ビジネスの継続性を追求する高信頼データベースFUJITSU Software Symfoware Server
機能

Symfowareは、企業や社会システムの根幹である情報基盤システムを支え、お客様に揺るぎない「あんしん」を提供する富士通の国産高信頼・高性能データベースです。

機能説明

安定稼働、ビジネスの継続性を保証

ディザスタリカバリ(広域災害への対策)

データベースとストレージを融合した災害対策機能を提供し、ノーダウン・ロストゼロレベルのディザスタリカバリを実現します。データベースのバックアップを待機センターへリアルタイムに行い、データベースの複製を作成します。そして、有事には待機センターに作成されたデータベースの複製を利用し、被災した運用センターに替わって運用を継続いたします。

データベースのバックアップを待機センターへリアルタイムに行い、データベースの複製を作成します。

また、運用センター / 待機センターの計画切り替え・切り戻しを完全サポートしているためデータベースのバックアップや定期保守・法定点検に業務を停止することなく対応できます。

運用センター / 待機センターの計画切り替え・切り戻しを完全サポートしています。

さらに、ミラーリングにより完全二重化したデータベースを待機センターへリアルタイムにバックアップすることでセンター内の局所的な障害からセンター停止までの幅広いリスクに対して、より高度な業務継続を実現できます。

データベースを待機センターへリアルタイムにバックアップできます。

当社独自の論理ログシッピング方式(特許取得)によりデータ通信量を低減しているため、ストレージ装置等でデータベース全体をミラーする方式に比べて、約8分の1の低通信コスト(社内モデル実測値)を実現しています。

データベース全体をミラーする方式に比べて、約8分の1の低通信コストを実現しています。

ミラーリング(データベースの二重化による確実な業務継続)

データベースシステムの社会的信頼性はますます重要になってきており、高信頼化の要件として、障害発生時の確実なデータのバックアップや業務継続が求められています。
このようなご要望にお応えするため、Symfowareでは、ハードウェアおよびソフトウェアの両面で共有部分を持たないシステム二重化により、障害発生時に確実な業務継続を実現するミラーリング機能を標準提供しています。トラブルが発生した場合でもデータベースを切り替えるだけで業務の継続ができます。障害の起きたデータベースを切り離して丸ごと切り替えるため、リカバリー作業などをする必要がなく、最新のデータをそのまま利用できます。また、切り離したデータベースを復旧し切り戻す際もデータベースが自動的に補正するため再構築を行う必要がありません。さらに、待機データベースが常に最新のバックアップデータになるため、バックアップ業務から解放されます。

ハードウェアおよびソフトウェアの両面で共有部分を持たないシステム二重化を実現しています。

トラブルが発生した際は、異常データの検出機構により自動的にサーバをミラーサーバへ高速に切り替えることができます。データベース自体はミリ秒オーダーで切り替わるため、データベースアクセス再開までに要する時間は当社検証モデルでの実測値で約1秒と非常に高速です。また、オペレーターの介入なしにミラーサーバで業務を再開できるため、トラブル時に備え、システム運用のためにシステム技術者を常時配置する必要はありません。

ミリ秒オーダーでのデータベース切り替えを実現しています。

データベース二重化の方式としてLAN回線を利用する「ネットワーク連携」方式とディスクアレイの筐体間コピー(REC)機能を利用する「ストレージ連携」方式があります。
むろん、ネットワーク連携方式によってシステムを構築したあと、業務拡張等によりスループットが保証できなくなった場合には、ストレージ連携方式へグレードアップすることもできます。

  • ネットワーク連携方式
    既存のLAN回線と2台のサーバのみで利用できるため安価で手軽に利用できます。データベースが二重化されることにより、万が一サーバが故障しても副系のサーバで業務を継続できるため、障害発生時における業務の無停止運用が実現できます。更に、LAN回線を二重化することでネットワークの異常にも対処できます。

