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プログラム修正一覧 : Solaris NetCOBOL開発環境

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V10.2.0

ここに記載している情報は、V10.2.0で修正されている旧版で発生した障害一覧です。
発生V/Lの6.0および6.1は、PowerCOBOL97のバージョンレベルを示します。

項番 発生V/L 修正V/L P番号 現象
1 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG73504 以下の条件の場合、行番号情報埋込みツール(insdbinf)使用時に、COBOLコンパイラが以下の 翻訳メッセージを出力して異常終了することがあります。
JMN1059I-U 登録集の処理のための主記憶が不足しています.
  1. Oracle Pro*COBOLを使用してPro*COBOLプログラムを翻訳している。かつ、
  2. 1.のPro*COBOLプログラムに以下の記述がある。かつ、
    1. INCLUDE文を指定している。かつ、
    2. a.のINCLUDE文の次の行がコメント行である。かつ、
    3. b.の次の行がコメント行でない。かつ、
    4. a.のINCLUDE文に指定しているINCLUDEファイル内に「END-EXEC」がある。かつ、
    5. b.の行数とd.のINCLUDEファイル内にある最後の「END-EXEC」の行数が同じである。
  3. insdbinfコマンドを使用して、2.のPro*COBOLプログラムからCOBOLプログラムを生成している。かつ、
  4. 3.で生成したCOBOLプログラムを翻訳した。
例:
  Pro*COBOLプログラム
  098行目:000098      EXEC SQL
  099行目:000099          INCLUDE INC01     *> 発生条件 2)-a
  100行目:000100      END-EXEC.
  101行目:000101*       コメント行            *> 発生条件 2)-b, 2)-e
  102行目:000102      EXEC SQL              *> 発生条件 2)-c

  INCLUDEファイル(ファイル名:INC01.cob)
  099行目:000099      EXEC SQL
  100行目:000100          END   DECLARE  SECTION
  101行目:000101      END-EXEC.             *> 発生条件 2)-d, 2)-e
2 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG73470 以下の条件の場合、翻訳時に誤った指摘メッセージが出力されます。(注1)
  1. 翻訳オプションFLAGSW(STDM)またはFLAGSW(STDI)を指定している。かつ、
  2. CALL文にUSING指定を記述している。かつ、
  3. USINGに指定したパラメタが5個以下の一意名である。かつ、
  4. 3.の一意名に添字または部分参照を1個以上指定している。かつ、
  5. 4.の添字または部分参照に一意名を指定している。かつ、
  6. 3.と5.の一意名の個数の合計が6個以上である。
(注1)JMN9333I-W (STD)CALL文中のUSING句に指定した作用対象の個数は5個 以下でなければなりません。処理を続行します。
3 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG68785 以下の条件の時、翻訳時メッセージの埋め込み文字が文字化けします。
  1. 実行時のコード系がUnicodeである(注2)。かつ、
  2. 翻訳時メッセージが出力されるプログラムを翻訳する。かつ、
  3. エラーの原因となった語が日本語16進文字定数である。
(注2)ロケールがUnicode(LANG=*.UTF-8)の場合が該当します。
4 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG67603 以下の条件の場合、翻訳時に不当な翻訳エラーが出力されます。(注3-1)(注3-2)
  1. 実行時のコード系がUnicodeである(注3-3)。かつ、
  2. 行順ファイルである。かつ、
  3. ファイルのレコードが2階層以上の集団項目である(注3-4)。 または、
  4. WRITE文のFROMに指定された一意名が2階層以上の集団項目である(注3-4)。かつ、
  5. 4.と3.の集団項目が日本語項目または日本語編集項目のみで構成されている。
(注3-1) JMN5159I-S 日本語データの実行時コード系がUnicodeの場合,行順ファイル のレコードは日本語項目とその他の項目を同時に含むことはできません。
(注3-2) FROM指定付きのWRITE文を記述した場合,以下の翻訳エラーが出力されます。
JMN3473I-S 翻訳オプションRCS(UTF16)指定時,行順ファイルのWRITE文に日本語項目とその他の項目を 含む集団項目@1@は指定できません.
