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プログラム修正一覧 : Windows (64bit) NetCOBOL運用環境

V12.2.0

ここに記載している情報は、V12.2.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V11.0.0~V12.1.0 V12.2.0 PH16099

以下の条件の場合、PowerSORTがCOBOLファイルシステムを利用して出力したCOBOL索引ファイルに誤り(*1)があります。

*1:キー項目がビッグエンディアンの順で格納されます。

[環境]

Windows(x64)版 NetCOBOLとWindows(.NET)版 NetCOBOLの両方がインストールされている環境。

[条件]

  1. PowerSORT V7以降を利用している(*2)。かつ、
  2. bsortコマンド、bsortexコマンド、またはBSORT関数を使用したC言語アプリケーションを実行している。かつ、
  3. 出力ファイルにCOBOL索引ファイルを指定している。かつ、
  4. COBOL索引ファイルのキー項目にUTF-32(リトルエンディアン(*3))を指定している場合。

*2: Windows(x64)版 PowerSORT製品には以下があります。

  • PowerSORT Server (64bit)
  • PowerSORT Workstation (64bit)

また、以下のNetCOBOL製品にも同梱されています。

  • NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ (64bit)
  • NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ (64bit)
  • NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ for .NET
  • NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ for .NET

*3: バイトオーダーを明に指定しなかった場合もリトルエンディアンで処理します。

2 V12.0.0~V12.1.0 V12.2.0 PH16232

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時、Cランタイムライブラリ関数のファイルモード(_fmode)の値がバイナリモード(_O_BINARY)に変更されます(*1)。

*1:デフォルト値はテキストモード(_O_TEXT) です。


[補足]デフォルトの_fmode の値は _O_TEXT で、ファイルがテキストモードで読み取られる指定です。テキストモードでは、入力時に復帰改行(CR/LF)が 1 つの改行文字(LF)に変換されます。出力時は、反対に LF 文字が CR/LF に変換されます。バイナリモードでは、この変換が行われません。


[条件]

  1. NetCOBOL V12.0.0以降を使用している。かつ、
  2. COBOLファイルシステムを使用してCOBOLファイルにアクセスしている(*2)。かつ、
  3. COBOLファイルをアクセスした後に、同一プロセス内で次の環境で作成したCプログラムを呼び出している。かつ、
    1. Visual Studio 2015以降を使用してCプログラムをビルドしている。かつ、
    2. Visual StudioのCランタイムライブラリを動的リンク(*3)している。
  4. CプログラムでCランタイムライブラリ関数を使用してファイルをオープンしている(*4)。かつ、
  5. ファイルをオープン時にファイルモードを明に指定していない場合(*5)。

*2: 次のどちらかのプログラム記述をしている。

  • COBOLプログラムでCOBOLファイルに対するOPEN文を実行する。または、
  • CプログラムでCOBOLファイルアクセスルーチン(cobfa_openまたはcobfa_openW)を使用してCOBOLファイルをオープンする。

*3: MSVCコンパイラオプションに/MDを明にまたは暗に指定して翻訳したCプログラムをリンクしている。

*4: Cランタイムライブラリ関数(open、_open、fopen、fopen_s、freopen、freopen_s、_fsopen、または_sopen_s)を使用してファイルをオープンしている。(WIN32API(CreateFile関数)でファイルをオープンしている場合は影響しない)

*5: ファイルモード(_fmode)の値がテキストモードであることを前提に処理している場合

V12.1.0

ここに記載している情報は、V12.1.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V12.0.0 V12.1.0 PH15042

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、SORT文の整列結果が正しくない場合があります。

  1. NetCOBOL Enterprise Editionをインストールしている。かつ、
  2. PowerSORTがインストールされている。かつ、
  3. 翻訳オプションFLOAT(M)を指定してCOBOLプログラムを翻訳している。かつ、
  4. 整列キーに内部浮動小数点項目を指定している。かつ、
  5. 4.の整列キーでSORT文を実行した場合。
2 V12.0.0 V12.1.0 PH15066

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、富士通メインフレーム形式の内部浮動小数点項目の値がゼロであるにもかかわらず、2進項目へ変換した結果がゼロにならないことがあります。(注1)

注1: メモリの状態に依存します。(不定)

