システム運用のライフサイクル管理FUJITSU Software Systemwalker Centric Manager
特長
Systemwalker Centric Managerはシステムの運用管理に必要な情報を統合し、センター全体のライフサイクルを管理できることが特長です。
システム運用のライフサイクルを網羅
ICTシステム運用のライフサイクルに必要な様々な支援機能を提供します。ICTシステムの円滑な運用に必要不可欠な機能を統合することで、システムの安定稼働を実現します。
シームレスな統合運用管理
統合された監視画面で障害発生状況を一目で把握
- イベントの発生状況(発生数、期間での発生傾向やシステムグループごとの発生傾向など)を一画面で監視できます
- システムグループ単位での監視から障害発生サーバー / ノードまでドリルダウンして表示。イベント発生元のアイコンを画面上で瞬時に特定(ジャンプ)することができます
高信頼なメッセージ通知
Systemwalker では、マネージャーとエージェントの間での送達確認機能により、メッセージの不達時における再送信や長時間マネージャーが停止していた時に、エージェント側で未達メッセージの保持を行うことができます。このため、マネージャーやエージェントが停止していても、復旧後にメッセージを通知するため、監視抜けが生じません。これにより、メッセージ管理の高い信頼性を実現しています。
運用管理サーバーの二重化運用
Systemwalker の運用管理サーバーでは、クラスタ構成に加え、二重化構成(最大四重化構成まで)をサポートしています。二重化構成ではH/Aクラスタ構成と比較して、主系管理サーバーのトラブル時においても、従系管理サーバーは切り替え時間0秒(Systemwalkerは主系 / 従系で同時監視のため切り替えは不要)で継続監視ができます。また、製品への修正適用においても従系への修正適用後に管理サーバーを切り替えることにより、監視運用を停止せずに修正を適用することができます。
運用セキュリティ
利用者の役割に応じて監視画面の操作を制限することができ、不用意な操作や不正なアクセスを防止します。また、操作した内容はログとして記録し、監査レポートを出力できます。
インストールレス方式での監視
業務サーバーにSystemwalker Centric Managerをインストールすることなく一般的な運用監視(注1)ができることにより、業務サーバーの負荷軽減となります。また、Systemwalker Centric Managerが標準でサポートしていないOSの運用監視も行えるようになります。
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注1一般的な運用監視とは、インベントリ管理 / イベント監視 / リモートコマンド / ログファイル監視 / アプリケーション監視 / サーバー性能監視を指します。インストールレス方式では、利用する機能の違いにより、購入する必要のあるライセンスが異なります。
AR統合基盤と連携
Interstage AR Processing Server(AR統合基盤製品)と情報連携(注2)することにより、スマートデバイスを用いて、監視センターではなくデータセンターの現場で作業を行えます。
- スマートデバイスを機器にかざすことで、監視情報を確認できます。機器状態と業務レベルへの影響を現場ですぐに確認でき、適切に対処できます。
- 現場の作業内容をエビデンスとしてその場で記録できます。これにより、保守履歴(カルテ)保存や別担当者へ作業の申し送りを行えます。
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注2連携サンプルプログラムは「ソフトウェア技術情報サイト」で公開しています。
導入ポイント
システムの統合運用管理の導入をご検討されているお客様
システムの統合運用管理の必要性を感じていてもどこから手をつけてよいか迷っているお客様には、まず、サーバーの監視やネットワークの監視などシステムインフラの管理を行うことをお薦めいたします。また、部門ごとに導入された運用管理システムの統合を検討されているお客さまにもお薦めします。
導入メリット
- トラブル発生個所が瞬時に分かり、リモート操作により対処できるため業務停止による損失を最小限に収めることができ、システム管理者の負荷も軽減できます。
- システム運用中の性能状況がしきい値で監視できるのでトラブルの予兆が検出できるほか、性能情報の蓄積によりシステムのキャパシティプランニングも行えます。
メインフレームからオープン化への移行をご検討されているお客様
メインフレーム環境に比べ、オープン環境ではサーバー数も増加しプラットフォームも Windows / Solaris / Linux と多岐にわたるため、従来の画一的な運用管理が難しくなっています。また、増加するサーバーに迅速に対応しつつシステム管理者に負荷をかけないためには運用管理ツールの導入が不可欠です。
導入メリット
- オープン環境のOSの違いなどを意識することなく監視 / 復旧などの操作ができるため、視覚的にわかりやすいGUI画面で運用できます。
- トラブルに対する対処履歴なども管理できますので、システムの運用管理ノウハウを共有し、システム管理者のスキル平準化に繋がります
Systemwalker Centric Manager に関するお問い合わせ
ご検討中のお客様
- お電話で
- 富士通コンタクトライン(総合窓口)
- 0120-933-200
- 受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く) - 富士通コンタクトラインでは、お問い合わせ内容の正確な把握、およびお客様サービス向上のため、お客様との会話を記録・録音させていただいておりますので、予めご了承ください。
- Webで
- 当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。
ご使用中のお客様
- サポート情報
- Systemwalker Centric Manager Webページにおきまして、各種サポート情報を公開しております。ご質問・お問い合わせに先だち ぜひご参照ください。
- 使用方法、技術的なお問合せ
- 「SupportDesk受付窓口」または製品を購入された際の販売会社もしくは当社担当営業・SEまでご連絡ください。