(注3-3) 翻訳オプションRCS(UCS2)またはRCS(UTF16)指定時が該当します。
(注3-4) 2階層の集団項目の例を示します。
   01 A.
     02 A1.
       03 A11 PIC N.
       03 A12 PIC N.
以下のような1階層の集団項目は発生条件の対象外です。
   01 A.
     02 A1 PIC N.
     03 A2 PIC N.
5 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG64051 以下の発生条件のとき、翻訳時コンパイラが異常終了します。(注5)
  1. メソッドの行内呼出しが存在する。かつ、
  2. 行内呼出しの引数にLENGTH OF特殊レジスタを指定している。
(注5) 「セグメント例外(core dumped)」のメッセージが出力されます。
【補足】
メソッドの行内呼出しの引数に指定する一意名は、SELF、EXCEPTION-OBJECT、NULL、リポジトリ段落で 指定されたクラス名、ファイル節、作業場所節または連絡節で定義されたデータ項目でなければなりません (“COBOL文法書”の“11.3.3.2 メソッドの行内呼出し”参照)。したがって発生条件に示す記述は構文規則 に違反しており、本来ならば翻訳エラーとなるべき場合です。
6 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG66674 以下の条件の場合、翻訳時にプログラム名段落がない旨を通知するメッセージ (JMN1073I-S/JMN1104I-S)が出力されます。
  1. 31バイト以上の日本語プログラム名またはプログラム名定数を指定した外部 プログラムを定義している。かつ、
  2. 1.と30バイトまで同じ日本語プログラム名またはプログラム名定数を指定した 内部プログラムを定義する。
7 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG68532 以下の発生条件で作成された実行形式ファイルを対話型デバッガにてデバッグするとき、 対話型デバッガがアベンドするため、デバッグが開始できません。
  1. COPY文のREPLACING指定で登録集を取り込んでいる。かつ、
  2. 取り込んだCOPY登録集の最後の行の最後のトークンが引用符で閉じた文字定数である。かつ、
  3. 2.の条件にあてはまる文字定数の直後にピリオドや分離符等がなく、文字定数の引用符がB領域の 右端にある。かつ、
  4. 1.から3.にあてはまるソースプログラムを、翻訳オプションTESTを指定して翻訳した。
8 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG77217 以下の条件で作成された実行形式ファイルを対話型デバッガにてデバッグするとき、 対話型デバッガがアベンドするため、デバッグが開始できません。
  1. COPY文で登録集を取り込んでいる。かつ、
  2. 取り込んだCOPY登録集が手続き部見出しのみである。かつ、
  3. 1.と2.にあてはまるソースプログラムを、翻訳オプションTESTを指定して翻訳した。
9 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG67763 以下の条件の場合、翻訳が異常終了することがあります。
  1. ソースプログラムの手続き部において、DISPLAY文の直後にCLOSE文を記述している。かつ、
  2. 1.のDISPLAY文にUPONを指定し、かつNO ADVANCINGを指定しない。かつ、
  3. 1.のDISPLAY文の終端に、終止符を記述しない。かつ、
  4. 翻訳オプションNUMBERを指定している、または 1. のCLOSE文がCOPY登録集によって取り込んだ ものである。かつ、
  5. 1.のCLOSE文に対する[COPY修飾値](注6-1)が、2バイトの16進数で 表現したときに、特定の値となる(注6-2)
(注6-1)[COPY修飾値]については、“NetCOBOL使用手引書”を参照ください。 (注6-2)該当値は、前半1バイトがX"0D"である値です(3328~3583)。
     3328 → X"0D00"
         :
     3583 → X"0DFF"
10 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG69138 以下の条件の場合、実行時異常終了することがあります。
  1. USINGまたはGIVING指定を持つSORT文またはMERGE文が存在する。かつ、
  2. 1.のUSINGまたはGIVING指定に、RELATIVE KEY句を持つ順呼出しの相対ファイルを指定している。かつ、
  3. 2.の相対ファイルがEXTERNAL指定のファイルではない。かつ、
  4. 2.のRELATIVE KEY句のデータ項目が、連絡節定義のデータ項目ではない。かつ、
  5. 1.のSORTまたはMERGE文が書かれたプログラムは、そのSORTまたは MERGE文の実行以前に、2.の相対ファイルに対するOPEN文を実行しない。
11 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG74245 以下の条件の場合、翻訳時異常終了することがあります。
  1. 手続き部の規模が比較的大きい(目安として1万行以上(注7))プログラムである。 かつ、