  1. NetCOBOL Enterprise Editionをインストールしている。かつ、
  2. 翻訳オプションFLOAT(M)を指定してプログラムを翻訳している。かつ、
  3. 内部浮動小数点項目から2進項目への変換をしている。かつ、
  4. 内部浮動小数点項目の値がゼロである場合。
3 V10.1.0~V12.0.0 V12.1.0 PH15072

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、[現象1]または[現象2]のどちらかの現象が発生する場合があります。(注1)

[現象1]

データベースに対するクエリーのタイムアウト時間にタイムアウトしない値(ODBC情報ファイルに@SQL_QUERY_TIMEOUT=0)を設定しているにもかかわらず、タイムアウトが発生します。(注2)

[現象2]

データベースに対するクエリーのタイムアウト時間として設定した値(ODBC情報ファイルに@SQL_QUERY_TIMEOUT=値(秒数)を設定)と異なる時間(設定値よりも長い時間)でタイムアウトが発生します。


[現象1][現象2]のどちらの場合も、タイムアウトが発生すると、ODBCドライバからタイムアウトが発生したことを示すメッセージが出力されます。(メッセージの内容は、利用するODBCドライバにより異なります。)

注1: 本現象はプロセスのメモリ状態に依存するため、必ず発生するとは限りません。

注2 : ODBC情報設定ツールで作成したODBC情報ファイルには、デフォルトで 値=0 が設定されます。


[条件]

  1. ODBCインタフェースによりデータベースにアクセスしている。かつ、
  2. ODBC情報ファイルにクエリーのタイムアウト時間(@SQL_QUERY_TIMEOUT)を指定している場合。(注3)

注3 : ODBC情報設定ツールで作成したODBC情報ファイルには、必ずタイムアウト時間(@SQL_QUERY_TIMEOUT)が指定されます。

4 V10.1.0~V12.0.0 V12.1.0 PH15233

以下の条件の場合、実行環境設定ツールの操作時に、プリンタフォントの指定ダイアログが開かない、または、アクセス例外違反(EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION)で異常終了する場合があります。(注1)

注1 : 発生頻度は、OS、メモリの状態に依存します。

  1. 実行環境設定ツールを操作している。かつ、
  2. 実行環境設定ツールの[環境設定(E)]メニューから、[フォント指定(F)] > [プリンタフォント(P)]を選択した場合。

V12.0.0

ここに記載している情報は、V12.0.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0~V11.1.0 V12.0.0 PH12938

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションを診断機能でエラー診断した時、診断機能がアクセス違反例外(EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION)で異常終了することがあります。(注)

注) 発生頻度は、メモリの状態に依存します。

  1. COBOLアプリケーション実行時、アプリケーションエラーまたはUレベルの実行時エラーが発生している。かつ、

  2. 診断機能が起動された場合。

V11.1.0

ここに記載している情報は、V11.1.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0~V11.0.1 V11.1.0 PH00632

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションを診断機能でエラー診断した時、「JMW0013I-W」メッセージが出力されてダンプファイルが作成されません。

  1. COBOLアプリケーション実行時、アプリケーションエラーまたはUレベルの実行時エラー(JMP0009I-U,JMP0010I-U,JMP0370I-U)が発生している。かつ、

  2. 診断機能が起動されている。かつ、

  3. ダンプファイルを作成する時、ダンプファイル作成フォルダ内に、ダンプファイル作成上限である10個のダンプファイルが存在する場合。

※本現象は、ダンプファイル作成フォルダ内の日付の最も古いダンプファイルの削除に失敗した場合に発生します。

2 V10.1.0~V11.0.1 V11.1.0 PH06337

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションを診断機能でエラー診断した時、診断機能が異常終了する場合があります。

  1. COBOLアプリケーション実行時、アプリケーションエラーまたはUレベルの実行時エラーが発生している。かつ、

  2. 環境変数に5120バイト以上の環境変数が設定されている。かつ、

  3. 診断機能が起動された場合。

3 V11.0.0~V11.0.1 V11.1.0 PH08039

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、OSIV系形式の実行時パラメタの受け取りデータ項目に不定な値(*1)が格納される場合があります。