    既存のLAN回線と2台のサーバのみで利用できるネットワーク連携方式をサポートしています。

  • ストレージ連携方式
    ETERNUS ディスクアレイと組み合わせることで、社会システムや基幹業務など高スループットと高速の縮退が要求されるお客様にミッションクリティカルに対応した二重化を実現できます。SANを利用するため、CPUの負荷を軽減(当社検証モデルでの実測値でCPU負荷6%未満)しつつリアルタイムなデータベースミラーリングが実現できます。

    ミッションクリティカルに対応したストレージ連携方式をサポートしています。

データベースレプリケーション

データベースの複製を別のサーバに作成するデータベースレプリケーション機能を標準で備えています。データベースレプリケーション機能を使用することで、データのバックアップはもちろん、複製データをリモートサイトサーバに配布しアクセス集中によるパフォーマンス低下を防いだり、各支店サーバのデータを本社に集約し一括処理したりといった幅広い分野に応用できます。

ロードシェア

ロードシェア機能を利用し、複数の運用ノードで構成されたシステムを論理的に1つのデータベースとして扱えます。Symfowareでは、シェアード・ナッシング方式を採用し、メモリやディスクを共有することなく、各ノードで独立して処理を行っています。また、ノード間にまたがるトランザクションの整合性を保証しつつ排他制御を行えます。更にノード間のデッドロックも自動検出し、原因となっているトランザクションを自動キャンセルします。このため、複数のノードでのロードシェア運用やノードの追加において、パフォーマンスとスケーラビリティに優れたスケールアウト運用を実現します。

シェアード・ナッシング方式を採用したロードシェア機能をサポートしています。

  • ロードシェア縮退
    万が一ノードダウンが発生した場合は、稼働している別のノードに処理を引き継いで業務継続(縮退運転)ができます。さらに、稼働しているノードが最後の1ノードになるまで縮退を繰り返すため、多重故障が発生した場合でも業務継続が可能なシステムを構築することができます。

    縮退運転を実現するロードシェア縮退をサポートしています。

  • ロードシェア拡張
    運用開始後のデータ量やアクセス数の増加に対してもシステムに対しノードを追加することで負荷を分散できます。

    リニアに拡張できるロードシェア拡張をサポートしています。

フェイルオーバ

フェイルオーバ機能を利用し、運用ノードと待機ノードでシステムを二重化でき、不測のダウンによるビジネス機会の喪失を防ぎます。フェイルオーバ機能は、可用性のレベルに応じた形態が選べます。

  • ホットスタンバイ
    事前に待機ノードでSymfowareを起動させた状態で待機させる方式です。ホットスタンバイはスタンバイに比べて、ダウン後に待機ノードでシステムを起動する時間が必要ないため、格段に可用性が向上します。
  • スタンバイ
    運用ノードのダウン後に、待機ノードでSymfowareを起動する方式です。

スマートリカバリー

自動で定期的に、運用側に負担をかけずにデータベースのバックアップを取得し続ける技術と、異常個所を自動的に特定する技術により、システムに異常が発生した場合でも、ワンクリックで正常な状態に復旧し、業務の継続が可能です。ハードウェア故障の場合を除く、オペレーション・ミスやソフトウェア障害等に起因する大半(障害原因の約75%:当社調べ)のシステムトラブルに対し、速やかに業務を再開することができます。

データベースに異常が発生した場合にGUIで確認できます。
データベースに異常が発生した場合のGUIイメージ

リカバリー実行はGUIで行えます。
リカバリー実行時のGUIイメージ

ロードバランシング

ロードシェア機能を利用したデータベースサーバにおいて、特定のノードへ接続要求が集中するのを検知すると、自動的に他のノードへ要求を振り分け、ノード間での負荷を均等化できます。
これにより、ノードを振り分けるアプリケーション開発を行う必要がなくなり、ノード数に応じたリニアな処理能力向上を図れます。

コネクションの自動切替 / 自動回収

ホットスタンバイ機能を利用したデータベースサーバにおいて、予期しないトラブルによるノード切替えでは、コネクションを待機ノードへ事前コネクトしておくことで、切替え時間を従来の6分の1まで低減できます。アプリケーションプログラムで、切替え処理を意識することなく、切替えられたノードのコネクションも自動的に回収するため、システムの安定稼働を容易に実現します。

