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  6. 大平洋金属株式会社様

全社経費のデータ収集作業をシステム化
集計作業を大幅削減し、月次決算業務を最適化

-データ収集・統合ソフトウェア 「Interstage Information Integrator」-

大平洋金属株式会社様 導入事例


ステンレスの主原料となるフェロニッケルのトップメーカーである大平洋金属株式会社様が、富士通の情報収集・活用のソフトウェアを使用し経理部門におけるデータ収集から集計までの一連の業務の効率化および精度の大幅な向上を実現した事例をご紹介します。

[ 2010年4月27日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 製造 - 金属
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage Information Integrator(データ収集・統合ソフトウェア)
【課題と効果】
1 総経費集計表の作成業務を効率化したい 入力作業の解消などで集計表作成を約29 時間短縮
2 総経費集計表の作成業務の属人性を排除したい システム化による作業の標準化などで属人性を排除
3 月次決算業務を最適化したい 月次決算業務を迅速化し、確認・承認体制を確立

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導入の背景

全社経費を表計算ソフトで集計 作成時間の短縮と属人性の解消が課題に

大平洋金属は、ステンレス鋼の原料として主に使われるフェロニッケルの生産・販売を中心に事業展開する企業である。業務の効率化や内部統制の観点から、会計や人事、販売、購買などの社内業務を中心にICT を積極的に活用している。

同社は月次決算作成書類の1つとして原価計算書を毎月作成している。その基となる情報が、材料費・労務費・経費など1カ月間にかかるすべてのコストを集計した「総経費集計表」だ。

同表は8部門30の現場から集めた月報と、手組みのプログラムで出力した会計データを表計算ソフトで集計して作成していた。

大平洋金属株式会社 経理部 会計課 兼 営業会計課 課長 杉山 正樹 氏の写真
杉山 正樹
大平洋金属株式会社 経理部 会計課 兼 営業会計課 課長

大平洋金属 経理部 会計課 兼 営業会計課 課長 杉山 正樹 氏は「担当者がいちいち月報を見ながら、表計算ソフトにデータを入力していました。入力ミスのチェック作業も含め、多くの時間を費やしていたのです」と振り返る。

その結果、月次決算書類の作成にも時間がかかり、限られた時間内で期限に間に合わせることが困難になりつつあった。

月次決算書類は毎月の役員会議に使われるが、作成期限間際に完成するというケースがしばしば見られた。そのため関係部門に負担をかけることがあった。

また経理部内では、総経費集計表の作成業務には専門的な知識や経験によって蓄積されたノウハウというような、属人的な要素が必要とされていた。
担当者である大平洋金属 経理部 会計課 副長 長根 健一郎 氏は、「総経費集計表はいろいろなデータを入力して作成しますが、一連の流れで行うため担当者は一人でした。以前、私が病欠した際は、会計課のスタッフに自宅から電話で指示を出して期日に間に合わせたこともありました」と打ち明ける。

大平洋金属株式会社 経理部 会計課 副長 長根 健一郎 氏の写真
長根 健一郎
大平洋金属株式会社 経理部 会計課 副長

導入のポイント

メンテナンスの容易さで富士通のInterstageを採用

同社は2008 年、内部統制整備と業務の見える化に、トップダウンで取り組んだ。
その実現のために会計システムの見直しを図り、COBOLで手組みした従来の汎用大型機のシステムを、富士通の統合業務ソリューション「GLOVIA」でオープン化。それを契機に、総経費集計表作成業務のシステム化に着手した。

システム化にあたっては、すべて手組みで対応するシステム開発、パッケージ製品の適用、富士通のデータ収集・統合ソフトウェア「Interstage Information Integrator」を中心としたシステムの構築という3パターンの候補があった。

そして、比較検討した末に富士通のソフトウェアを選んだ。採用の大きな決め手はメンテナンス性の高さである。
Interstage Information Integratorは、データ収集・変換・配付の設定情報を「デザインシート」で定義及び一元管理できる。また、同シートは普段の業務で使われている表計算ソフトで作られているためメンテナンスも容易だ。

