケースでの利用を想定したものだ。

その他にも、パートナー企業やサプライヤーが社外の端末から直接自社メインフレームにデータを投入できるよう、WSMGR for Web Externalを導入する企業が多いという。またWSMGR for Webは富士通製のメインフレームとオフコンの他にも、IBM製のメインフレームにも対応している。そのため、IBM製と富士通製のメインフレームが混在している環境や、さまざまなメーカーやバージョンのエミュレーションソフトウェアが混在している環境での運用を統一する目的でWSMGR for Webを導入する企業もあるという。

「富士通製のエミュレーションソフトウェアとIBM製のエミュレーションソフトウェア、それにサードパーティー製のものも加わるとなると、使い勝手が異なるツールを使い分ける必要が出てくる上、運用や保守の効率も悪い。それらをWSMGR for Webに統一することで、運用・保守の効率向上も期待できる」と芹澤は話す。

さらにWSMGR for Webはセキュリティにも考慮している。アクセスログや暗号化機能などの機能がもともと付いているため、社外からセキュアにメインフレームにアクセスできる。また、WSMGR for Webだけで対応できないセキュリティ要件に対しては、富士通が提供する他のセキュリティサービスと連携できる。メインフレームやセキュリティなどをトータルで提供している。

富士通では、こうしたWSMGR for Webのメリットを広くユーザーに知ってもらうことで、一部のユーザー間で根強い「メインフレームはもう時代遅れ、新しいことはできない」という先入観を払拭すべく、WSMGR for WebおよびWSMGR for Web Externalの無償実機体験セミナーも開催している。今後もユーザーの声をWSMGR for Webの開発に積極的に反映させていきながら、その機能や使い勝手のさらなる進化を図っていくという。

「WSMGR for Webは、エミュレーション機能以外に、豊富なデータベース(DB)連係機能を実装している。参照データがメインフレームDBにあるのか、オープンDBにあるのかを意識することなく、直感的なマウス操作だけで業務画面との連係を実現しています。これはお客さまからの要望をそのまま製品仕様に反映させたものです。これ以外にも、お客さまからいただいた声を反映させた多くの機能があります。今後もお客さまの声に積極的に耳を傾けながら、年1回の製品エンハンスを続けていく予定です。このように、メインフレームメーカー自身が責任を持ってソフトウェアの開発と提供を続けていける点も、サードパーティーにはないWSMGR for Webの強みだと自負しています」と平尾は語る。


出典:TechTargetジャパン 2015年6月23日掲載記事
メインフレームが時代遅れとは言わせない
メインフレームでワークスタイル変革、どこからでもアクセスして新たなイノベーションを実現する方法

写真:山本中


本ページに記載された内容は、掲載日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

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