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仮想化スペシャリストBlog
土村忠生の「仮想化の風に言の葉をよせて」
第12回 富士通のHCI「FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX for VMware vSAN」に刮目せよ!

[ 2018年8月3日掲載 ]

前回のブログで、次回はVMworldの情報をと書きましたが、8月にHCIのエンハンスを行うということで、急遽書けることになりました。最近の異常な暑さに気力が萎えそうになりますが、その暑さを吹き飛ばすPRIMEFLEX for VMware vSANの熱いエンハンス内容についてご紹介します。
ほんとうは、開発元と語り合ったエキサイティングな将来のロードマップを書きたいのですが、大人の事情により今回のエンハンス内容に留めさせていただきます。

HCIが採用される理由

みなさんは、HCIの特長をどのように把握されていらっしゃいますか?
私がお客様から伺った中では、おおよそ以下の3点が、HCIを採用された理由でした。

  1. ハードウェアリソース増設の簡略化(迅速に使える)
    3. ハードウェア故障時の業務影響範囲の局所化(システム全体から、該当ノード※1のみへ堅牢に使える) の概要図
  2. サーバおよび、ストレージハードウェアの一体化によるコスト削減(低コストに使える)
    これにはハード・保守費、運用の効率化による作業工数削減を含みます
    2. サーバおよび、ストレージハードウェアの一体化によるコスト削減(低コストに使える) の概要図
  3. ハードウェア故障時の業務影響範囲の局所化(システム全体から、該当ノード注1のみへ堅牢に使える)
    (注1) HCIでは、サーバ台数を数える時に、ノードと呼んでいます(1台=1ノード)
    1. ハードウェアリソース増設の簡略化(迅速に使える) の概要図

この採用の理由はうなずかれる方も多いと思います。
では、PRIMEFLEX for VMware vSANの特長は何でしょうか?

へ?と固まった方は、是非この機会にPRIMEFLEXを知ってください。

PRIMEFLEX for VMware vSANの特長とは

富士通のHCI 「PRIMEFLEX for VMware vSAN」は、Software Defined Storageに、世界で一番使われているVMware vSANを採用しています。2006年からVMwareのOEMを始め、米国ヴイエムウェアの開発環境に基幹IAサーバPRIMEQUESTを提供し、幾多ものVMwareの新機能開発に寄与し、お客様のVMware環境をサポートしてきたノウハウを持って、HCIを構成するVMware Software Stackを提供していることも、もちろん大きな特長です。
VMware環境を知り尽くしている富士通だからこそ、VMware性能ベンチマーク「VMmark」で、長年No.1 性能を獲得し続けている、VMware環境に最適かつ高性能なFUJITSU Server PRIMERGYをHCIのハードウェアとして採用していることも大きな特長です。
でも一番知っていただきたい特長は、ハードウェアインフラの運用管理・監視に、富士通のサーバPRIMERGYで長年培ってきたノウハウを結集した、FUJITSU Software Infrastructure Managerを採用し、vSAN環境の運用がやりやすくできるようにfor PRIMEFLEXとして手を入れていることなのです。

Infrastructure Manager for PRIMEFLEXは、富士通のHCI PRIMEFLEX for VMware vSANのハードウェア環境のライフサイクルを管理するソフトウェアです。
しかし、管理できるハードウェアは、HCIだけではないのです。先ほども述べたように、富士通は2006年のOEM開始からすでに多くのお客様にVMwareを導入いただいています。既存の環境は、サーバとストレージで利用いただいているシステムが数多くあります。そこにHCIを導入いただいて、世の中の多くのHCI製品のように、HCIだけを管理対象とすると、HCIのサイロができてしまい、管理がわかれてしまうことになります。我々のHCIの設計思想は、既存のVMware環境との融和です。HCIを入れれば運用管理が楽になると言いながら、既存システムを切り離し、独立したシステムとしてHCIを導入せざるを得ないものではなく、既存のシステムのハードウェアも除外せずに一元管理できるシステムをご提供することこそ、我々が目指してきたHCIの理想形なのです。それを実現する管理ソフトウェアこそが、Infrastructure Managerなのです。

Infrastructure Managerの管理範囲例の図

今回のPRIMEFLEXエンハンスでリニューアルされたこともあり、以前は“ServerView Infrastructure Manager”と呼称していましたが、ServerViewを外すことになりました。管理する対象はサーバだけではなく、見るだけのツールでもなくなっている背景も名称変更へ踏み切った理由なのです。
では、実際何がどこまでできるのか。

