デジタルビジネスを支えるデータベースFUJITSU Software Enterprise Postgres
バージョン12 強化ポイント
バージョン12における強化ポイント
PostgreSQLのリベース
Enterprise PostgresがベースとするPostgreSQLをバージョン12.1にリベースしました。
動作環境の追加
サーバ、WebAdmin、サーバアシスタントおよびクライアントの動作環境に以下のOSをサポートしました。
- Red Hat Enterprise Linux 8.1
データベース二重化機能の改善
以下の新しい機能を取り入れました。
データベースプロセスの生死監視
データベースプロセスのダウン検知時に監視のリトライを行わないようにしました。
OS / サーバの生死監視における異常検出時間の短縮
裁定サーバがデータベースサーバに対して定期的にハートビートを行うことで、データベースサーバからの問い合わせに即時に応答できるようになりました。OS / サーバの生死監視における異常検出時間が短縮しました。
WebAdminのMirroring Controller連携
WebAdminでのMirroring Controllerセットアップ時に、heartbeat_error_actionパラメーターの設定ができるようになりました。これにより、OS / サーバの生死監視においてハートビート異常を検出した場合の動作を指定できるようになります。また、Mirroring Controllerセットアップ後でも設定値が編集できるようになりました。
災害対策運用の改善
データベース二重化機能の災害対策運用において、待機センターでもデータベース二重化機能を利用できるようにしました。
Connection Manager(Linux用製品)
アプリケーションの接続先を意識せずにレプリケーション運用を継続できるようになりました。
Global Meta Cache
情報の一部を共有メモリ上にキャッシュができるようになりました。これにより、システム全体のメモリ使用量の削減につながります。
VACUUM / TRUNCATEの機能改善
トランザクション終了時にVACUUM / TRUNCATEが空のページとリレーションインデックスを切り捨てる場合、あるいはリレーションが切り詰められる場合、以下を行うことで処理時間を改善しました。これにより、共有バッファのサイズに依存せずにWAL適用時間が短縮されます。
- リレーションバッファを削除するときのスキャンループの数を削減
- 共有バッファのスキャン回数を削減
アプリケーション開発環境の追加
クライアント機能の開発環境に以下の製品をサポートしました。
- Microsoft Visual Studio 2019対応
- Microsoft .NET Framework 4.8対応
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