富士通の仮想化はここがすごい!
見える化と自動化がすごいらしい
インフラ管理の負荷増大を見える化と自動化で解決する
FUJITSU Software Infrastructure Manager(ISM)
更新日:2018年8月7日
掲載日:2017年6月9日
仮想化の進展によるリソースの増大と複雑化に伴うインフラ管理者の負荷を削減するために、インフラ全体の視認性と操作性に優れた一元管理可能なツールが必要とされています。
仮想化で増大するインフラ管理の負荷
システムの集約や仮想化の進展に伴って、管理すべきインフラの多種多様化、従来にはなかった管理業務の発生により、インフラ運用管理者の負荷が増大しています。 迅速な業務環境の構築や業務負荷に対応したリソース割り当てなど、仮想リソースを意識した管理業務の発生とともに、仮想化が困難なシステムについては物理インフラを並行して管理しなくてはなりません。また、サーバだけでなくストレージやネットワーク機器、さらには空調や電源/UPSなどファシリティ管理までインフラ運用管理者の役割が大幅に拡大し、大きな負担となっています。 こうした管理負荷を軽減するためには、システム全体の広い視認性や自動化を伴った高い操作性など、誰もが運用管理できる仕組みが要求されます。
FUJITSU Software Infrastructure Managerによるグラフィカルで直観的な一元管理
富士通では、インフラ管理の負荷軽減に向けて、統合管理ツールのFUJITSU Software Infrastrure Manager(以下、ISM)を提供しています。ISMはエラーステータスや温度・電力などの稼働状況を3Dのラックイメージで監視可能です。さらにはラック搭載イメージで表示されている機器をクリックすることで、個別の詳細情報を確認することができます。
また、物理サーバと仮想サーバの関係性を表示できるため、前記稼働状況と合わせ、インフラ環境全体を俯瞰し、直観的に管理することが可能です。
こうした統合管理のしやすさから、ISMはIT部門ばかりでなく、TCO削減を期待する企業のマネージメント部門からも高い評価を得ています。
ISMではサーバ構築用プロファイルの作成により、ノードの追加も自動化されるため、サーバ増設にかかる工数を大幅に削減できます。また、ファームウェアのバージョン確認や最新ファームウェア適用も簡易な手順で実施でき、運用管理の経験がなくてもサーバメンテナンスが可能となります。
ISMは複数のデータセンターの一括管理が可能であるため、代表的な例を挙げると、流通業や文教など多数の拠点にリソースが分散しているシステムで、各拠点に管理者を配置することが難しいケースでも一元管理が可能です。また、他社製PCサーバも標準インターフェースであるIPMIを介して管理下に置くことができます。
5月18日・19日に東京国際フォーラムで開催された「富士通フォーラム 2017」でも、“ハイブリッドITのサーバ/ストレージ/ネットワーク管理”展示ブースで、それらの多様なリソースをビジュアルかつ一元的に管理するソフトウェアとしてISMが紹介され、その優れた管理性が来場者の注目を集めていました。
(左)小石川 剛 氏 (右)マネージャー 岩井 雄樹 氏
ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)のさらなる利便性を実現
SDS技術により、x86サーバにストレージ機能を統合したハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)製品の垂直統合型仮想化基盤 PRIMEFLEX HCIには、HCI専用ツールとしてカスタマイズされたISMが搭載されています。
PRIMEFLEX HCIは設計済み・セットアップ済みで導入できるため、導入前の設計作業を大幅に削減するほか、仮想化固有の柔軟性と、前段でご紹介したISMによる運用の簡易化と組み合わせることで、よりシンプルなインフラ環境と運用が実現できます。特に人の異動や増減に伴うクライアント数の対応が必要なVDI基盤においては管理工数の削減で導入効果の高まる代表的なケースです。
業務やプロジェクトが軌道に乗った場合に必要となるインフラ拡張も、PRIMEFLEX HCIなら、複数台のサーバをまとめてクラスタとして扱うことが可能なため、サーバ増設を行う場合にも管理画面から増設リソースを指定するだけで簡単に拡張が可能です。
ISMはVMware vCenterへプラグイン提供しているため、VMware vSphere Web Clientからの一元管理が可能となります。個々の管理画面を立ち上げる必要なく、使い慣れた操作環境でシンプルな運用を実現できます。
富士通は直観的な視認性・操作性および既存運用との親和性でインフラの運用変革を支えていきます。
関連情報
- FUJITSU Software Infrastrure Manager
- FUJITSU Server PRIMERGY
- 垂直統合型 仮想化基盤:ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)
- Brocade ファイバチャネルスイッチ
- FUJITSU Storage ETERNUS AF series オールフラッシュアレイ
- FUJITSU Storage ETERNUS DA700 データアーカイバー
- FUJITSU Storage ETERNUS NR1000A series オールフラッシュ
- FUJITSU Server PRIMEQUEST 2000シリーズ
- 【富士通フォーラム 2017】増大する企業データの効率的な処理を、データ種別で最適解に導くストレージ製品群
連載一覧
関連する記事
Contact
富士通の仮想化への取り組みに関するお問い合わせ
Webでのお問い合わせ
当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。
お電話でのお問い合わせ
富士通コンタクトライン(総合窓口)
受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)