コネクションの回収と切替は自動で行われるため意識する必要はありません。

また、アプリケーションサーバがダウンした際にデータベースサーバ側資源(排他情報、実行用の資源など)を自動回収します。これらの処理をアプリケーションプログラムで意識をする必要はなく、アプリケーションサーバ側では仕掛中のトランザクションを別のアプリケーションサーバで代行することができます。

アプリケーションサーバがダウンした際にデータベースサーバ側資源を自動回収します。

パーティショニング(負荷分散でのスケーラビリティへの対応)

パーティショニング機能はSymfowareが業界のトップを切って導入した技術であり、スタンダード以上のエディションで標準機能として提供しています。このため、大規模なデータで占められた表やインデックスを分散させて配置し、低コストで並列処理を実現できます。また、ロードシェア機能では、パーティショニングした単位で各ノードにデータを分散して配置でき、ノードごとに自律性の高い運用ができます。

パーティショニングにより負荷分散でのスケーラビリティに対応しています。

ログ分散(スケーラブルログ)

通常、データを分散してI/Oボトルネックを回避しても、ログ書き込みにI/Oが集中することでそこがボトルネックになってしまいます。Symfowareではパーティショニングによるデータの分散だけではなく、ログについても分散ができる当社独自の「スケーラブルログ機能」を搭載しています。データに加えてログまでも分散することでI/Oボトルネックを回避しています。

当社独自機能によりログも分散できます。

SSD利用(負荷分散による大量データの高速格納)

SSD(Solid State Drive)を用いることで、データアクセスを高速化できます。Symfowareではパーティショニングおよびログ分散機能により、I/O負荷をSSDおよびHDD(Hard Disk Drive)に分散し、秒間50万件の大量データ格納を実現します。

SSDを利用することで秒間50万件の大量データ格納を実現します。

リバースクリエーション(DB管理簿破壊からでも高速復旧)

データベース管理簿は、データベース定義情報やデータの格納場所や領域の使用状況といったデータベースの運用に大切な情報を格納しています。データベース管理簿の異常に対する復旧手段を持っていない場合はデータベースの再構築が必要になり、業務再開まで数日を要するといったこともあります。Symfowareは、当社独自の「リバース・クリエーション機能」により、スピーディーにデータベース管理簿を最新の状態に復元できます。

データベース管理簿が破壊されても高速復旧できます。

省力運用、運用/保守コストを大幅削減

XML-DB(カスタマイズ可能なマルチテナントサービスの実現)

XMLデータを格納する際の形式変換が不要(パーシングレス)で、リレーショナルデータと同じ操作で、XML規格に準拠したデータをそのまま格納できます。また、XMLデータは構造を変更しても、表の定義を変更する必要がないため、XMLの持つ高い柔軟性をそのまま活かせます。

XML規格に準拠したデータをそのまま格納できます。

XMLデータの検索は、条件式を単純比較できるかたちに変換(オートマトン化)することで、検索対象のデータの解析やインデックス定義がなくても、安定した性能で検索できるアルゴリズム「パターンマッチング方式」を採用しており、一度に複数の検索要求を実行できるため、複雑なXML検索式を指定しても安定した抽出性能が得られます。加えて、インデックスを作成する必要がありません(インデックスレス)ので、自由な切り口で検索できます。また、XQueryをサポートしており、SQL文でRDBデータとXMLデータの両方を操作できます。更に、パターンマッチング方式の検索は、オンライン業務と同時に実行しても業務に影響を与えませんので、データベースに分析アプリケーションをアドオンしてビジネスに活用するといった使い方ができます。

「パターンマッチング方式」アルゴリズムを採用いており安定した性能で検索できます。

XML追記型格納を利用して、企業のすべての活動記録(データ)をありのままXMLで格納することができます。企業活動の透明性を保証し、内部統制監査に利用したり、各部門のデータウェアハウス情報を一元化することで、経営トップが迅速に業績や情報を把握することができます。

