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システムの安定稼働を確保
オープンな技術で業務を柔軟に拡充する連携基盤を整備

- 基幹オンラインシステム基盤「Interstage Business Application Server」 -

群馬銀行様 外観写真

群馬銀行様 導入事例


群馬銀行様は、メインフレームとオープンシステム間の接続をオープンな技術で一元的に担う仕組みにより、業務を柔軟に拡充する連携基盤を整備しました。

[ 2011年9月28日掲載 ]

【導入事例概要】
業種: 金融
製品: ソフトウェア
  • FUJITSU Software Interstage Business Application Server (基幹オンラインシステム基盤)
ハードウェア
  • FUJITSU Server PRIMEQUEST(基幹IAサーバ)
ソリューション
  • EVOLUOBUSSOLA(金融ビジネスバス・ソリューション)
【課題と効果】
1 さまざまな新しいサービスを連携して業務を拡充したい XML、SOAP実装により幅広いシステムの接続が可能
2 勘定系システムはオープン化せずメインフレームで継続運用したい 勘定系のメインフレームと多様なオープンシステムを効率的に連携
3 オープンシステムを高セキュリティで運用したい オープンシステムから勘定系システムへの接続の一極化でセキュリティを確保

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導入の背景

勘定系とオープンシステムの連携にゲートウェイサーバを個別に設置

群馬県を中心に、地域に密着した金融サービスを提供する群馬銀行。同行のビジネス基盤を支えるシステム部では、次世代システムのあるべき姿を見定め、その具現化に向けて着実に歩みを進めている。

株式会社群馬銀行 システム部 副部長 田島篤氏の写真

群馬銀行 システム部 副部長 田島 篤 氏は「当行は経営の『自由度』と『スピード』を重視して、『勘定系システムはメインフレームによる自営』を基本的な方針としています」と語る。

同行は現在、顧客向けサービスの拡充やチャネルの利便性向上に注力しており、実証実験で効果を確かめつつ、構築するサーバや接続する外部サービスを年々増やしている。

「預金をはじめとする銀行のコア業務を担う勘定系システムは、高度な堅牢性や安定性の点から既存のメインフレームを使い続けています。一方、営業店システムや融資支援システムなど、周辺の業務システムは開発スピードや効率性などの点から、標準化とオープン性を意識して開発しています」(田島氏)。

株式会社群馬銀行 システム部 開発第二グループ 主任推進役 田口茂樹氏の写真

そのICT戦略に則り、勘定系につながる行内のさまざまな業務とインターネットバンキングなどの外部サービスを接続する中でいくつか壁が立ちはだかった。

群馬銀行 システム部 開発第二グループ 主任推進役 田口 茂樹 氏は「連携は効率的に実施できなければなりません。従来はシステムごとに連携用のゲートウェイサーバを個別に設けており、必ずしも効率的とは言えませんでした」と振り返る。

株式会社群馬銀行 システム部 開発第二グループ 推進役 高木勉氏の写真

また、コアとなる勘定系システムには、極力手を入れずに済む方法を模索していた。群馬銀行 システム部 開発第二グループ 推進役 高木 勉 氏は「勘定系システムであるメインフレームの独立性を保ちつつ、行内の業務や外部サービスのオープンシステムを共存させるためには、両者を連携する基盤が必要でした」と語る。

株式会社群馬銀行 システム部 開発第二グループ 係長 高橋佑介氏の写真

しかも、高度なセキュリティと可用性も求められていた。群馬銀行 システム部 開発第二グループ 係長 高橋佑介 氏は「メインフレームとオープンシステムを連携した場合も、メインフレームのみの構成と同程度のセキュリティと可用性確保が必須でした」と話す。

導入のポイント

勘定系の堅牢性は維持しオープンな連携を実現

そこで群馬銀行は、連携基盤「連携サーバ」の整備に取りかかった。そのシステム構築の際にこだわったのがオープン性だ。「勘定系システムと業務システムやチャネルシステムを容易かつ効率的に接続するためには、『オープンな接続環境』であることがポイントでした」(高木氏)。

