Skip to main content

Fujitsu

Japan

FUJITSU Software
Interstage Big Data Parallel Processing Server
機能

販売終了のお知らせ

本製品は、2019年12月2日をもって販売を終了しました。

機能説明

アイコンの説明

[SE] は、Standard Edition で対応している機能であることを示します。

[SE] は、Standard Edition で非対応の機能であることを示します。

Hadoop

Hadoop [SE]

オープンソースソフトウェア「Apache Hadoop」をベースに当社の独自技術を統合しています。「Apache Hadoop」はデータを数台から数千台のサーバに分散配置して並列処理することで、大量のデータに対するバッチ処理を短時間で行うことができます。 当社が関連ソフトウェアとの組み合わせ検証を済ませているため、本製品では安心して「Apache Hadoop」の機能を使用することができます。
本製品は、以下のオープンソースソフトウェアを同梱し、サポートします。

  • Hive/Pig
    Hadoopのアプリケーション開発を支援します。煩雑なMapReduce操作を記述することなく、クエリー言語によりHadoop上のアプリケーションを開発できます。
  • HBase
    分散型データベースを構築します。これによりHadoopと親和性が高い大規模データの入出力機能を提供します。
  • Mahout
    機械学習ライブラリを提供します。レコメンデーションや予測などの分析向けHadoopアプリケーション開発に利用できます。
  • Impala
    Hadoop上のデータに対してインメモリ型の分散処理による高速なSQLアクセスを実現します。SAS等のImpalaに対応しているBI/BA製品と本商品とを組み合わせることで、より高速に大量データを分析するシステムの構築が可能になります。

また、本製品は、以下のオープンソースソフトウェアとの連携をサポートします。

  • Apache Spark
    リアルタイム分析に強みを持つビッグデータ分析ソフトウェアです。Hadoopを補完し、よりインタラクティブな分析ニーズに対応します。

NetCOBOLとの連携 [SE]

NetCOBOLと連携し、Hadoopによる分散並列処理上でCOBOLアプリケーションを動作できます。新たなアプリケーションを開発することなく、バッチ処理などの豊富に蓄積された既存資産を有効活用できます。

Javaアプリ並列実行機能 [SE]

一般の開発手法で作成したJavaアプリケーションを、Hadoopアプリケーションとして呼び出し動作させる機能を提供します。(富士通独自技術)
Hadoopアプリケーションと、Hadoopを利用しない通常のアプリケーションを同じJavaプログラム開発方法に よって開発できます。

高信頼性

マスターサーバ二重化 [SE]

通常のHadoopでは、マスターサーバに障害が発生した場合、システム全体として分析処理を継続することができません。本商品では、標準でマスターサーバを二重化する機能を装備しており、Hadoopの単一障害点であるマスターサーバに万一障害が発生してもフェールオーバーにより分析処理を継続させることができます。
高信頼な運用が必要でないシステムにおいては、マスターサーバ1台構成で運用することもできます。

マスターサーバ二重化の説明図

独自分散ファイルシステムによる外部ストレージ装置の利用 [SE]

独自分散ファイルシステムにより、高い信頼性・運用性のある外部ストレージ装置ETERNUSを利用することができます。

独自分散ファイルシステムによる外部ストレージ装置の利用の説明図

高性能

既存システムとのデータ共用 [SE]

独自分散ファイルシステムは、 Linux標準のファイルアクセスインターフェース(POSIX)に準拠しており、アプリケーションの変更なしにデータ入出力が可能なため、容易かつ、効率的な連携を実現できます。

ファイルシステム高速化 [SE]

独自分散ファイルシステムはHadoop標準の分散ファイルシステム(HDFS)と比較して、I/O性能で約10倍、当社の評価モデルにて全体の処理時間を約1 / 5に短縮しています。

メモリキャッシュによる高速化 [SE]

独自分散ファイルシステムはスレーブサーバ内のメモリキャッシュを効率的に割り当てることができ、処理速度を向上しています。

分散ファイルシステムの圧縮機能 [SE]

ファイルシステム内で自動的にデータの圧縮/伸長を行う圧縮機能を搭載しており、アプリケーションを圧縮処理を意識することなく利用できます。また、圧縮データのまま効率的に分散処理を行うことができます。

高速JavaVM [SE]

富士通が独自にチューニングしたJavaVMを統合しており、Java性能が向上します。

運用性向上

スマートセットアップ [SE]

通常、Hadoopのシステム構築では幾台ものスレーブサーバにそれぞれOS・ソフトウェア導入や初期設定を行う必要があり、多大な時間と経験を要します。
当社のスマートソフトウェアテクノロジーに基づいた「スマートセットアップ」により、短時間で簡単に導入できます。あらかじめ作られたシステムイメージを複数のスレーブサーバへ一括して自動配備し、環境に依存し性能に影響を与えるため、個別に入力が必要なHadoopパラメータについても、富士通の推奨値を自動的に設定します。
このスマートセットアップは仮想環境にも対応しており、仮想マシン上へスレーブサーバを自動配備できます。

スマートセットアップの説明図

仮想環境での動作 [SE]

ハイパーバイザー(VMware、KVM)に対応しました。マスターサーバ、スレーブサーバを仮想マシン上で動作させることができます。また、スマートセットアップを用いることで、仮想マシン上へもスレーブサーバを自動配備・自動設定し、配備後即運用することができます。これにより、最小限の物理マシンのリソースを効率的に使用したスケールアウト構成を実現します。

既存ツールの利用 [SE]

データを格納するストレージシステムとのインターフェースは、Linux標準のため、バックアップや印刷などの既存ツールをそのまま活用できます。

機能一覧表

【凡例】 対応: 対応、非対応: 非対応

機能別 エディション対応一覧表
機能 Standard Edition
Hadoop Hadoop (common / MapReduce / HDFS) 対応
Hive 対応
Pig 対応
HBase 対応
Mahout 対応
Impala 対応
Javaアプリ並列実行機能 対応
NetCOBOLとの連携 対応
Apache Sparkとの連携 対応
高信頼性 マスターサーバ二重化 対応
独自分散ファイルシステムによる外部ストレージ装置の利用 対応
高性能 既存システムとのデータ共用 対応
ファイルシステム高速化 対応
メモリキャッシュによる高速化 対応
高速Java VM 対応
分散ファイルシステムの圧縮機能 対応
運用性向上 スマートセットアップ(導入、増設) 対応
仮想環境での動作 対応
既存ツールの利用(バックアップ等) 対応

製品体系

製品別 機能概要 / 対応OS一覧表
製品名 機能概要 対応OS
Interstage Big Data Parallel Processing Server Standard Edition 「Apache Hadoop」をベースに信頼性・処理性能・導入容易性を向上したエンタープライズ向けビッグデータ活用ソフトウェアです。 Linux(Intel64)

本製品に関するお問い合わせ

Webでのお問い合わせ

入力フォームはこちらから

製品名を入力してください。

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

富士通コンタクトライン(総合窓口)0120-933-200

製品名をお伝えください。

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)