XML追記型格納もサポートしています。

動的定義変更

業務中でも表に対して定義変更することができます。業務中に表の列(カラム)やパーティションを追加できるため業務変更にも柔軟に対応できます。

業務中でも表に対して動的に定義変更できます。

データ自動再編成

一般にデータベースのレスポンスを保証するには、定期的なデータの再配置が必要となります。Symfowareは、インデックスへのデータの格納状態が常に最適な状態となるよう、データの再配置を自動的に行います。業務を停止する必要はありません。

高速オンラインバックアップ/リカバリー

ETERNUSディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を利用して、ミラー化したディスクを切り離す方式を採用することで、業務を停止しないで瞬時にバックアップが完了します。また、ディスク故障の際でも本機能を利用し、高速にリカバリーできます。

強固なセキュリティ

データベースに対するさまざまな脅威から大切なデータを確実に守るために、情報技術セキュリティの観点から、情報技術に関連した製品やシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されているかどうかを評価するためのセキュリティの国際規格「ISO/IEC 15408」のセキュリティ評価基準にも準拠した強固なセキュリティ機能を提供しています。

  • 格納データ・バックアップデータ・ネットワーク通信の暗号化
    大切な格納データやバックアップデータを不正アクセス・ネットワーク盗聴・なりすましなどの脅威から守るため、AES暗号アルゴリズムを採用した暗号化機能を搭載しています。Intel AES-NIや暗号化処理ユニット搭載のサーバ機で、スループットを低下させることなく、暗号化できます。
  • PCI DSSに対応
    クレジットカード会員情報を安全に取り扱う事を目的として策定されたクレジットカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standards)」に対応しています。
  • 利用者制御
    利用者の登録や認証、識別を行ったり、利用者が権限のないデータベースへのアクセスや、権限のない機能を実行することを防止します。
  • 監査証跡
    利用者や管理者操作全てを確実に監査ログとして保持し、不正アクセスや権限濫用に備えた監査証跡ができます。SQL文や入力変数値の情報取得により「どのデータ」まで特定なのはもちろんのこと、Interstageとのクライアント情報連携により「誰が」までを特定することができます。本機能は、Symfoware Server Enterprise Extended Edition / Symfoware Server Enterprise Edition / Symfoware Server Standard Editionで使用できます。
  • 資源制御
    メモリ、ファイル、ローデバイスなどのOS資源がOS機能で直接アクセスされることにより、処理動作を妨害されたり、情報が漏洩されたりすることを防止します。本機能は、Symfoware Server Enterprise Extended Editionで使用できます。

日本初のEAL4適合製品

「Symfoware Server Enterprise Extended Edition」は、日本で初めてISO/IEC 15408に基づいたEAL4(商用目的では最高レベル)の適合製品として認証取得しています。

業界標準技術とAPIのサポート

ネットワーク上のあらゆる標準プロトコル、CORBA、EJB、Web連携、XMLを核とするSOAPといったプロトコルに対応しています。さらに、これら各種のプロトコルを用いて処理するためのアプリケーションを実行するフレームワークとして、J2EEやJTAあるいは、XML技術をサポートしています。またインターネットの新しい通信プロトコルであるIPv6環境に対応しています。
さらに、データベースにアクセスするための言語である「SQL」は、ANSI/ISO SQLとして規定されている「SQL:2011」に準拠しています。また、データベースへアクセスするアプリケーション開発に向けて、最新の業界標準アプリケーション・インターフェースをサポートしています。

  • .NET Framework連携
    「.NET Framework 4.8」をサポートしており、Microsoft Visual Studio .NETなどで.NET対応のアプリケーションを開発し、.NET Data Providerを利用してデータベースへアクセスできます。
  • JDBC連携
    「JDBC 4.1」をサポートしており、JDBC APIを使用してJavaアプリケーションからデータベースへアクセスできます。JDBCドライバには、データベースへのコネクションや繰返し実行されるSQL文をキャッシュし、アクセス性能を向上させる機能が提供されています。
  • ODBC連携
    「ODBC 3.5」をサポートしており、Microsoft ExcelやMicrosoft Access、Microsoft Visual Basicなど、ODBCインターフェースに対応したソフトウェアからデータベースへ、ODBCドライバ(ODOS)を利用してアクセスできます。
  • 埋め込みSQL連携
    Visual C++、NetCOBOLなどでSQL文を直接記述したCもしくはCOBOLのアプリケーションを開発し、データベースへアクセスできます。SQLを利用することで、実装されたコストベースのオプティマイザにより、自動的に最適なアクセスパスが選択され、高いアクセス性能を発揮します。また、SQL文単位でアクセスパスを指定(ASSIST指定)することで決め細やかなチューニングを施すこともできます。