  2. オブジェクト指定子を使用している。
(注7)1万行以上はあくまでも目安です。書き方によっては1万行以下で発生する 可能性もあります。ただし一行に複数の文を書くようなことをしていない、標準的なプログラミング形式であれば、 数万行以上なければ、現象発生の可能性は極めて低いです。
12 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG67790 以下のいずれかの処理を行うCOBOLプログラムを翻訳するとき、メモリの状態によって目的プログラムの 大きさが異なる場合があります。
  • 文字転記
  • 外部10進項目の演算
  • 外部10進項目の転記
13 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG69236 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時に、データ項目の内容が正しく設定・参照できないことがあります。
  1. 翻訳オプションOPTIMIZEが有効である。かつ
  2. 以下のデータ項目を宣言している。かつ、
    1. 以下のいずれかの属性である。かつ、
      • 2進項目
      • 内部10進項目
      • 外部10進項目
      • 指標データ項目
      • ポインタデータ項目
      • 内部浮動小数点項目
    2. 項目長が4バイト以下(内部浮動小数点項目の場合8バイト以下)である。かつ、
    3. 集団項目に従属している。かつ、
    4. OCCURS句の指定がない。かつ、
    5. OCCURS句指定のある集団項目に従属していない。
  3. 2.のデータ項目が、データ領域先頭のベースから4Kを超える位置に割りついた。
14 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG73221 以下の条件の場合、翻訳時メッセージJMN0102I-Uを出力して翻訳時異常終了する、または、 比較・演算・転記の実行結果が正しくないことがあります。
  1. 以下のいずれかの集団項目を宣言している。かつ、
    • 連絡節内の集団項目である。
    • 作業場所節内の集団項目であり、かつEXTERNAL句の指定がある。
    • ファイル節内の集団項目である。
  2. 1.の集団項目の大きさが8192バイトを超えている。かつ、
  3. 以下のいずれかの文が存在する。かつ、
    • 転記文
    • 同じ項類のデータ項目を比較・演算する文
  4. 3.の作用対象のうち2つ以上が 2)の集団項目に従属する。かつ、
  5. 4.の作用対象の1つが変数の添え字または部分参照で修飾されていないデータ項目である。かつ、
  6. 5.のデータ項目が集団項目の先頭から8192バイトを超えない位置にある。かつ、
  7. 4.の作用対象の1つが変数の添え字または部分参照で修飾されたデータ項目である。かつ、
  8. 7.のデータ項目が集団項目の先頭から8192バイトを超えた位置にある。
15 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG76617 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時に、データ項目の内容が正しく設定・参照 できないことがあります。
  1. 翻訳オプションTHREAD(MULTI)が無効である。かつ、
  2. 以下のいずれかの宣言がある。かつ、
    • EXTERNAL句を指定したデータ項目
    • ファイル記述項
  3. 2.の宣言の合計数が1500個以上である。
16 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG76618 基底場所節のデータ項目を使ったCOBOLプログラムの翻訳時に、コンパイラが翻訳時 メッセージJMN0102I-U を出力して異常終了することがあります。
17 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG78440 以下の条件の場合、正しい実行結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションBINARY(BYTE)またはBINARY(WORD,MLBOFF)が指定されている。かつ、
  2. 以下の組み込み関数が存在する。かつ、
    [A]
    • FUNCTION MAX
    • FUNCTION MIN
    • FUNCTION MEAN
    • FUNCTION MEDIAN
    • FUNCTION RANGE
    [B]
    • FUNCTION ANNUITY
    • FUNCTION NUMVAL
    • FUNCTION NUMVAL-C
    • FUNCTION RANDOM
  3. 2.の関数の引き数が、全て9桁以下の固定小数点数字である。かつ、
  4. 2.の関数が[A]の場合、引き数が4つ以上指定されている。
18 6.0~V10.0.0 V10.2.0 PG79519 以下の条件の場合、COBOLプログラム実行時に、外部10進項目の値を正しく参照できない ことがあります。
  1. 翻訳オプションOPTIMIZEが有効である(注8)。かつ、
  2. 以下のいずれかのデータ項目を宣言している。かつ、
    • 4桁以下の符号なし外部10進項目である。