  1. COBOLソース中に、OSIV系形式の実行時パラメタを受け取る記述をしている。かつ、

  2. 翻訳オプションRCSを指定していない。または、翻訳オプションRCS(SJIS)を指定して翻訳している。かつ、

  3. 主プログラムを以下のNetCOBOLで翻訳している。かつ、

    • Windows(64) NetCOBOL V10.1~V10.5

  4. Windows NetCOBOL V11.0以降のランタイムシステムで実行している。かつ、

  5. 環境変数@CBR_CONVERT_CHARACTERの指定なし、または"ICONV/FJ_ICONV"を指定している。かつ、

  6. OSIV系形式の実行時パラメタにSJIS範囲外の文字(*2)を指定して実行した場合。

*1: 代替文字(_)が格納されるべきところに、意図しない文字が格納されます。値はメモリの状態により異なります。

*2: Unicode固有文字

4 V11.0.0~V11.0.1 V11.1.0 PH10390

以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行時に、DISPLAY-OF関数で後置空白を含む日本語文字を英数字文字に変換すると、後置空白が除去されずに変換されてしまうことがあります。(注)

注) 発生頻度はメモリの状態に依存します。

  1. 次のいずれかを指定してUnicodeアプリケーションを作成している。かつ、

    • 翻訳オプション RCS(UTF16)またはRCS(UCS2)を指定して翻訳している。

  2. 翻訳時のコンパイラのバージョンがV10.1~V10.5(*)である。かつ、

  3. 実行時のランタイムシステムのバージョンがV11.0以降である。かつ、

  4. DISPLAY-OF関数を使用している。かつ、

  5. DISPLAY-OF関数の引数に後置空白を含む日本語文字を指定している場合。

*: Windows(x64) NetCOBOL V10.1、V10.2、V10.3またはV10.5

V11.0.1

ここに記載している情報は、V11.0.1で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V11.0.0 V11.0.1 PH00258 以下の条件の場合、Unicodeアプリケーションの実行時に、可変長の日本語項目と 表意定数との文字比較が正しく行われない場合があります。
具体的には、COBOLプログラムのIF文等で文字比較を行ったとき、等しくないにも 関わらず、等しいと誤って判定されることがあります。
  1. NetCOBOL V11.0の開発環境で翻訳されたプログラムを実行している。かつ、
  2. 次に示す翻訳オプションを指定して翻訳し、Unicodeアプリケーションを作成している。かつ、
    • RCS(UCS2)またはRCS(UCS2,LE)
    • RCS(UTF16)またはRCS(UTF16,LE)
    • ENCODE(UTF8)
    • ENCODE(UTF8,UTF16) またはENCODE(UTF8,UTF16,LE) またはENCODE(UTF8,UTF16,BE)
    • ENCODE(UTF8,UTF32) またはENCODE(UTF8,UTF32,LE) またはENCODE(UTF8,UTF32,BE)
    [補足]RCSオプションの省略値はRCS(SJIS)、ENCODEオプションの省略値はENCODE(SJIS,SJIS)です。
  3. 日本語項目(日本語編集項目または関数の型が日本語となる組込み関数を含む)と 表意定数(ALL定数またはSPACE)の文字比較である。かつ、
  4. 3.の日本語項目が次のいずれかの指定により可変長である。かつ、
    • 部分参照子の長さにデータ名を指定している
    • 部分参照子の最左端文字位置にデータ名を指定し、長さを省略している
    • ANY LENGTH句を指定している
    [補足] 関数の型が日本語となる組込み関数にはANY LENGTH句は指定できません。
  5. 比較対象の日本語項目のエンディアンがリトルエンディアンである(注)。かつ、
  6. 日本語1文字毎の下位1バイト(リトルエンディアン表現では先頭1バイト)以外は等しい文字同士である。かつ、
  7. 6.の下位1バイト(リトルエンディアン表現では先頭1バイト)が異なる文字を比較した場合。

