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仮想化スペシャリストBlog
土村忠生の「仮想化の風に言の葉をよせて」
第5回 若い世代が慣習を壊し新たな文化を創るところにビジネスあり

土村忠生の「仮想化の風に言の葉をよせて」 第5回 若い世代が慣習を壊し新たな文化を創るところにビジネスあり

ポケモンGoで歩いていらっしゃる方が多いようです。レアなポケモンがいるとツイートされた公園には、深夜でも多くの人がいるとかいないとか。中には遠方から車で遠征される方々もいらっしゃるそうですね。
キャラクターの力と世界観が、するりと人の心を騒がせて、こんなにも多くの人を動かす。仮想の世界(サイバー空間)とリアルの世界(この世)とが融合した仮想現実型デジタルコンテンツが切り開く未来が楽しくなってきます。暑さも厳しさを増しますので、こまめな水分補給を行って熱中症に気をつけてください。

今回は2回分を同時に掲載しています。第6回も合わせてご覧ください。

[ 2016年8月10日掲載 ]

物の買い方が変わりつつある

Botという言葉を知っていますか?

「人の代わりに何かをしてくれるプログラム」のことを言います。その中でも対話型の“Chat bot”と呼ばれているものが注目を集めています。

先日、VentureClef, LLC新規ウィンドウが開きます代表の宮本さんに、シリコンバレー最先端技術動向を伺う機会がありました。シリコンバレーではこのChat Botと会話しながら物を買うという文化が育ち、生活の基盤が作られつつあるそうです。Botが注目されている理由は、“人工知能(AI)”、特に自然言語処理と結びつき、音声やテキストインタフェースを使った、利用者と対話型のChat Botサービスが実用レベルで提供できるようになったからなのです。

そのBotが10億人を超えるアクティブユーザがいるFacebook Messengerという基盤で動き、若い世代がそれを利用する。その基盤にはBank of Americaのような大手銀行から、ピザの宅配、ランチ予約のお店、花屋、チケットショップなど2万近い多岐にわたるお店(Bot)が軒を連ねています。“メッセンジャー”という人と人との会話ツールが、Bot + AIの力で、人とAIの会話による生活の基盤が築かれ、ビジネス基盤へと発展しているのです。

ここで、物の買い方の変遷を見てみます。

リアル世界のお店に足を運んで店員と会話しながら物を選び買う → カタログやTVで選んだ商品を電話やハガキで注文する通販 → インターネットで選んだ物をマウスクリックで注文するeコマースサイト → インターネット上の仮想店員(Bot)と会話しながら物を選び買う

このように、物の買い方は、人との会話によって決める時代が、カタログ等から一人で決める時代を経て再び会話へと戻ってきています。(厳密には人ならざるものとの会話ですが。)さらに購入手段はeコマース基盤からメッセンジャーアプリケーション基盤へと変わりつつあります。日本でもアジアでも若い世代を中心にFacebook MessengerやLINEなどのメッセンジャーアプリケーションを日々使う文化は育っています。地殻変動は若い世代から始まり、いつの間にかそれが当たり前になってしまう。若い世代が動き文化が創られるところにビジネスも創られていくのですね。

BotがITインフラ運用をも変える?

ITインフラ基盤も世代交代するように、運用される方々へも世代交代の波が訪れます。堅牢かつ安定動作を至上とするトラディショナルシステム管理に精通された方々のスキルを、如何に後世に伝えるかあるいは、前回お伝えしたSoftware Definedの技術を駆使したハイパーコンバージドインフラストラクチャーを導入して、ハードウェアに依存したスキルを不要とする運用の隠蔽(自動化)によって穴埋めし、新人への投資をデジタルビジネスに振り向けるのか、これから選択されることになります。このあたりのお話は、11月のVMware vForum新規ウィンドウが開きますでお伝えできればと思います。

