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ビジネス規模拡大を支える戦略的データ分析システムを再構築
大量データでも検索速度が約100倍の高パフォーマンスを実現

- ビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア「Interstage Navigator」 -
- イントラネット情報活用ツール「Naviイントラエース」 -

株式会社山善様 導入事例


生産財関連事業と消費財関連事業を2本柱とする専門商社である山善様は、多品種少量のニーズに応えるため、BIを積極的に活用しています。今回、最新の分析ソフトウェアとDWHを導入し、分析速度が最大100倍に向上しました。更にWebブラウザによる簡単操作で、営業現場の情報活用が活性化した事例をご紹介します。

[ 2010年7月2日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 卸売・小売業
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage Navigator (ビジネス・インテリジェンス)
  • Naviイントラエース
【課題と効果】
1 販売実績等を分析して販売戦略立案に活かしたい 分析対象データ範囲を拡大し、情報活用を促進
2 営業の現場でも分析データを活用したい Webブラウザによる簡単操作で、情報の利用範囲を営業担当者まで拡大
3 タイムリーにデータ分析を行いたい 高速DWHエンジンの導入により、分析速度が10倍から100倍に

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導入の背景

データ量増大で分析レスポンスが低下 スピードアップと営業現場での情報活用が課題に

株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 システム管理課 課長 中江 秀一 氏の写真
中江 秀一
株式会社山善
経営企画本部 情報システム部 システム管理課 課長

山善は生産財関連事業と消費財関連事業を2本柱とする専門商社であり、中でも工作機械の取扱高ではトップシェアである。
また消費財関連事業ではICT 活用により、お客様の多品種少量のニーズに応えるなど、さらなる競争力強化を推進している。

その一貫として、富士通のビジネス・インテリジェンス・ソフトウェア「Interstage Navigator」で構築したDWH(データウェアハウス)システムを以前より全社で活用している。
山善経営企画本部 情報システム部 システム管理課 課長 中江 秀一 氏は「主に売上をはじめとする実績データをDWHで分析し、販売戦略立案などに活かしています」と語る。

従来のDWHシステムは業務に有効活用できていたものの、いくつかの課題が見えていた。
その一つが取り扱いデータ量の増加に伴う、分析速度の低下である。
山善 経営企画本部 情報システム部 システム管理課 係長 小野 和彦氏は「特に業務処理が集中する時期は速度低下が顕著となり、販売実績等のデータ取得が遅れます。それが、業務全体に支障をきたしていました」と振り返る。

株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 システム管理課 係長 小野 和彦 氏の写真
小野 和彦
株式会社山善
経営企画本部 情報システム部 システム管理課 係長

株式会社山善 経営企画本部 情報システム部 開発課 係長 米倉 弘樹 氏の写真
米倉 弘樹
株式会社山善
経営企画本部 情報システム部 開発課 係長

さらに、情報活用が活発になる中で、営業の現場で多種多様な情報をすぐに見たいというニーズが増えていた。
「量販や通販のお客様から商品の売上傾向を聞かれたり、営業担当者からは在庫削減活動のために、在庫回転率などのデータを要求されることがあります。その分析作業を行うのは、営業推進部の担当者でした。彼らは、通常業務と共に、急な依頼にも迅速に応える必要があり、大きな負担が掛かることがありました」と山善 経営企画本部 情報システム部 開発課 係長 米倉 弘樹 氏は打ち明ける。

また、多種多様なデータを用意するために、必要な情報を集め直して一元管理化する必要があった。

同社は富士通の支援の下、全社で旧基幹系・情報系システムのオープン化に取り組むなか、DWHシステムを刷新。生活家電や作業工具をはじめ、累計約6万アイテムの商品を全国のホームセンターや家電量販店などに卸すなど、取り扱いデータ量が多い家庭機器部門のみ、基幹システム再構築に合わせて、新DWHシステムを先行導入した。