(注)エンディアンがリトルエンディアンになる条件は、以下のいずれかの場合。

  • 次に示す翻訳オプションを指定して翻訳している場合。
    • RCS(UCS2)
    • RCS(UCS2,LE)
    • RCS(UTF16)
    • RCS(UTF16,LE)
  • 次に示す翻訳オプションを指定して翻訳したプログラムで、日本語項目に ENCODING句を指定していない場合。
    • ENCODE(UTF8)
    • ENCODE(UTF8,UTF16)
    • ENCODE(UTF8,UTF16,LE)
    • ENCODE(UTF8,UTF32)
    • ENCODE(UTF8,UTF32,LE)
  • ALPHABET句で次に示すエンコード方式が関連づけられた符号系名を日本語 項目のENCODING句に指定している場合。
    • UTF16
    • UTF16LE
    • UTF32
    • UTF32LE
2 V10.1.0~V11.0.0 V11.0.1 PH01026 以下の発生条件の場合、COBOLプログラムの実行時に、日本語空白を2バイトの ANK空白と見なした文字比較が正しく判定されないことがあります。
  1. 翻訳オプションNSPCOMP(ASP)を指定して翻訳したプログラムを実行している。かつ、
  2. 次のいずれかの指定により、データ項目のエンコードがシフトJISである。かつ、
    • 翻訳オプションRCS省略時、または
      翻訳オプションRCS(SJIS)指定時、または
      翻訳オプションENCODE(SJIS,SJIS)指定時
  3. 次のいずれかの文字比較を行っている。かつ、
    • 日本語項目を作用対象とする日本語文字比較
    • 集団項目を作用対象とする文字比較
      ただし、次に示す条件を除く。
      • 日本語項目を含まない集団項目同士の比較
      • 明または暗に属性が表示用でない項目を含む集団項目の比較
  4. 3.の文字比較で比較対象の文字が次の文字コードの範囲である。かつ、
    • X"8181"~X"819F"
    • X"81E0"~X"81FC"
  5. 比較対象のどちらか一方は、4)の文字位置の次の文字が日本語空白(X"8140") である。かつ、
  6. 5.の他方が次のいずれかである場合。
    • 5.の日本語空白と同じ文字位置に2バイトのANK空白(X"2020")がある。
    • 4.の文字位置がデータ項目の末尾である。
3 V11.0.0 V11.0.1 PH03200 以下の条件の場合、COBOLプログラムの実行時に、索引キー項目の大小順序どおりに レコードが書き出されません。
派生する現象として、意図したレコードが読み込まれない場合があります。
  1. 翻訳オプションENCODE(SJIS,SJIS)を指定して翻訳したプログラムを実行している。かつ、
  2. 主レコードキー、または副レコードキーの項目属性が日本語項目である。かつ、
  3. WRITE文を実行した場合。
4 V10.1.0~V11.0.0A V11.0.1 PH08330 以下の条件のとき、スクリーン機能のDISPLAY文またはACCEPT文実行時に、 アクセス違反例外(EXCEPTION_ACCESS_VIOLACTION)で異常終了する場合があります。(注)
注:発生頻度は、メモリの状態に依存します。
  1. Micro Focus固有機能のDISPLAY文またはACCEPT文を使用している。かつ、
  2. 1.のDISPLAY文またはACCEPT文に添え字付けされたデータ項目を指定している場合。
5 V11.0.0~V11.0.0A V11.0.1 PG99231 以下の条件のとき、COBOLファイルアクセスルーチンの実行で以下のエラーが発生し、 ファイルのオープンに失敗します。
  • エラー番号:FA_EBADFILE(105)
  • 入出力状態:90

[条件]

  1. COBOLファイルアクセスルーチンの入出力対象となるファイルが索引ファイル である。かつ、
  2. 1.の索引キーがUTF-32リトルエンディアンの日本語項目である。かつ、
  3. ファイルをオープンするAPI関数(*1)に対し、レコードキーリストにNULLポインタを指定(*2)している。かつ、
  4. ファイルをオープンするAPI関数を実行した場合。

(*1):対象となるAPI関数は以下のとおりです。

  • cobfa_open
  • cobfa_openW

(*2):本指定により、既存のファイルの索引構成とレコード形式、レコード長を認識してファイルをオープンします。

6 V10.1.0~V11.0.0A V11.0.1 PH06622 以下の条件のとき、COBOLプログラム実行時にFORMAT句なし印刷ファイルの REDEFINES句を指定した項目を含む集団項目の出力で、CHARACTER TYPE句 またはPRINTING POSITION句が有効にならず、指定した印字属性または印字位 置が正しく出力されません。
UNICODEアプリケーションの場合、上記現象に加えて、以下の現象が発生する場 合があります。
  • 実行時メッセージ
    • 実行時メッセージ「JMP0320I 'CNVER=xx'」が出力される
  • 日本語項目の文字化け
    • 日本語項目に格納したデータの印字結果が文字化けする

[条件]