データ資産が流用できる安心の長期保証

最新のハードウェアやOSをサポートしながら、バージョン間の互換性を保証しています。このため、データベースやアプリケーションをそのまま流用したり、システムを段階的に更新したりすることができます。

GUIによる簡単操作

データベースの導入、構築、運用に至るシステムのライフサイクルに応じた操作をGUIから簡単に行えます。導入では、GUIインストーラを利用し、わずか3画面の選択と1項目の入力でインストールできます。また、セットアップ支援ツールWebAdminを利用し、Webブラウザから4画面の選択と7項目の入力でデータベース動作環境のセットアップを行えます。構築では、データベース構築支援ツールWebDBtoolsを利用し、Webブラウザからデータベースの定義やデータ操作を行えます。運用では、Systemwalker製品と組み合わせて、性能情報やメッセージを監視し、GUIから直接操作できます。また、操作方法が分からない場合やトラブル時にすばやく対処するためのPDF版マニュアルも提供しています。

システムリソースを無駄なく最大限に活用

スマートセットアップ

ディスクサイズやメモリなどインストールされたサーバの環境を自動的に取得し、データの保全や性能を考慮して、データベースの各種資源を最適な場所へ自律的に配置します。また、豊富なSymfoware Serverの稼働実績に基づき、サーバ構成や接続数が異なる大小さまざまなシステムにきめ細かく対応するためのチューニングパラメーターを自動最適化します。運用開始後も、データ量の増加に伴うディスクの空き容量を監視し、ディスクの容量不足を検知した場合には、ログの削除やディスクの増設が簡単な操作で行えるため、業務継続を優先したシステム運用が可能です。

メモリデータベース(メモリ活用による処理性能の向上)

表やインデックスのデータを、メモリ上に常駐させるメモリデータベース機能を標準装備しています。当社独自の機能により、表単位だけではなく、表データの一部分だけをオンメモリ化することができます。このため、利用頻度の高いデータを指定した効率的なオンメモリ化により、データアクセスのレスポンスを向上させることができます。

データ圧縮

データを圧縮することにより、非圧縮データに比べて必要なディスク容量を最大5分の1に削減できます。また、データを圧縮することでデータアクセス時の読み込み回数が減少しI/O処理を最小限に抑えることができます。更にPCIe Flash(SSD)を活用することで、大量データ処理時のスループットを最大2倍向上します。

スナップショット(待機データベースの活用)

二重化したデータベースの待機側(副系)をデータ参照に利用することで、データ参照用サーバを別途導入するなどの必要がなく、導入コストを抑えながら業務を拡張することができます。データベースミラーリングでは、運用データベースから待機データベースへリアルタイムにデータを同期しているため、オンライン業務と並行して、最新のデータを参照することができます。また、待機データベースへのデータ反映を一時的に止めて、ある時点のスナップショットを作成し、データの集計処理に利用することもできます。

ステージング・コントロール / バッファ・コントロール

アクセス性能を最大限発揮するための技術を実装し、さまざまな機能を提供しています。アプリケーションからのアクセスを高速化する機能として、異なるレコード(行)に対する処理の競合をなくし、アプリケーションの同時実行性を高めるレコード単位の排他指定や、SQL文による占有モード指定(イルシデーション・ロック)を提供しています。その際、デッドロックを検出しても、原因となったトランザクションを自動的に終了するため、そのまま運用を継続できます。