ここでは、先程お話ししたBot + AIをITインフラ運用に使ったら面白そうだというお話をします。今は各ベンダの専用管理画面を見ながら運用をするというスタイルですが、これを新人さんが使い慣れているメッセンジャーアプリケーションから、インフラ監視Botに「調子はどう?」と聞けば「いい感じです」とか「ちょっとCPU資源が不足していますね」と答えてくれるようになります。「何か対策を取る必要ある?」とbotと対話を繰り返すことで、気になる箇所を特定していき、改善へと導いていけます。「富士通のSEに連絡しておいて」と頼めば、問題のレポートと関連情報一式を自動送信してくれる。まさに自社のシステムを知り尽くした海千山千のベテランSEが、24時間365日側にいてくれる、そんな対話型インタフェースによる運用監視の世界が見えてきます。新人が育つまで待つ必要もなく、システム入れ替えで慣れない画面を読み解く必要もなく、聞けばすぐにAIが答えてくれる世界が実現できるのですね。これなら、監視ツールを使いこなすための教育にコストをかける必要もなくなります。

私が作るなら、ポケモンGoにあやかって、Botのキャラクター力で差異化したいですね。「マジで超ヤバイんだけど」と話す渋谷系?キャラクターBotや「大変順調でございます」と腰の低い執事タイプのBot、監視端末カメラの映像をリアルタイムに解析して周りに人がいるかどうかで言葉を変えるツンデレ系Botなど、Botのキャラクター属性のバリエーションで売り込みたいところです。 監視システムの中身は従来通りカッチリしっかりしていますが、人とのインタフェースを変えるだけで、このようにガラリと印象を変えることができます。私が入社した富士通ソフトウェア生産技術研究所では、ソフトウェアの生産性を上げるために、4GLと呼ばれていた第4世代言語の開発を行っていたり、SQLを知らなくてもデータベース操作が出来るUIを開発したりしていました。今また、運用の生産性を上げる仕組みに巡り合うのも運命を感じます。

ITインフラ運用はこう変わる

ITインフラ運用監視の世界は、サイバー空間の人工知能Botと誰もが理解できる日常会話で運用する時代へと若い世代の力を借りて文化が変わってくるのではないかと想像しています。私は、その文化を創る担い手になりたいのです。

専門家がコマンドを駆使して運用 → オペレータが専用マニュアル通りにGUIを操作して運用+専門家補助 → 誰でも仮想上の自システムのインフラ専門家と対話しながら運用

富士通のITインフラ管理ツールFUJITSU Software ServerView Infrastructure Manager新規ウィンドウが開きますはREST APIをサポートしますので、これを駆使したBot+自然言語処理AIサービスと組み合わせて、メッセンジャーアプリと連携すれば、さほど難しくなくこのような運用監視インタフェースが実装できそうです。残念ながら私のプログラミングスキルは、15年前のC++を使ったWindowsアプリ開発とJava1.0時代のApplet開発のまま塩漬け状態で、クラウドネイティブには免疫がありません。VMware vForum新規ウィンドウが開きますでデモが出来たら最高なのだけれど。

x86サーバもハイパーコンバージドインフラストラクチャーにしても、各社コモディティ化された技術がベースにあるので、コンセプトもラインナップも五十歩百歩でしかない世界です。だって、ちょっとした違いを捉えて汲々とした説明をするよりも、「うちのHCIはツンデレなんです!」と言いたいではないですか。

誰か一緒に作りませんか?


プラットフォーム技術本部 土村 忠生

著者紹介

企画のプロの視点と仮想化の知見で、毎月情報発信します。

  • シニアプロダクトプランナー(仮想化ソリューション企画のプロフェッショナル)
  • 10年以上VMware技術支援に従事しVMware Loveな日々を過ごす
  • 米国ヴイエムウェアより6年連続 VMware vEXPERT AWARDを個人受賞
PROFESSIONAL PRODUCT ENGINEER
vmware vEXPERT 2017 ロゴ

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