  1. FORMAT句なし印刷ファイルを使用している。かつ、
  2. 帳票出力に連携製品を使用せずにプリンタに直接出力している。かつ、
  3. WRITE文に指定したレコード項目またはWRITE文のFROM句に指定したデータ項目が REDEFINES句を指定したデータ項目を従属する集団項目である。かつ、
  4. 3.のREDEFINES句を指定した集団項目に次のいずれかを記述している。かつ、
    • 従属する集団項目がある。
    • 従属する日本語項目がある。
    • 従属するデータ項目に有効となるCHARACTER TYPE句を指定している。(*1)
    • 従属するデータ項目に有効となるPRINTING POSITION句を指定している。(*1)
  5. 3.のREDEFINES句を指定した集団項目以降の3.と同じレベル番号に次のいずれかを記述している場合。
    • CHARACTER TYPE句を指定した基本項目または集団項目がある。
    • PRINTING POSITION句指定した基本項目または集団項目がある。
    • 従属するデータ項目に有効となるCHARACTER TYPE句を指定している集団項目がある。
    • 従属するデータ項目にPRINTING POSITION句を指定している集団項目がある。

(*1):次のいずれかの項目にREDEFINES句を指定した場合、翻訳時にJMN2224IWが出力され、 項目に指定したCHARACTER TYPE句またはPRINTING POSITION句が無効であることを警告されます。

  • CHARACTER TYPE句指定またはPRINTING POSITION句を記述したデータ項目
  • CHARACTER TYPE句またはPRINTING POSITION句が有効になるデータ項目を従属する集団項目

[現象が発生するプログラム例]

  DATA DIVISION.
  WORKING-STORAGE SECTION.
  01 DATA1.
    03 DATA2.
      05 DATA31.
        07 DATA31A PIC X(10).
      05 DATA32 REDEFINES DATA31.
        07 DATA32A.                          ∗>発生条件4
          09 DATA32A1 PIC X(5).
          09 DATA32A2 PIC X(5).
      05 DATA33.                             ∗>発生条件5
        07 DATA33A PIC N(5) MODE-1.
  PROCEDURE DIVISION.
      WRITE PRINT-REC FROM DATA1 AFTER PAGE. ∗>発生条件3

V11.0.0

ここに記載している情報は、V11.0.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0~V10.5.0 V11.0.0 PG76651 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時に、長さの異なる日本語項目(日本語編集項目、組込み関数を含む)同士の大小比較の結果が正しくないことがあります。
  1. 翻訳オプションRSC(UCS2,LE)またはRCS(UTF16,LE)を指定している。かつ、
  2. 日本語項目と、日本語項目または日本語文字定数の大小比較である。かつ、
  3. 少なくとも一方が部分参照された項目またはANY LENGTH句の指定がある項目である。かつ、
  4. 比較対象の長さが異なる場合。
(注) V11.0以降のNetCOBOLコンパイラで翻訳した場合のみ修正されます。
2 V10.1.0~V10.5.0 V11.0.0 PG88590 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時、SORT文の実行で無限ループが発生する場合があります。
  1. PowerSORTをインストールしていない環境である。かつ、
  2. 整列併合の対象ファイルのレコード長が21477から21484バイトである。かつ、
  3. 2.のファイルに対して、SORT文またはMERGE文を実行した場合。
3 V10.1.0~V10.5.0 V11.0.0 PG91976 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時に、OPEN文の実行でアクセス違反例外(EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION)で異常終了する場合があります。(注)
(注) 発生頻度は、メモリの状態に依存します。
  1. 下記のいずれかのファイル編成である。かつ、
    1. 行順ファイル、または、
    2. FORMAT句なし印刷ファイル
  2. 1.のファイル管理記述項のASSIGN句にファイル識別名を指定している。かつ、
  3. 2.のファイル識別名に対してファイルが割り当てられていない。かつ、
  4. 1.のファイルに対してOPEN文を実行した場合。
4 V10.3.0~V10.5.0 V11.0.0 PG93367 以下の条件の場合、Javaクライアントにエラー通知されない場合があります。
  1. Migration CJC for INTARFRM連携機能を使用している。かつ、
  2. Javaクライアントでサーバアプリケーションの応答を待っている。かつ、
  3. 通信エラーが発生した場合。
5 V10.1.0~V10.5.0 V11.0.0 PG96520 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時、トレース情報のファイルに出力される実行時メッセージが、トレース情報ファイル以外のファイル(ソケットを含む)に出力される場合があります。
  1. TRACE機能を使用している。かつ、
  2. 複数のプロセスが同じトレース情報のファイル名を指定している場合。
6 V10.1.0~V10.5.0 V11.0.0 PG97090 以下の条件のとき、COBOLプログラム実行時、NATIONAL-OF関数で変換した文字に対応する日本語文字がなかった場合、引数-2に指定した代用文字に正しく置き換わりません。
  1. 翻訳オプションRCS(UTF16,BE)を指定して翻訳したプログラムである。かつ、
  2. NATIONAL-OF関数を使用している。かつ、
  3. 2.の関数に引数-2を指定している。かつ、
  4. 2.の関数に指定した引数-1に英数字文字ではないデータが指定され、内部的にコード変換エラー(対応する日本語文字がない)が発生した場合。

