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WMIサービスのチェック失敗によりSQL Server 2008 または SQL Server 2008 R2 クラスタ化インストールが失敗する

Server View Agent ver4.90以降がインストールされているクラスタ環境において、WMIサービスのチェック失敗によりSQL Server 2008 または SQL Server 2008 R2 クラスタ化インストールに失敗します。 WMIサービスのチェックをスキップするコマンドを使用してクラスタ化インストールして下さる様、お願い申し上げます。

現象

ServerView Agent ver4.90以降がインストールされている環境にSQL Server 2008 のクラスタ化インストールを行うと、セットアップサポートルールのチェックで以下のエラーが発生し、インストールに失敗します。

WMI (Windows Management Instrumentation) サービス - 失敗

(ルール "WMI (Windows Management Instrumentation) サービス" は失敗しました。
WMI サービスが、クラスタ ノードで実行されていません。

解決方法

<手順>
1. WMIサービスの確認
クラスタに参加する全てのノードでWMIサービスが実行されていることを確認します。

[スタートメニュー]→[管理ツール]→[コンピュータの管理]→[サービスとアプリケーション]→[サービス]とクリックしてサービス管理画面を表示します。
サービスの一覧から[Windows Management Instrumentation]を選択し、[開始]ボタンを押下してサービスを開始してください。[状態]が[開始]になっている場合は必要はありません。

2. セットアップの実行
/SkipRulesオプションでsetup.exeを実行します。これによりWMI機能のチェックがスキップがされインストールを継続することができます。
[[スタートメニュー]から[コマンドプロンプト]を右クリック、「管理者として実行」をクリックします。
コマンドプロンプトで目的とするインストール作業のコマンドを入力してEnterを押下します。

SQL Server 2008 R2 のインストール
SQL Server 2008 R2のインストールは以下のコマンドを入力します。

・SQL Server 2008 R2 フェールオーバー クラスタの新規インストール
<インストールメディア>\setup.exe /SkipRules=Cluster_IsWMIServiceOperational /Action=InstallFailoverCluster

・SQL Server 2008 R2 フェールオーバー クラスタにノードを追加
<インストールメディア>\setup.exe /SkipRules=Cluster_IsWMIServiceOperational /Action=AddNode

SQL Server 2008 のインストール
SQL Server 2008のインストールは以下のコマンドを入力します。

注意
クラスタ化SQL Server 2008をインストールする場合は、スリップストリーム機能を使用してインストールファイルをSP1適用済みの状態に更新してからセットアップを実行する必要があります。
スリップストリームを使用してインストールファイルにSP1を適用する方法については以下を参照ください。
SQL Server 2008 のインストールを更新またはスリップストリームする方法

・SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタの新規インストール
<SP1適用済みインストールファイル>\setup.exe /SkipRules=Cluster_IsWMIServiceOperational /Action=InstallFailoverCluster /PCUSouse="<サービスパックのファイルパス>\PCU"

・SQL Server 2008 フェールオーバー クラスタにノードを追加
<SP1適用済みインストールファイル>\setup.exe /SkipRules=Cluster_IsWMIServiceOperational /Action=AddNode /PCUSource="<サービスパックのファイルパス>\PCU"

セットアップサポートルール画面では以下の画面が表示されます。


<原因>
ServerView AgentをインストールするとWin32_ComputerSystemのクラス継承が行われ、派生クラスFSCSV_ComputerSystemが作成されます。SQL Server 2008 / 2008 R2のインストーラの不具合により、クラスタ化SQL Server 2008 / 2008 R2をインストールする際にカスタムのWMIサービスを検出できず、チェックに失敗します。

<発生条件>
1. ServerView Agent ver4.90以降がインストールされている
2. ServerView Agent ver4.81以前のうち、発行元がFujitsu SIEMENSのServerView Agentがインストールされている

<対象機種>
PRIMERGY / PRIMEQUEST

<対象OS>
Windows Server 2008 R2 / Windows Server 2008 / Windows Server 2003

<対象エディション>
SQL Server 2008 R2 Datacenter / Enterprise / Standard
SQL Server 2008 Enterprise / Standard
※クラスタ化インストールが可能なエディションのみ

<補足情報>
1. ServerView Agentをインストールする際にCustom Setupを選択し、Windows Management Integration機能のチェックをはずしてインストールした場合は現象は発生しません。
2. SQLServer 2008のスタンドアロン環境のインストールでは現象は発生しません。
3. SQLServer 2008 R2のスタンドアロン環境のインストールでは現象は発生しません。
4. SQLServer 2005では現象は発生しません。

参考URL