加えて、「連携サーバ」への要件として、「既存の勘定系システムの安定稼働を保証できること。あわせて、連携用のゲートウェイサーバの増加を抑え、なおかつ、既存のシステムやチャネルに影響なく接続できること」(高橋氏)も重視していた。

同行はそのような「連携サーバ」を実現するために、「Interstage Business Application Server(以降、IBAS)」を基盤としたソリューションを採用した。田口氏は選定理由を「当行の勘定系システムの構築・運用では、富士通の支援を長年受けてきました。その豊富な実績に裏打ちされた富士通への信頼感が採用の大きな決め手となりました」と話す。

システムの概要

富士通のソリューションを採用 将来を見据えXML、SOAPに対応

「連携サーバ」は、「IBAS」を基盤とする富士通の金融ビジネスバス・ソリューション「EVOLUOBUSSOLA」で構築した。「IBAS」は、リクエスト数に応じてサーバ能力を最大化する制御機能やJavaアプリケーションのレスポンス安定化、アプリケーション異常時の影響の局所化と自動復旧などの機能を備えており、システムの安定稼働を実現する。

「連携サーバ」は、勘定系システムと業務システムおよびチャネルシステムの間に位置し、通信プロトコルなどの差異を吸収して両者を接続する。「この『連携サーバ』により、勘定系システムへの入口を一本化。ゲートウェイサーバの乱立を防ぐとともに、既存システムの改修を極小化できました」(高木氏)。

特長的なのは、銀行業務のシステム連携におけるインターフェースとして利用が広がりつつあるXML文書を利用するHTTP通信やSOAP通信の実装である。今回はインターネットバンキングとコンビニATM外部サービスとの連携を実現した。「IBAS」は、インターフェースの違いを吸収し、システム間の処理を容易に振り分け可能。

「将来を見据え、XML文書を利用するHTTP通信やSOAP通信にて外部サービスとのシステム連携をいち早く実装しました」と田口氏は語る。

群馬銀行様 システム概要図

導入効果と今後の展開

将来のサービス拡充に際し柔軟に対応可能な「連携サーバ」

群馬銀行は「連携サーバ」の構築によって、メインフレームとオープンシステムの共存を実現。勘定系システムと行内の業務や外部サービスとの接続をオープンな技術で一元的に担う仕組みを確立し、接続性を向上。また一極化による高セキュリティ、高可用性な連携基盤を整備できた。

「当行が将来にわたりサービスを拡充していく中で、柔軟にシステム対応可能な連携基盤を整備できたのが大きいですね」と田島氏は強調する。

群馬銀行は、今後も安定稼働を維持しつつ、「連携サーバ」の活用の幅を広げていく。「今回構築した連携基盤の柔軟性を活かし、更改のタイミングを見極めながら、接続する業務システムやチャネルシステムを増やしてサービスを拡充し、競争力および顧客満足度を着実に高めていきます」と将来の展望を語る田島氏。そして、次世代システムのあるべき姿に近づけていく。

【株式会社群馬銀行様 会社概要】
本店所在地 群馬県前橋市元総社町194番地
設立 1932年9月
資本金 486億円(2011年3月31日現在)
代表取締役頭取 齋藤 一雄
従業員数 3,265人(2011年3月31日現在)
事業概要 群馬県を地盤とする金融機関。長期格付は国内金融機関のトップクラスとなるムーディーズ社の「A1」を取得(2011年3月31日現在)。
「一味違うサービスを提供し、お客さまに選んでいただける銀行」を掲げ、2010年より中期経営計画「Q-up80」に取り組んでいる。
群馬銀行様 会社ロゴマーク
ホームページ 群馬銀行 ホームページOpen a new window

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