V10.5.0

ここに記載している情報は、V10.5.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0~V10.3.0 V10.5.0 PG87520 以下の発生条件の場合、COBOLプログラムの実行時に、内部ブール項目の転記結果に誤りがある場合ト(注)があります。
(注)送出し側データ項目の直後に割り当てられた領域の状態によって、結果が異なります。
以下のいずれかの条件のとき、現象が発生する場合があります。
【条件1】
  1. 内部ブール項目から内部ブール項目への転記である。かつ、
  2. 送出し側データ項目と受取り側データ項目のデータ開始位置(注1)が異なる。かつ、
  3. 送出し側データ項目のデータ開始位置(注1)+(送出し側データ項目の長さと受取り側データ項目の長さの小さい方) > 32 である。または
    受取り側データ項目のデータ開始位置(注1)+受取り側データ項目の長さ> 32である。かつ、
  4. 受取り側データ項目が集団項目に従属している。かつ、
  5. 受取り側データ項目の転記開始位置が、4)の集団項目のバイト境界の位置にない。かつ、
  6. 「送出し側データ項目のビット長」<「受取り側のビットデータ開始位置(注1)から最初のバイト境界までのビット長」である。かつ、
  7. 送出し側データ項目のビットデータが以下のいずれかの状態にある場合。
    • 送出し側データ項目のビットデータがバイト境界を跨ぐ位置にある。
    • 送出し側データ項目の開始位置(注1)から「受取り側の最初のバイト境界までのビット長」までの間にバイト境界がある。
    (注1)バイト内相対ビット位置(オフセット)を指します。
条件1の例)
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 DATA1.
 02 DATA1-1 PIC 1(5) BIT.
 02 DATA1-2 PIC 1(4) BIT.
 02 DATA1-3 PIC 1(7) BIT.
01 DATA2.
 02 DATA2-1 PIC 1(1) BIT.
 02 DATA2-2 PIC 1(32) BIT.
01 ANS-DATA     PIC 1(32) BIT VALUE B"1111".
PROCEDURE DIVISION.
         MOVE X"FFFF" TO DATA1.
         MOVE DATA1-2 TO DATA2-2.
         IF DATA2-2 = ANS-DATA
                THEN DISPLAY "OK"
                ELSE DISPLAY "NG" *> B"11111110-00000000"
         END-IF.
【条件2】
  1. 内部ブール項目から内部ブール項目への転記である。かつ、
  2. 送出し側データ項目または受取り側データ項目が添え字参照されている。かつ、
  3. 受取り側データ項目の長さ>1 である。かつ、
  4. 以下のいずれかである。かつ、
    • 送出し側データ項目の長さ>1 である。
    • 受取り側データ項目が添え字参照されている。
    • 受取り側データ項目の長さ>25 である。
  5. 受取り側データ項目の転記開始位置が、バイト境界の位置にない。かつ、
  6. 「送出し側データ項目のビット長」<「受取り側のビットデータ開始位置(注1)から 最初のバイト境界までのビット長」である。かつ、
  7. 送出し側データ項目のビットデータが以下のいずれかの状態にある場合。
    • 送出し側データ項目のビットデータがバイト境界を跨ぐ位置にある。
    • 送出し側データ項目の開始位置(注1)から「受取り側の最初のバイト境界までのビット長」までの間にバイト境界がある。
    (注1)バイト内相対ビット位置(オフセット)を指します。
条件2の例)
DATA DIVISION.
WORKING-STORAGE SECTION.
01 DATA1.
 02 DATA1-1 PIC 1(5) BIT.
 02 DATA1-2 PIC 1(4) BIT.
 02 DATA1-3 PIC 1(7) BIT.
01 DATA2.
 02 DATA2-1 PIC 1(10) BIT OCCURS 5 TIMES.
01 ANS-DATA     PIC 1(10) BIT VALUE B"1111".
01 CNT           PIC 9 VALUE 2.
PROCEDURE DIVISION.
         MOVE X"FFFF" TO DATA1.
         MOVE DATA1-2 TO DATA2-1(CNT).
         IF DATA2-1(CNT) = ANS-DATA
                THEN DISPLAY "OK"
                ELSE DISPLAY "NG" *> B"1111110000"
         END-IF.
2 V10.1.0~V10.3.0 V10.5.0 PG90530 NetCOBOLプログラム診断が行われた時、診断機能が出力した診断レポートのうち、eflagsレジスタ(EFL)の値が誤っています。(R15レジスタの値が設定されています。)
> レジスタ : R14=0000000000000005 R15=000000001C007000 EFL=1C007000