  • ステージング・コントロール
    SymfowareがCPUを直接制御することでOSによるオーバーヘッドを回避し、要求を並列に処理することで高性能化を実現した富士通独自のディスパッチ技術です。
  • バッファ・コントロール
    パーティション単位に共用バッファを割り当てることができる機能です。これにより、バッファの競合を回避し、データのバッファ常駐率を高め、ディスク入出力回数を削減します。

レスポンス平準化機能

アクセス性能の最大化とともに、レスポンスを平準化する機能を提供しています。B to Bのようなビジネス形態では、処理レスポンスにばらつきが発生しないことが重要です。

  • ダイナミック・キュー・コントロール
    新たな処理が発生すると、負荷の少ないCPUに処理を割り当て、CPU間で負荷不均等が発生すると、CPUに自動的に処理を再割当てすることで、CPUの負荷を均等にし、安定したレスポンスを発揮することができる機能です。
  • ステルスシンク
    共用バッファ上のデータベースの内容を、自動的に高速かつ効率よく物理ディスク上に反映させることで、膨大な更新処理が発生してもレスポンスのばらつきをなくすなど、システムが高負荷な状態でも常に安定したレスポンスを維持できる機能です。

パラレルクエリー(SQLの並列処理)

バッチ処理業務やデータ検索のレスポンス改善など、高性能なシステム運用を実現するために、1つのSQL文をパーティションニングされた単位ごとに、並列にデータベースを検索、読み込みます。これにより、処理時間を大幅に短縮できます。

オープンスタンダード

PostgreSQL搭載

オープンソースソフトウェアのPostgreSQLを搭載し、富士通の技術で信頼性・安全性を向上させています。オープンスタンダードで安心・安全に使えるデータベースであり、PostgreSQLで利用できるさまざまなアプリケーション、周辺ツールやノウハウを活用したシステム構築ができます。お客様の用途に合わせて、従来から定評のある高信頼・高性能データベースのSymfowareを使用することもできます。

  • インメモリ機能
    従来のロー(行)型テーブルに加え、大量データの集計・分析処理に有用なカラム(列)型データを追加しています。データを専用メモリ上に展開することで、レスポンスへの影響を抑えながら、OLTPシステムにおける大量データのリアルタイムな集計・分析ができます。本機能は、Symfoware Server Enterprise Editionで使用できます。
  • 並列検索
    サーバのCPUを有効に利用することにより、アプリケーションから送信されたSELECT文を自動的に分割・並列処理します。富士通の独自技術により、検索だけでなく集計も並列処理できるため、夜間の定期集計バッチ処理などを効率化できます。本機能は、Symfoware Server Enterprise Editionで使用できます。

機能一覧表

表中記号の意味は以下のとおりです。
レ:機能有り、N/A:機能無し

Symfowareデータベース 機能別 エディション対応一覧表

  Enterprise Extended Edition Enterprise Edition
注1
Standard Edition
注1
Lite Edition
注1
適用CPU数 無制限 8CPUまで 2CPUまで 2CPUまで
ディザスタリカバリー(災害対策)(注2
注3
N/A N/A
ミラーリング ストレージ連携によるデータ転送(注4
注5
N/A N/A
高速自動切替え(注4 N/A N/A
待機系参照 / スナップショット(注4 N/A N/A
データベース二重化 N/A
異種データベース連携
注6
N/A
ロードシェア(注7 N/A N/A N/A
フェイルオーバ ホットスタンバイ N/A N/A
スタンバイ N/A
コネクション管理 ロードバランシング N/A N/A N/A
自動切替え N/A
自動回収 N/A
セキュリティ セキュリティ運用 / 資源制御 N/A N/A N/A
監査証跡 N/A
暗号化 N/A
利用者制御
バックアップ / リカバリー 高速オンライン(注7 N/A
オンライン
あんしん スマートセットアップ(DB設計不要・パラメーター自動最適設定) N/A N/A N/A
スマートリカバリー N/A
互換性保証
データの自動再編成 N/A
DB管理簿破壊からの高速復旧 N/A
データ圧縮 N/A N/A
メモリデータベース N/A
オンライン定義変更 N/A
SQL並列処理 N/A
パーティショニング N/A
ログ分散(スケーラブルログ) N/A
XML-DB
SSD利用
JDBC / ODBC / .NET Framework / 埋め込みSQL
文書データ(テキスト / PDF / Word / Excel / PowerPoint など)の全文検索(注8
注9

