機能説明
端末エミュレーション
他のソフトウェアを追加インストールすることなく、WSMGR for Web Externalだけでエミュレータ機能がすべてご利用になれます。
- F6680/3270ディスプレイエミュレーション
- F6683/3270(GDDM)グラフィックエミュレーション
- DUETファイル転送
- フルJEF(JEF表示、入力)
- 磁気カード、バーコード入力
管理ツール
WSMGR for Web Externalに添付の管理ツールを利用してWebブラウザから各クライアントのエミュレータ管理(ユーザー管理)ができます。 管理者はインストールサーバ、クライアントを問わず、Webブラウザがあれば管理ツールを利用できます。
- リモート管理
Webサーバとの通信はhttpプロトコルを利用します。 - 集中管理
エミュレータ設定、ユーザー設定、リソース、これらすべてをサーバ上に置き、集中管理できます。 - エクスプローラスタイル
ユーザーやグループ、またプロファイル情報などを見やすいツリービューで階層表示し、管理作業をサポートします。 - 接続監視モニタ
ホストに接続中のクライアント情報を接続モニタから参照することができます。管理者はどのクライアントがホストに接続中かを簡単に確認することができます。 - 同期モニタ
サーバグループ内の同期状況が、管理ツールから参照できます。
HTMLベースの操作
HTMLベースのエミュレータ画面でホストの操作を行うことができるモードです。
クライアントへエミュレータモジュールのインストールが不要なため、手軽にホスト業務を利用することができます。
Webスタイル
従来の標準スタイルに加え、WebスタイルではHTMLのフォーム画面のようなデザインで表示します。一般的なWebシステムと同じような画面でホスト画面を操作できます。
入力アシスト
HTMLスクリプトと連携することでエミュレータ画面操作のアシスト機能を利用できます。
入力フィールドにリストボックスを表示したり、前方一致検索による入力補完が可能です。
表示するデータはCSVやRDBと連携ができます。
複数画面を1つの画面に
ページング化された表形式の画面を1つの画面にまとめて表示することができます。
(HTMLによる定義が必要です)
ホスト画面のカスタマイズ
ユーザーHTMLを使用することで既存のホスト画面をWeb画面にカスタマイズすることができます。
画面カスタマイズ支援ツール「スクリプトエディタ」
コーディングレスでメインフレーム画面のカスタマイズを可能とするスクリプトエディタを標準提供しています。Javaスクリプトをコーディングすることなく、画面を見ながらGUI操作で業務画面をカスタマイズすることができます。
【主な提供機能】
- 画面項目の部品化
- ボタン、リスト、カレンダーなど
- ページング画面のテーブル表示
- HTMLページの生成
- PCコンテンツ
- モバイル(タブレット、スマホ)
- 画面の整形
- 複数画面を1画面にまとめる
- 必要な画面項目だけ表示
- 業務ごとにタブで表示
ユーザー操作履歴の記録
情報漏えい対策の一環に利用できるよう、ユーザーが行ったディスプレイエミュレータの入力操作をWebサーバに記録します。クライアントが操作履歴の記録が改ざんすることを防ぐため、ユーザー操作履歴の記録はWebサーバで行われます。
ユーザー操作と業務画面の表示内容も同時に記録します。管理者は、誰が・いつ・どの端末で・どの画面に対して・どのような操作を行ったかをログビューアを使って参照することができます。情報漏えい対策や、誤操作に起因するトラブルの原因追究に利用できます。また、ファイル転送(FIMPORT/FEXPORT)など任意のコマンド入力をリアルタイムに監視したり、利用者で禁止された入力操作が行われた場合に、その場でセッションを強制切断し、イベントログに記録することも可能です。
ディレクトリ認証
Active Directoryなどディレクトリサービスの認証を利用したログオン認証が可能です。これによりWSMGR for Web External独自のパスワード管理が不要になります。
クライアントからログオン要求を受けたWSMGR for Web Externalサーバは、LDAPを使用してディレクトリサービスと通信し、認証を行います。本機能ではLDAP V3.0に準拠したディレクトリ認証処理を行います。LDAPS(LDAP over SSL)での接続も可能です。