V10.3.0

ここに記載している情報は、V10.3.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0~V10.2.0 V10.3.0 PG82410 以下の環境および発生条件の場合、COBOLアプリケーション実行時、次に示す実行時メッセージが出力され、SORT文の実行が失敗することがあります。
JMP0601I-I/U SORTまたはMERGE文でエラーが発生しました.CODE=208.
【環境】
PowerSORTをインストールしていない。
【発生条件】
  1. 環境変数BSORT_TMPDIRまたはTEMPに113バイト(注1-1)を超えるフォルダ名を指定している。かつ、
  2. SORT文(注1-2)を実行した。
(注1-1)環境変数の指定値が\マークで終わる場合は、これを除いた長さとなります。
(注1-2)入力となるファイルまたはレコードのサイズにより、現象が発生しない場合があります。
2 V10.1.0~V10.2.0 V10.3.0 PG83883 以下の条件の場合、COBOLファイルアクセスルーチン実行時、以下のエラーが発生し、ファイルのオープンに失敗することがあります。
  • エラー番号:FA_EFNAME(114)
  • 入出力状態:90
  1. COBOLファイルアクセスルーチンの入出力対象となるファイルが索引ファイルである。かつ、
  2. ファイルをオープンするAPI関数(注2-1)に対し、以下の指定を行っている。かつ、
    1. ファイル名を二重引用符で囲っている。かつ、
    2. レコードキーリストにNULLポインタを指定(注2-2)している。
  3. ファイルをオープンするAPI関数を実行した。
(注2-1) 対象となるAPI関数は以下です。
  • cobfa_open
  • cobfa_openW
(注2-2) 本指定により、既存のファイルの索引構成とレコード形式、レコード長を認識してファイルをオープンします。
3 V10.1.0~V10.2.0 V10.3.0 PG84084 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時、下記のいずれかのメッセージが出力され、OPEN文の実行が失敗することがあります(注3)
  • アクセス違反例外(EXCEPTION_ACCESS_VIOLATION)
  • JMP0311I-I/U 'INVALID PATH-NAME'
  • JMP0310I-I/U 'NON-FILE'
  1. UNC指定のCOBOLファイルである。かつ、
  2. 1.に対するOPEN文を実行した。
(注3) 発生頻度はメモリの状態に依存します。
4 V10.1.0~V10.2.0 V10.3.0 PG84545 以下の条件の場合、COBOLファイルユーティリティの復旧機能の実行で、以下のメッセージが出力され、復旧処理が失敗することがあります。
システムエラーが発生しました。コード = 0x44
  1. 以下のいずれかの索引ファイル復旧機能を使用する。かつ、
    • COBOLファイルユーティリティの[復旧]コマンド
    • ファイル復旧コマンド(cobfrcov)
    • 索引ファイル復旧関数(CFURCOV)
  2. 以下のいずれかにコンマ(,)を含むパス名を指定した。
    • 復旧できないレコードのデータを出力するファイル名(注4)
    • 環境変数TMPまたはTEMPに指定した一時フォルダ名
(注4) 索引ファイル復旧関数(CFURCOV)で、コンマ(,)を含むファイル名を指定する場合、ファイル名全体を二重引用符で囲む必要があります。