PRIMEFLEX for VMware vSANの管理ツール「Infrastructure Manager」とは

Infrastructure Managerは、この図のように大きくわけると5つの機能を保有しています。

Infrastructure Managerの機能概要の図

大きな特長のひとつとして、「視認性の良さ」があります。HCIを構成するサーバ、スイッチだけではなく、HCI以外のシステムのハードウェアも統合管理することができます。

IT機器の管理画面(Rack Viewと3D View)の図

見える範囲が広いのですね。もう少し焦点を絞っていくと、下図のように、物理的なネットワークの結線まで確認できるのです。もちろんHCIの管理外のスイッチも見えます。

サーバ・ネットワークの結線図

今回のエンハンスでは、この管理対象の機器にストレージ装置が加わりました。もちろんサーバ・ネットワーク間の接続情報でもFC/FCoE/iSCSI/NFSなどのストレージネットワークの結線情報も見ることができるようになっています。

ストレージネットワーク図

VMwareのvMotion機能は、共有ストレージではないサーバにもvMotionできるようになっています。HCIのvSANから別のVMware環境のストレージへ仮想マシンが移動したとしても、この仮想マシンがどのストレージで動いているかが一目瞭然になるのですね。HCI以外の管理もできるInfrastructure Manager for PRIMEFLEXならではの特長と言えます。
さらにこのネットワークは、パケット分析もできるようになっています。ネットワークトラフィックの状況やパケットロスなどをチェックできるのです。

ポートトラフィックの図

仮想マシンのパケットロス確認の図

もちろん、監視履歴の確認機能も充実しています。それが、監視グラフの比較機能です。

監視履歴グラフの比較機能の図

この機能を使うと、先週と今週とで、どうCPUの使用率が変化したかとか、DISKの使用量の変化も一目瞭然になりますし、HCIならではとしてvSANクラスタ内のAノードとBノードとで比較してみるというような使い方もできるのです。便利そうだと思いませんか?
より実践的に運用に活用できる機能がある。それがPRIMEFLEX for VMware vSANの管理ツール「Infrastructure Manager」の神髄なのです。
ここだけの話ですが、将来は原因分析までできるようになる予定です。サポート契約いただいているお客様は無償でアップデートできますので、楽しみにお待ちください。
最後に、もう一つだけ。ハードウェアの管理に欠かせないファームウェアの管理機能をご紹介します。

ハードウェアの管理に欠かせないファームウェアの管理機能

ほとんどのHCIでは、このファームウェアの管理機能を持っていますが、それはHCIとしてのシステムに閉じた範囲になっていませんか?
富士通のHCIは、冒頭でも書いた通り、HCI以外のシステムのハードウェア管理ができることが特長なので、期待に違わず、ネットワークスイッチや、サーバの中にあるPCカードスロットのオプションハードウェアのファームウェアも管理対象なのです。今回のエンハンスではさらにストレージのファームウェアの管理にまで広げました。

ファームウェア管理画面の図

様々なハードウェアのファームウェアを一元管理するメリットは、
「同じ画面から、同じ手順でアップデートができる」ことです。
ハードウェアによってアップデートの作法が異なり、ある意味属人化する運用作業が、
富士通のPRIMEFLEX for VMware vSANの管理ツール「Infrastructure Manager」を使うと、
HCIではないシステムのハードウェアも含めて、誰でも簡単かつ確実にファームウェアのアップデートができるようになるのです。

PRIMEFLEX for VMware vSANの特長と主要なエンハンス内容についてのご紹介は以上です。
PRIMEFLEXにご興味を持たれ、弊社営業にご用命いただければ幸いです。

FUJITSU Integrated System PRIMEFLEX ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI) Hyper Converged Infrastructure

次回はVMworld USの情報です。富士通もVMworldのスポンサーとして、展示を行います。
今回の展示の目玉は、Hybrid ITです。富士通のVMware基盤のクラウドサービスで利用されるVMware Cloud Foundation、そして、オンプレミスとクラウドとを橋渡しするVMware Hybrid Cloud Extension(HCX)への取り組みについて、展示ブースでご紹介いたします。VMworld USに参加される方は、是非富士通ブースへお立ち寄りください。
お待ちしております。


システムプラットフォーム技術本部
土村 忠生

著者紹介

企画のプロの視点と仮想化の知見で、毎月情報発信します。

  • シニアプロダクトプランナー(仮想化ソリューション企画のプロフェッショナル)
  • 10年以上VMware技術支援に従事しVMware Loveな日々を過ごす
  • 米国ヴイエムウェアより6年連続 VMware vEXPERT AWARDを個人受賞
PROFESSIONAL PRODUCT ENGINEER
vmware vEXPERT ロゴ

本文中に記載の肩書きや数値、固有名詞等は掲載日現在のものであり、このページの閲覧時には変更されている可能性があることをご了承ください。

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