大平洋金属株式会社 総務部 情報システム課 課長 佐川 宜永 氏の写真
佐川 宜永
大平洋金属株式会社 総務部 情報システム課 課長

大平洋金属 総務部 情報システム課課長 佐川 宜永 氏は「たとえば、組織変更があると、総経費集計表で月報データを収集する部門の追加・変更が必要となります。その際、デザインシートで設定情報を素早く変更できるので、私たちだけでも対応できます」と強調する。

さらに、導入後のメンテナンス費用も含めたトータルコストと、将来の拡張性もポイントとなった。

システムの概要

実務の流れを変えないシステム化に着手

2009年4月の導入決定後からシステム構築を始め、同年11月にシステム名称「管理帳票作成システム」としてカットオーバー。現場の月報データはCSVファイルから読み込み、会計データはGLOVIAから直接取り込むかたちで、総経費集計表が作成可能となった。

佐川氏は、「スムーズに導入するため、関係部門はもちろん、会計課も従来のオペレーションを極力変更しないようにシステム化を実行しました」と語る。同システムはこのような考えに基づいた機能が実装されている。例えば、月報データはまとめて読み込むだけでなく、個々の誤りをチェックしながら段階的に処理していくという従来の作業形態も継承可能にした。

そのようなきめ細やかな富士通のソリューションを同社は高く評価。「カットオーバー予定直前の急な仕様変更にも柔軟に対応していただき、非常に助かりました」と長根氏は富士通の対応力を絶賛する。

大平洋金属様 システム概要図。前述の内容を図で表しています。

導入効果と今後の展開

集計作業を大幅削減 属人性の排除も達成

大平洋金属はInterstage Information Integratorで構築した管理帳票作成システムによって、総経費集計表作成業務の最適化を実現した。

作成時間については、「従来は30時間以上かかっていましたが、担当者による入力作業や入力内容のチェックが不要となったため、約1.5時間で作成可能となり、精神的・肉体的な負担が減りました」(長根氏)と大幅に短縮できた。

それに伴い、月次決算書類の作成時間も、従来の約12.5時間から約2.5時間に短縮。その結果、リスクヘッジのための予備日を設けることができるようになり、経理部門や関係部門での確認・承認の手続きにも余裕が生まれた。

そして、システム化によって、総経費集計表作成業務を標準化、同時に作成マニュアルを整備したこととあわせて、「管理帳票作成システムを使えば、会計課のスタッフなら誰でも、総経費集計表を作成できるようになりました」(杉山氏)と属人性の排除も果たした。

さらには、業務精度の向上も達成している。佐川氏は「月報データの二重入力など、総経費集計表作成時のヒューマンエラーを解消できました。内部統制強化にもつながっています」と語る。

今後は管理帳票作成システムのさらなる活用を進めていく。
「現場の月報データを直接取り込めるようにするなど、より効率化を図ります。将来的には、集計した経費の分析結果を配付して、経営判断に役立ててもらうなど、データの二次利用の構想もあります」と語る杉山氏。
その中で、ビジネス・インテリジェンス・ ソフトウェア「Interstage Navigator」や帳票設計・生成ソフトウェア「Interstage List Creator」といった富士通製品との連携も視野に入れている。

【大平洋金属株式会社様 会社概要】
所在地 青森県八戸市大字河原木字遠山新田5-2
創立 1949年12月1日
資本金 139億円
代表取締役社長 村井 浩介
従業員数 377名
事業概要 フェロニッケルの生産・販売。単一工場での生産量は世界で3本の指に入る。土木用資材等に用いるスラグ加工品の製造・販売なども手掛ける。消費電力/CO2 削減を中心とする環境対策、安全、労務環境の改善にも継続的に取り組む。
ホームページ 大平洋金属株式会社 ホームページ 新規ウィンドウが開きます

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