V10.2.0

ここに記載している情報は、V10.2.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 V10.1.0 V10.2.0 PG77099 以下の条件の時、実行環境変数@CBR_SSIN_FILE=THREADが有効にならず、ACCEPT文のファイル入力で、プロセスで1つの入力ファイルが共有されます。これにより、意図したデータを読み込むことができません。また、入力ファイルのデータ件数が少ない(スレッド数×ACCEPT文実行数を下回る)場合、実行時エラーメッセージJMP0200I-Eが出力され、ACCEPT文のファイル入力に失敗します。(注1)
  1. マルチスレッドで動作するアプリケーションである。かつ、
  2. 実行環境変数@CBR_SSIN_FILE=THREADを指定している。かつ、
  3. ACCEPT文を実行しファイルからデータを入力した。
(注1)実行環境変数@CBR_SSIN_FILE=THREADを指定した場合、ACCEPT文のファイル入力で、スレッド単位に入力ファイルをオープンすることができます。
2 V10.1.0 V10.2.0 PG73346 以下の条件の時、実行時に、実行時メッセージJMP0320I-I/Uに埋め込まれる8桁の16進文字の下位4桁に不要なゼロ列が設定される場合があります。
  1. COBOLファイルシステム(注2)を使用したファイル操作を行っている。かつ、
  2. 以下のいずれかの入出力文を実行している。かつ、
    • READ文
    • WRITE文
    • REWRITE文
    • DELETE文
    • START文
  3. 2.の入出力文の実行が失敗した。
(注2) ファイルの高速処理(BSAM)を指定している場合、該当しません。
3 V10.1.0 V10.2.0 PG73242 以下の条件の時、実行時に、以下のメッセージを出力してCOBOLアプリケーションが終了する場合があります。
"致命的なアプリケーション終了 : 領域確保に失敗しました MSGNO=65535 ERR=9d"
  1. DISPLAY文に機能名SYSERRに対応付けた呼び名を記述している。かつ、
  2. DISPLAY文の出力先を次のいずれかにしている。かつ、
    • 標準エラー出力
    • ファイル(@MessOutFileに指定されたファイル)
  3. 環境変数"@CBR_SYSERR_EXTEND"を指定していない。かつ、
  4. DISPLAY 文に指定されたデータの1024 × n+1 バイト目がLOWVALUE(X"00")である。(n=0,1~)
4 V10.1.0 V10.2.0 PG79852 以下の条件の場合、COBOLアプリケーションの実行中にアプリケーションエラーまたは実行時メッセージが発生した時、診断機能において、診断レポートを出力する前に以下の予期せぬメッセージが出力されることがあります。
ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブに挿入してください。
  1. 環境変数@CBR_JUSTINTIME_DEBUG=NOが設定されていない。かつ、
  2. 診断対象であるプロセスで動作するロードモジュールにデバッグ情報ファイル(PDBファイル) (注3)を作成しているものがある。かつ、
  3. 2.で示したロードモジュールの格納されたフォルダに2.で示したデバッグ情報ファイルが存在しない。かつ、
  4. NetCOBOLを使用しているシステムにおいて、仮想CDドライブのマウント解除などにより、現在は参照できない状態のドライブがある。かつ、
  5. 2.で示したデバッグ情報ファイルを作成したドライブと、4.で示した参照できない状態のドライブのドライブ文字が一致している。
(注3) デバッグ情報ファイル(PDBファイル)は、リンクコマンドにリンクオプション"/DEBUG"を指定した場合に作成されます。
5 V10.1.0 V10.2.0 PG79859 以下の条件の場合、NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能を使用してCOBOLアプリケーションをデバッグした時、デバッグ中に以下の予期せぬメッセージが出力されることがあります。
ドライブにディスクがありません。ディスクをドライブに挿入してください。
  1. NetCOBOL Studioのリモートデバッグ機能でCOBOLアプリケーションをデバッグしている。かつ、
  2. デバッグ対象プロセスで動作するロードモジュールにデバッグ情報ファイル(PDBファイル) (注4)を作成しているものがある。かつ、
  3. 2.で示したロードモジュールの格納されたフォルダに2.で示したデバッグ情報ファイルが存在しない。かつ、
  4. NetCOBOLを使用しているシステムにおいて、仮想CDドライブのマウント解除などにより、現在は参照できない状態のドライブがある。かつ、
  5. 2.で示したデバッグ情報ファイルを作成したドライブと、4.で示した参照できない状態のドライブのドライブ文字が一致している。
(注4) デバッグ情報ファイル(PDBファイル)は、リンクコマンドにリンクオプション"/DEBUG"を指定した場合に作成されます。