    • 4桁以下の符号つき外部10進項目でSIGN句の指定がない。
    • 4桁以下の符号つき外部10進項目でSIGN句にSEPARATE CHARACTERの指定がない。
    • 3桁以下の符号つき外部10進項目でSIGN句にSEPARATE CHARACTERの指定がある。
  3. IF文、EVALUATE文、PERFORM文の条件式に部分参照した2.の外部10進項目を指定している。かつ、
  4. 3.の文から制御が移る箇所で2.の外部10進項目全体の値を参照している。
(注8) SolarisのデフォルトはOPTIMIZEです。
19 V7.0~V10.0.0 V10.2.0 PG68789 以下の環境・条件の場合、翻訳リストに出力される診断メッセージが改行位置で文字化け することがあります。
【環境】
翻訳時のロケールがUTF-8である。
【条件】
  1. 診断メッセージが出力されるソースを翻訳する。かつ
  2. 診断メッセージの長さが、改行が必要な長さ(注9)である。かつ
  3. マルチバイト文字の途中に改行位置がくる。
(注9) LINESIZE(80)指定時、80バイトを超える長さ。LINESIZE(0)、 LINESIZE(120)以上、または、LINESIZEを指定しない場合、120バイトを超える長さ。
20 V7.0~V10.0.0 V10.2.0 PG70017 以下の環境・条件の場合、翻訳エラーメッセージに表示される行番号に1行後ろの行番号を 表示することがあります。
【環境】
翻訳時のロケールがUTF-8である。
【条件】
  1. BOM付きUTF-8でエンコードされたソースプログラムである。かつ、
  2. END PROGRAM以降に注釈行が存在する。かつ、
  3. 2.の注釈行以降に注釈行以外の記述が存在する。かつ、
  4. 3.の記述がCOBOLとして正しくない記述である。
21 7.2~V10.0.0 V10.2.0 PG78445 以下の条件の場合、実行時に異常終了する、または、正しい実行結果が得られないこと があります(注10)
  1. 翻訳オプションCHECK(ALL)またはCHECK(PRM)が有効である。かつ
  2. 外部プログラムを呼び出すCALL文が存在する。かつ
  3. 2.のCALL文にUSING指定が存在しない。かつ
  4. 2.のCALL文にRETURNING指定が存在する。かつ
  5. 4.のRETURNING指定の項目が、以下のいずれかの場合。
    • 内部浮動小数点項目
    • オブジェクト参照項目
(注10)
  • RETURNING指定がオブジェクト参照項目の場合、CALL文実行後にそのオブジェクト参照 によりメソッドを呼び出しているならば、そこで実行が異常終了します。
  • RETURNING指定が内部浮動小数点の場合、RETURNING指定に不定な値が格納されます。
22 拡張オプション1.0~V10.0.0 V10.2.0 PG77383 以下の条件の場合、実行時に正しい実行結果が得られないことがあります。
  1. 翻訳オプションOPTIMIZEが有効である。(注11-1)かつ、
  2. 内部10進項目を数字編集項目へ設定している文を記述している。かつ、
  3. 内部10進項目と数字編集項目のけた数は、「整数部のけた数が同じ、かつ、 小数部がない」である。かつ、
  4. 数字編集項目は、編集方法にゼロ抑制のみを指定している(PICTUREの文字列には '9','Z','*'のみを使用している)。かつ、
  5. 2.の文の前に、データ項目(または中間結果)を2.の内部10進項目へ設定する文 (注11-2)を記述している。かつ、
  6. 5.のデータ項目(または中間結果)のけた数と2.の内部10進項目のけた数の 関係が次のようになっている。かつ、
         ------------------------------------------------------
             データ項目(または中間結果)    内部10進項目
         ------------------------------------------------------
                  2                             3
                  4                             5
                  6                             7
                  8                             9
                 10                            11
                 12                            13
                 14                            15
                 16                            17
         ------------------------------------------------------
    
  7. 5.のデータ項目(または中間結果)と2.の内部10進項目の両方に小数部がない。
(注11-1) デフォルトの翻訳オプションはNOOPTIMIZEです。
(注11-2) 数字転記はMOVE文だけでなく、COMPUTE文などの暗黙に転記が 発生する場合も該当します。