FUJITSU Software NetCOBOL
V11 強化ポイント
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索引
Windows (64bit) - V11.1.0における強化ポイント
V11.1.0の強化ポイントは、以下のとおりです。
Micro Focus社COBOLの同義語サポート (BE/SE/EE)
Micro Focus社COBOL固有の同義語をNetCOBOLでも同義語として扱えるようになりました。
ファイル識別名定数の仕様拡張 (BE/SE/EE)
ファイル識別名を30文字まで指定できるようになりました。また、ファイル識別名定数を環境変数名として扱えるようになりました。
PRINTER_nのサポート (BE/SE/EE)
ASSIGN句において、PRINTER_n指定をサポートしました。nは1~99までの整数を指定できます。
COBOLコンパイラが使用するコート変換ライブラリ指定 (BE/SE/EE)
コンパイラが文字コード変換に使用するコード変換ライブラリを指定できるようになりました。
Makefile作成支援コマンドの機能改善 (BE/SE/EE)
Makefile作成支援コマンド(cobmkmfコマンド)が扱うソースファイルの拡張子に、デフォルト(*.cob、 *.cobol)以外の拡張子を使用できるようになりました。また、サブフォルダに置いたファイルをビルド対象に含めることができるようになりました。
用紙サイズ/印刷形式の省略値指定 (BE/SE/EE)
印刷情報ファイルに用紙サイズ/印刷形式を指定できるようになりました。
MeFt機能強化 (SE/EE)
MeFt機能において以下の機能を強化しました。
- プリンタ印刷時、指定した用紙が、出力するプリンタでサポートされていない場合に使用する用紙を指定できるようになりました。
MeFt/Web機能強化 (SE/EE)
MeFt/Web機能において以下の機能を強化しました。
- MeFt/WebクライアントにおいてOnbeforeunloadイベントをサポート
- クライアント印刷において、指定した用紙が、出力するプリンタでサポートされていない場合に使用する用紙を指定する機能を追加
SIMPLIA機能強化 (EE)
TF-MDPORTにおいて以下の機能を強化しました。
- UTF-32変換をサポート
- UTF-16変換をサポート
- レイアウト定義機能において、日本語(N)項目属性の領域長を2倍または1/2に変更する機能および、自動的に相対位置を振り直す機能を追加
TF-LINDAにおいて以下の機能を強化しました。
- UTF-32のCOBOLデータファイルをサポート
- 日本語名標辞書機能を利用することで、COBOL登録集やレイアウト定義ファイルから取り込んだデータ項目名を、日本語と英数字のどちらかに切り替えて表示する機能を追加
- 画面表示フォントを変更したい場合、1回の操作でフォントの変更ができるよう、フォントの設定箇所を一箇所に集約
TF-EXCOUNTERにおいて以下の機能を強化しました。
- 出力オプションとして簡易版ヘッダーの設定
- COUNTLOGファイルをメイン画面へドラッグ&ドロップする事で、蓄積情報を表示
MF-STEPCOUNTERにおいて以下の機能を強化しました。
V11.1.0の追加機能については、リリース情報 (A4・79ページ) (740 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。
Windows (64bit) - V11.0.1における強化ポイント
V11.0.1の強化ポイントは、以下のとおりです。
Windows 10対応 (BE/SE/EE)
Windows 10での動作を新たにサポートします。
Windows 10は、Windows 8.1の後継製品です。
Windows Server 2016対応 (BE/SE/EE)
Windows Server 2016での動作を新たにサポートします。
Windows Server 2016は、Windows Server 2012 R2の後継製品です。
NetCOBOL Studioの機能強化 (BE/SE/EE)
NetCOBOL Studioにおいて以下の機能を強化しました。
- 自由形式のCOBOLソースファイルの編集
- Eclipse4.3基盤への変更
V11.0.1の追加機能については、リリース情報 (A4・72ページ) (691 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。
Windows (64bit) - V11.0.0における強化ポイント
V11.0.0から運用環境製品のサーバ運用パッケージに加え、クライアント運用パッケージの提供を開始しました。
V11.0.0の強化ポイントは、以下のとおりです。
Unicode(UTF-32)サポート (BE/SE/EE)
UTF-32エンコードをサポートしました。
これにより、Unicodeの場合でも日本語文字を固定長で扱うことができるようになりました。
31桁サポート (BE/SE/EE)
数字項目の桁数を31桁まで拡張して使用できるようになりました。
RECURSIVE指定および局所記憶節のサポート (BE/SE/EE)
プログラムに再帰属性(RECURSIVE指定)を付加できるようになりました。
また、データ部に局所記憶節(LOCAL-STORAGE SECTION)を定義できるようになりました。
FETCH文 FIRST/LAST指定サポート (BE/SE/EE)
データベースアクセスでFETCH文に"FIRST"と"LAST"を指定できるようになりました。
NetCOBOL Studioの機能強化 (BE/SE/EE)
NetCOBOL Studioで以下の機能を提供しました。
- COBOLリソースプロジェクトを作成できるようになりました。
これにより、ビルド時に参照する登録集や定義体などのCOBOL資源を1つのプロジェクトにまとめることでき、効率的な管理が行えるようになりました。
- COBOLソリューションプロジェクトを作成できるようになりました。
これにより、複数のプロジェクトをCOBOLソリューションプロジェクトでまとめて管理することができるようになり、プロジェクトに対するオプションの共通設定やビルドなどの一括操作が可能になりました。
- Solaris版NetCOBOL 64ビット商品に対するリモート開発機能が利用できるようになりました。
プロジェクト構成変換コマンドの追加 (BE/SE/EE)
プロジェクトマネージャ(Windows(32bit)版NetCOBOLで提供)用プロジェクトからNetCOBOL Studio用プロジェクトへの移行を支援するプロジェクト構成変換コマンドが追加されました。
これにより、NetCOBOL Studioへの移行性が向上しました。
電子帳票出力機能サポート (BE/SE/EE)
以下の製品と連携して、電子帳票出力ができるようになりました。
- Interstage List Worksと連携して、電子帳票出力ができるようになりました。(BE/SE/EE)
- Interstage List Creator連携によるPDF出力ができるようになりました。(SE/EE)
表示ファイル画面機能サポート (SE/EE)
表示ファイル(DSP)でMeFt画面を利用できるようになりました。
COBOL支援キット(SIMPLIA)でのツール追加 (EE)
- プログラムステップ計測ツール(SIMPLIA/MF-STEPCOUNTER)
プログラム開発ステップを詳細に計測することで、開発量の予定実績管理を確実かつ正確に実施できようになりました。
- 実行網羅率測定ツール(SIMPLIA/TF-EXCOUNTER)
COBOLアプリケーションのテスト状況を客観的に判断したり、テスト漏れが無いかどうかを簡単に把握することができるようになりました。
PowerSORT Serverでの各種データ形式の長さの拡張 (EE)
- レコード集約機能において、バイナリファイルで指定できる各種データ形式の長さを拡張しました。
- レコード再編成機能およびレコード選択機能において、自己規定値で指定できる各種データ形式の長さを拡張しました。
V11.0.0では、上記以外にもさまざまな機能を追加しています。上記以外の追加機能については、リリース情報 (A4・64ページ) (639 KB) を参照してください。リリース情報では、旧バージョンアップからの機能追加、障害修正、およびそれらに伴う互換に関する情報について、説明しています。