変化に即応し、止められない基幹システム構築を支援する
「NetCOBOLシリーズ V10」提供開始
基幹システムのニーズ
企業の競争力を高めるためには、変化に即応し、止められない基幹システムの構築が求められています。そこで、基幹システムの柱である、オンラインシステムおよびバッチシステム構築のニーズを整理してみます。
オンラインシステムの大きなニーズとしては、「変化に強いオンラインシステムの迅速な構築」があげられます。具体的には、以下の要件を求められています。
- 基幹業務のビジネスロジック開発に専念したい
- 基幹業務の拡張・変更で、アプリケーションへ の影響は局所化したい
- メインフレームなどの既存COBOL資産を活用した、保守性の高いシステムを構築したい
また、バッチシステムの重要なニーズとしては、「計画どおりのバッチ処理の実行」があげられます。具体的な以下のような要件 があります。
- 大量の一括処理を計画時間内に確実に完了したい
- 多重実行時も安定稼動を実現したい
- 異常終了した場合には速やかに再開したい
このようなニーズに応える基幹システムの構築と運用を図ることが重要となります。
富士通が提供する、COBOLによる基幹オンラインおよびバッチシステム基盤
オンラインシステムおよびバッチシステム構築のニーズにお応えするため、富士通では、以下の製品を提供しています。
- NetCOBOL (本製品)
COBOLの特長を活かし、最新テクノロジー・最新環境に対応したオープンプラットフォームのCOBOL開発環境 - Interstage Business Application Server
信頼性の高いオンラインシステム構築を支援する基幹オンラインシステム基盤 - Interstage Job Workload Server
バッチ処理の安定稼働を実現する基幹バッチシステム基盤
これらの製品を組み合せることで、高信頼・高性能な基幹システム構築で培った富士通の技術を活かすことが可能となります。
下図に示すように、各製品の特長を活かすことで、オープンプラットフォーム上でのミッションクリティカルなオンライン処理の実現、バッチ処理の安定性、信頼性の向上を実現できるのです。
Interstage StudioとNetCOBOLによるEclipseベース開発環境を使用して、COBOLオンラインおよびバッチシステムの開発を支援していきます。WebによるオンラインシステムのフロントをJava、業務ロジックをCOBOLと、 それぞれの言語を適材適所に配置した基幹システムを、同じ開発環境で構築することができます。 さらに、富士通が提供する基幹オンラインおよびバッチシステムの基盤製品とそれを支える開発環境によって、オンラインシステムとバッチシステム構築の効率化と品質確保が可能となります。
NetCOBOLシリーズ V10 提供開始
NetCOBOLシリーズ 新バージョンでは、基幹オンラインシステム基盤およびバッチシステム基盤と連携することで、COBOL資産を最新技術と繋ぎ、資産の永続性と将来性を支援すると共に「信頼性」、「効率化」、「品質確保」を追求した機能を提供しています。
リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。
- Windows (32bit) V10(2008年6月提供開始)
強化ポイント、動作環境、価格、購入方法、注意事項、旧製品との互換性、リリース情報 (775KB / A4・70ページ) (1.19 MB ) - Windows (Itanium) V10 (2008年6月提供開始)
- Linux (Itanium) V10 (2008年10月提供開始)
- Solaris (32bit) V10 (2008年11月提供開始)
強化ポイント、動作環境、価格、購入方法、旧製品との互換性、リリース情報 (732KB / A4・88ページ) (695 KB)
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