FUJITSU Software OASYS
技術情報 注意・トラブル情報
Windows 2000でOAK V8を使用する時の注意事項
Windows 2000システムにおいてOAK V8を使用する時に、下記の現象が確認されています。
発生する現象
Windows 2000システムにおいて、下記の発生条件を満たす場合に、Windows 2000の起動およびシャットダウンが正常に行えなくなります。
[発生条件]
- クリエイティブメディア社のSoundBlaster Live!シリーズのサウンドボードを使用している。
- SoundBlaster Live! シリーズ用 Live!Ware[Windows 2000用]をインストールしている。
- OAK V8を「既定の言語」に設定している。
対処方法
以下のいずれかの対処を行ってください。
[OASYS V8(OAK V8)を新規にインストールする場合の手順]
- OAK V8 修復フロッピィ作成を行います。
- Administrator権限を有するユーザ名で、Windows 2000にログオンします。
- OASYS V8プログラムCD-ROMをセットします。
インストールプログラムが起動します。 - カスタムセットアップを選び、OAK V8を「既定の言語」に設定しないでインストールします。
- インストール完了後、「OAK V8 アップデートパック U004」フロッピィをセットします。
- 「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、下記のように入力します。
A:\UPDATE.EXE - アップデートパックプログラムが開始されます。「再起動しますか」の問いに「はい」と応答して、システムを 再起動します。再起動後のログオン画面では、先程と同じユーザ名でログオンしてください。
- 再起動後、修正ファイルがコピーされます。修正適用の手続きはこれで完了です。 完了しましたら、必要に応じてOAK V8を「既定の言語」に設定します。
[OASYS V8(OAK V8)を既にインストール済の場合の手順]
- OAK V8 修復フロッピィ作成を行います。
- Administrator権限を有するユーザ名で、Windows 2000にログオンします。
- 「OAK V8 アップデートパック U004」フロッピィをセットします。
- 「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、下記のように入力します。
A:\UPDATE.EXE
- アップデートパックプログラムが開始されます。「再起動しますか」の問いに「はい」と応答して、システムを 再起動します。再起動後のログオン画面では、先程と同じユーザ名でログオンしてください。
- 再起動後、修正ファイルがコピーされます修正適用の手続きはこれで完了です。 完了しましたら、必要に応じてOAK V8を「既定の言語」に設定します。
復旧方法
Windows 2000のシステムにおいて、既にこの現象が発生した場合の復旧手順について説明します。
- OAK V8 修復フロッピィ作成を行います。
- Windows 2000のセットアップブートディスクをセットして起動します。
または、CD-ROMドライブからのブートが可能な場合には、Windows 2000のシステム CD-ROMをセットして起動します。なお、CD-ROMドライブからのブートを行うことを 確認する画面が表示される場合があります。その時は、それに応答してください。
(補足1) セットアップブートディスクは、Windows 2000の製品に添付されています。 セットアップブートディスクがない場合には、Windows 2000のシステムCD-ROMのBOOTDISK フォルダ内の、MAKEBOOTを実行することで作成できます。
(補足2) CD-ROMドライブからブートするための環境設定は、BIOSの設定に依存します。 お使いの機器の説明書を参照して設定してください。
- セットアップの画面が表示されたら続行します。
- 「インストール済みの Windows 2000 を修復する」を選択します。
[R]のキーを押します。
- キーボードの種類を選択します。
- キーボードの確認の画面が表示されますので、正しいことを確認して、「Y」を選択します。
[Y]のキーを押します。 - 「回復コンソールを使ってインストール済の Windows 2000 を修復する」を選択します。
[C]のキーを押します。 - 修復するWindows 2000のシステムを選択します。
(例) 「1: C:\Windows」と表示されている場合には、[1]を入力してEnterキーを押します。 - Administratorのパスワードを入力します。
パスワードを入力すると、コマンド入力状態になります。
(例) 「C:\WINDOWS>_」のように表示されます。 - システムフォルダ(\WINDOWS\SYSTEM32)に移動します。
[CD SYSTEM32]と入力してEnterキーを押します。 - 先程作成した「システム起動復旧モジュール」フロッピィに格納されている "OAKCMN80.DLL" をシステムフォルダにコピーます。
[COPY A:\OAKCMN80.DLL]と入力してEnterキーを押します。
すでにOAKCMN80.DLLが存在している場合は、上書きしてください。 - 回復コンソールを終了し、システムを再起動します。
このとき、フロッピィディスクおよびCD-ROMを取り出しておいてください。
[EXIT]と入力してEnterキーを押します。 - Administrator権限を有するユーザ名で、Windows 2000にログオンします。
- 「OAK V8アップデートパック U004」フロッピィをセットします。
- 「スタート」メニューから「ファイル名を指定して実行」を選び、下記のように入力します。
A:\UPDATE.EXE - アップデートパックプログラムが開始されます。「再起動しますか」の問いに「はい」と応答して、システムを 再起動します。再起動後のログオン画面では、先程と同じユーザ名でログオンしてください。
- 再起動後、修正ファイルがコピーされます。修正適用の手続きはこれで完了です。