導入のポイント

最新版の分析ソフトウェアを活用し性能を大幅に向上 Webブラウザで営業現場が容易に情報を入手

新DWH システムは、「従来のInterstage Navigator の使い勝手はそのままに、分析速度を向上させること、また、営業の現場で容易に情報が閲覧できる新システムの導入」(中江氏)という方針で構築した。

また、大規模なデータ分析をより高速化すべく、Interstage Navigatorと、検索レスポンスやデータロードが非常に高速で、効率のよいデータ圧縮機能を備えたサイベース株式会社のDWH専用データベースソフト「Sybase IQ」の連携を考案。ベンチマークテストでその高速性を実証し、導入に至った。一方、営業の現場には、Webブラウザによる情報共有・活用パッケージ「Navi イントラエース」を新規導入。小野氏は採用理由を「Navi イントラエースは、操作が容易であり、Webブラウザさえあれば誰でも簡単に利用できます。Interstage Navigatorとの親和性の高さもポイントでした」と語る。

システムの概要

家庭機器部門の300名が利用 誰もが使える新DWHシステム

家庭機器部門の新DWHシステムは2008年11月から構築を開始し、2009年8月に本稼働。現在は同部門の300名が利用している。分析作業者は今まで通りInterstage Navigatorを使用。営業の現場ではNaviイントラエースで容易に分析可能となった。「散在するデータを1つのDWH に集約し、頻繁に使われる分析パターンを整備しました。また、誰でもすぐに分析情報を利用できるよう、Webブラウザを通じてワンクリックで分析結果を参照できる仕組みとしました」(米倉氏)

分析速度については、Interstage NavigatorとSybase IQの連携に加え、あらかじめ作成をしておいたCSVファイルをNaviイントラエースで表示させる工夫により、負荷が分散され、高速化につながった。

山善様 システム構成図。前述の内容を図で表しています。

導入効果と今後の展開

分析速度が従来の10倍から100倍に 営業現場によるデータ活用が活性化

山善は新DWH システムによって、分析速度の大幅な向上を実現した。「検索時間はデータ量増加に伴い、遅れが目立ってきていましたが、旧システムと比べて新システムでは、検索速度が10倍から100倍程度になりました。一例として、営業担当者別の輸入売上の実績集計に以前は4時間ほどかかっていたものが、数分で完了するようになるなど、必要な情報が素早く得られ、販売戦略立案などがよりタイムリーに実施可能となりました。また、データの取り込み時間も6分の1程度になりました」と小野氏は話す。

また、Interstage Navigator は、参照したいデータをイメージ通りに配置するだけで、必要なレポートを作成できる操作性の良さはそのままに、新バージョンの機能によって、Webブラウザ上で複数の担当者が使用可能となった。これにより、急な情報提供にもすぐに対応可能となった。Naviイントラエースの導入については、「営業担当者がタイムリーに分析データを活用し、自身の営業範囲の売り上げ状況を確認するなど、データ活用が全社に広まりました。同時に、業務担当者や情報システム部の負担が大幅に減りました」と米倉氏はメリットを強調する。

さらにはDWHシステムの再構築で、より幅広いデータを日次ベースで取得可能となった。「在庫回転率向上などの経営課題を業務の現場に浸透させるための情報活用の基盤を整備できました」と中江氏は語る。

今後は富士通の支援を受けつつ、「分析結果を経営課題解決により活かせる方法の確立」(中江氏)に取り組む。あわせて、新DWHシステムの全社展開も視野に入れている。

【株式会社山善様 会社概要】
所在地 大阪府大阪市西区立売堀2-3-16
設立 1947年5月30日
資本金 79億900万円(2010年3月31日現在)
代表取締役社長 吉居 亨
連結従業員数 2,080名(連結:2010年3月31日現在)
事業概要 生産財関連事業は機械部門・産業システム部門・工具部門で構成され、消費財関連事業は住設建材部門と家庭機器部門で構成される。家庭機器部門の取扱商品は、約5割がオリジナルブランド。売上高は2010年4月時点で同社全体の16%にのぼり、売上高も取扱商品数も急増中である。
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