統合コミュニケーションシステム
Web電話帳ソフト
「FUJITSU Network ContactFind」
コミュニケーションのポータルになるWeb電話帳ソフト「ContactFind」
Unified IP PhoneやPHSと連携したパソコンのブラウザに加え、スマートフォン、タブレット、携帯電話など、様々なデバイスから簡単にご利用いただくことが可能なWebベースの電話帳アプリケーションです。
電話、プレゼンス、インスタントメッセージ、Web会議など多彩なコミュニケーションツールと連携可能なWeb電話帳です。
システム構成例
(注1)Cisco Unified Communications Manager
電話の呼制御機能を提供するとともに、 他のアプリケーションコンポーネントと連携してさまざまなサービスを提供します。
(注2)Active Directory(アクティブディレクトリ)
マイクロソフトによって開発されたディレクトリ・サービス・システムで、Windows 2000 Server から導入された、ユーザーおよびコンピュータ管理を実行するコンポーネント群の総称です。
(注3)LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)とはインターネットやイントラネットなどのTCP / IP上でディレクトリデータベースにアクセスするためのプロトコルです。
(注4)Unified IP Phone用ContactFind(Unified IP Phoneのディスプレイ上に電話帳を表示、操作)を利用するには、運用基盤サーバが別途必須です。
(注5)PHSアクセスユニット
PHS子機を接続するためのゲートウェイ装置です。
(注6)ContactFindクライアントソフト:テキストベースで簡単に素早く検索可能です。
(注7)Unified Link プレゼンスサーバ、Cisco Unified Presenceサーバ、Microsoft Skype for Businessサーバとの連携が可能です。
特長
電話帳からさまざまなコミュニケーションを実現
- 電話帳画面の電話番号をクリックすることで相手に電話発信が可能です。
- プレゼンスを確認し、相手の状態にあわせた最適なコミュニケーション手段を選択できます。
- 通常の接続(クリック TO コール)方法の他に、会社側から発信元(本人)と発信先(通話した相手)の双方を呼び出す二者接続発信が可能です。
二者接続発信では通話料金が会社課金となりますので、公私分計の課金管理が可能です。
- 電話帳画面から、簡単な操作でWeb会議の開催や招待ができます。
スマートデバイスでどこからでも簡単に利用
- スマートフォンやタブレットにContactFindクライアントソフト(注9)をインストールしていただければ、素早く連絡先の検索ができます。
- スマートフォンやタブレットに検索結果を残さず、万が一の場合でもアクセスIDを停止するだけで、安心して利用可能です。
- 内線プラスクライアントソフトAと連携することで、Web電話帳(ContactFind)が保持している連絡先情報を内線プラスから参照・検索ができます。
- 050 plus for Biz との連携および端末固有のSMSと連携が可能です。
- スマートフォンからワンタッチ操作でオフィス内の着信をピックアップすることができます。
- FENICSⅡ ユニバーサルコネクト 携帯ブラウザ接続サービスで提供する「FENICSブラウザ(注10)」を利用することで、どのスマートフォンやタブレットからもWebブラウザでセキュアにWeb電話帳へのアクセスが可能です。
(注9)ContactFindクライアントソフトは、ContactFindのデータ検索をテキストベースで検索する、富士通独自のアプリです。
テキストベースでの検索のため、素早く連絡先の取得が可能です。
(注10)FENICSブラウザとは端末に業務データを残さない、スマートフォン・タブレット端末などのスマートデバイス専用の富士通独自ブラウザです。 本ブラウザの利用により、スマートフォンやタブレットの業務活用を、セキュアかつ便利に利用できます。
なお、FENICSブラウザ環境ではプレゼンス機能は対応できません。
セキュリティ
- 管理者機能とユーザ機能のアプリケーションが分離されており、セキュアーな環境で運用が可能です。
- 一定回数保存されているパスワードと一致しない場合はContactFindクライアントソフトに保存されている設定情報およびキャッシュ情報を 全て削除します。
- 端末紛失時に管理者からContactFindクライアントソフトをロックすることが可能です。
運用の負担軽減を実現
- 管理者によって連絡先情報を一元管理でき、利用者全体で共通の電話帳として利用可能です。
- 管理者機能は全て、Web画面上から操作可能です。
- Active Directory(AD)のデータ(アドレス情報や部門情報など)をWeb電話帳に取り込むことができ、構築やメンテナンス作業の効率化を図ることができます。
- ADと連携することで、ADで管理しているユーザIDとパスワードでWeb電話帳にログインできます。(LDAP認証)
利用イメージ

(注11)本機能はContacFind単体では提供しておりません。プレゼンスおよびインスタントメッセージ機能はそれらを持つサーバおよびアプリケーションとの連携により実現いたします。
画面イメージ
PC画面イメージ

タブレット画面イメージ

スマートフォン画面イメージ

仕様
ContactFind仕様
容量名 |
最大容量 |
共通電話帳(共通アドレスデータ) |
100,000 |
件 / システム |
個人電話帳(マイアドレスデータ) |
500 |
件 / ユーザ(利用者) |
利用者登録数(ログインユーザ)(注12) |
50,000 |
ユーザ / システム |
システムあたりのマイアドレスデータ登録総数 |
5,000,000 |
件 / システム |
マイアドレスグループ数 |
20 |
アドレスグループ / ユーザ |
部門データ登録数 |
10,000 |
部門 / システム |
(注12)ログインユーザ数が4,000を超える場合はDB用のサーバが別途必要となります。
Web電話帳アプリケーションと顧客情報データベースの共存および分離の構成どちらでも対応可能です。お客様のコスト、セキュリティーポリシーに応じて柔軟に対応できます。
「ContactFind」のシステム要件
(1)プラットフォーム
プラットフォーム |
PRIMERGY または Cisco Unified Communications Manager(CUCM) |
OS |
Red Hat Enterprise Linux |
メモリ |
4GB以上(データベース分離時 8GB以上) |
ハードディスク |
80GB以上 |
ネットワークワークインターフェース |
100BASE-TX以上 |
その他 |
CD、DVDが読み込み可能なこと |
(2)クライアント
ソフト |
ContactFindクライアントソフト
|
スマートフォン |
Android |
docomo |
ARROWS NX F-06E |
Android 4.2.x |
ARROWS NX F-01F |
Android 4.2.x |
ARROWS NX F-05F |
Android 4.4.x |
ARROWS NX F-02G |
Android 4.4.x |
ARROWS NX F-04G |
Android 5.0.x |
au |
ARROWS Z ISW13F |
Android 4.0.x |
ARROWS ef FJL21 |
Android 4.0.x |
ARROWS Z FJL22 |
Android 4.2.x |
iOS |
docomo |
iPhone 5S |
iOS 7.x/8.x/9.x |
au |
iPhone 5C |
iOS 7.x/8.x/9.x |
SoftBank |
iPhone 6 |
iOS 8.x/9.x |
iPhone 6 Plus |
iOS 8.x/9.x |
iPhone 6S |
iOS 9.x |
iPhone 6S Plus |
iOS 9.x |
iPhone SE |
iOS 9.x |
※ 上記対象機種は一部になります。他対象機種は、統合コミュニケーションシステムに関するお問い合わせまでお問い合わせください。
カタログ
Web電話帳ソフトウェア ContactFind カタログ (1.05 MB /A4, 2 pages)
統合コミュニケーションシステムに関するお問い合わせ


当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。


受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)