注9

注10
N/A
対応クラスタ PRIMECLUSTER(注5
MSFC(注11 N/A
対応仮想環境(単一サーバ)(注12 Oracle Solaris Containers
Oracle VM Server for SPARC(旧称:Logical Domains)
Xen
Kernel Virtual Machine ゲストOS(Linux)
ゲストOS(Windows) N/A
Microsoft Hyper-V Server N/A
VMware ゲストOS(Linux)
ゲストOS(Windows) N/A
対応仮想環境(クラスタ環境)(注12 Oracle VM Server for SPARC(旧称:Logical Domains)
Xen
Kernel Virtual Machine ゲストOS(Linux)
Microsoft Hyper-V Server N/A N/A N/A
VMware ゲストOS(Linux)

PostgreSQLデータベース 機能別 エディション対応一覧表

  Enterprise Edition
注1
Standard Edition
注1
Lite Edition
注1
適用CPU数 8CPUまで 2CPUまで 2CPUまで
ミラーリング 高速自動切替え N/A
待機系参照 / スナップショット N/A
データベース二重化 N/A
データベースレプリケーション
異種データベース連携
注2
N/A
フェイルオーバ スタンバイ
コネクション管理 自動切替え N/A
セキュリティ 暗号化
利用者制御
秘匿
WAL二重化
インメモリ機能
注3
N/A N/A
並列検索
注4
N/A
バックアップ / リカバリー オンライン
あんしん スマートセットアップ(DB設計不要・パラメーター自動最適設定)
スマートリカバリー
PostgreSQL搭載
SSD利用
JDBC / ODBC / .NET Framework / 埋め込みSQL
対応クラスタ PRIMECLUSTER(注5
MSFC(注6
対応仮想環境(単一サーバ)(注7 Oracle Solaris Containers
Oracle VM Server for SPARC(旧称:Logical Domains)
Xen
Kernel Virtual Machine ゲストOS(Linux)
ゲストOS(Windows)
Microsoft Hyper-V Server
VMware ゲストOS(Linux)
ゲストOS(Windows)
対応仮想環境(クラスタ環境)(注7 Oracle VM Server for SPARC(旧称:Logical Domains)
Xen
Kernel Virtual Machine ゲストOS(Linux)
Microsoft Hyper-V Server
VMware ゲストOS(Linux)
ゲストOS(Windows)
  • 注1
    使用するデータベース(PostgreSQL / Symfoware)により、利用できる機能に差があります。詳細は当社担当営業までお問い合わせください。
  • 注2
  • 注3
    Windows版およびLinux版で利用できます。
  • 注4
    Solarisで利用できます。
  • 注5
    Linux(Intel64) / Linux(x86) / Solarisで利用できます。
  • 注6
    Windows(x64) / Windows(x86)で利用できます。
  • 注7
    仮想環境が物理ハードウェア環境と互換性のある機能を提供している範囲に限定してゲストOS上で動作します。また、動作対象OSは、仮想環境がサポートしており、かつ、Symfowareがサポートしている物となります。

製品体系

Symfoware Server Enterprise Extended Edition Enterprise Editionの機能に加え、ロードシェア機能、ロードバランシング機能、災害対策機能など、高レベルな業務継続を求められるシステムに最適な大規模基幹システム向けに最適なエディション
Symfoware Server Enterprise Edition Standard Editionの機能に加え、ホットスタンバイ機能など、安全性を高めた中大規模システムに最適なエディション
Symfoware Server Standard Edition 高信頼・高性能なデータベースシステムを実現する基本機能を充実させた部門データベースなど中小規模なシステムに最適なエディション
Symfoware Server Lite Edition データベースの導入から運用までを簡単なGUI操作で行うことができ、小規模システムにおいて、Symfoware Serverを初めて導入する方に最適なエディション

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